最近、ここ名古屋地区でも泥棒や空き巣被害に遭ったというお宅が増えてきています。
比較的、輸入住宅は被害に遭いにくいという話もありますが、デザイン的に目立つ存在のおうちは空き巣のターゲットになる可能性が少なくないと言えるでしょう。
最も気を付けたいのは、人の目からブラインドになる場所にあるドアや窓。そういうところは、時間を気にせず犯行を進めることが可能だからです。また、そういう場所でなくても、夜間に人が出歩かない地区で道路沿いが暗くなる玄関先も心配です。特に旅行などで誰もいない時には気になりますね。
そんな玄関の輸入ドアの防犯に有効なのが、デッドロックのロック・バーを目隠しするガード・プレート。これを装着していることで、相当の犯罪抑止になるはずです。また、もう1つ鍵を加えて、ダブル・ロックにすることも大切です。
次に有効なのは、鍵をピッキング対策になる防犯強化型シリンダーに交換しておくことです。写真の左側のものが、その防犯強化型シリンダー。
右側が北米タイプの輸入住宅でよく使われるクイックセット(Kwikset)社のデッドボルト用純正シリンダーですが、鍵穴の形状の違いや鍵穴の周囲の本体の露出部分(金色のカバーがない部分)が少ない点がお分かり頂けると思います。
実は、クイックセットの純正シリンダーでも相当防犯性が高い方ではあるんですが、それを更に改良・強化したのが左の新しいロック・シリンダーなんですね。鍵穴が小さくて四角いのは、鍵を解除しにくいディンプルキーになっている証です。価格は少し高いですが、安全・安心には代えられません。
鍵が古くなって、最近調子が悪いというおうちやご自宅の周囲の治安が段々悪くなってきた気がするという方は、この機会に防犯強化型のシリンダーに交換してみては如何でしょうか。勿論、輸入住宅を新築する際にも予め装着しておければ、更に安心・安全なことは間違いありません。
上記以上にもっと防犯を強化したいという方には更なる提案が可能ですから、その際はご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
<関連記事>: 輸入玄関ドアの安全対策 (2012年2月4日)
※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。