つい最近まで菊竹産業というメーカーで製造・販売されていた樹脂サッシ Chouette(シュエット)。
カナダの技術を導入して作られていた断熱性の高い窓でしたが、今年生産から撤退してしまいました。
そんな中、九州のお客様から上げ下げ窓(シングルハング?)のバランサーが壊れたので交換したいのだけれど、ホームメイドで部品の調達等の協力をしてもらいたいという相談を頂きました。
OEMで国内で製造されていた樹脂サッシと言えば、他にもIMSカナダのボレアル・ウィンドウといった製品もありましたが、こちらも数年前に撤退してしまいました。
輸入住宅ブームが去ったことや住宅需要自体が下がったことによる売り上げの減少、防火地域未対応による販売機会の喪失などが重なって、品質のいいサッシが消えていってしまうことは、本当に寂しい限りです。
ただ、既に住宅に施工されたサッシの修理・メンテナンスをどうするかといった問題では、お客様からしてみれば難民になった気分にさせられることかも知れません。
こうした皆さんを救うべく、私たちに出来ることは限られているかも知れませんが、輸入住宅のメンテナンスに関する知識や調達ルートを生かして、寄り添っていきたいと思います。
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