弧を描きながら横に開いていく輸入のケースメント・サッシ(ケースマスター)。日本では、縦すべり出し窓と呼ばれています。
こうした輸入ケースメント窓では、窓枠の横に付いているロックレバーを下げることで、鍵が掛かるのが一般的です。
通常は、ロックレバー1ヶ所に対して1つのロック・ポイントで鍵が掛かるという仕組みですが、写真のものはマルチ・ポイント・ロック・システムと言って、ロックレバー1ヶ所に対して複数(2~3)のロック・ポイントで鍵が掛かるという仕組みになっています。
こうした複数箇所のロックは、窓の気密性・防水性を高めるばかりか、建具(サッシュ)を均一に引き込んで閉じることから、開閉によるサッシの歪みなどの緩和や防犯性能のアップに寄与するように思います。
どの輸入サッシでも採用されているシステムという訳ではありませんが、皆さんがお住まいの輸入住宅に使われているサッシが、少しグレードの高いシリーズだったりするとマルチ・ポイント・ロックが付いているかも知れませんよ。
こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
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