先日、山梨県在住のアメリカ人の方から、家を計画しているのだけれどお願いしている輸入住宅メーカーでは、輸入家電の注文を受け付けてもらえないので、ホームメイドで調達出来ないかという問い合わせを頂きました。
何でもフリースタンディング・タイプ(一体据え置き型)の電気式オーブンレンジとキャビネット組み込み型の電子レンジが欲しいらしい。
どちらも数百~1,000ドル程度の値段から購入出来るものなんですが、重量物である上に大きさも結構なものになりますから、メーカー~現地代理店~出荷港~入荷港~現場という経路でそれぞれ運賃(送料)が発生します。
また、現地の手数料や梱包料、通関費、関税、消費税といった諸掛りも必要です。そういった意味で、現地価格よりもそういう費用の方が大きいと言えますから、その点の理解がなくては調達が出来ません。
あと、名古屋を含めた西日本では問題ないのですが、電気の周波数が山梨(東日本)では50Hzなので、北米の周波数とは異なります。日本の家電だと、両方の周波数に対応するものが多いのですが、アメリカやカナダのものはそうではありません。
その点についてお客様に英語で確認した処、知り合いのアメリカ人の大工さんは、時計が狂うくらいで問題なく使えると言っているから大丈夫という返事がありました。
いや~、ほんとに大丈夫なんだろうか?と思いつつも、取り敢えず見積をお出しするようにしました。それにしても、欧米の人たちは大雑把というか、大胆というか、チャレンジャーですねぇ(笑)まあ、それだけ北米の家電は魅力的ということでしょうね。
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