Andersen社製の古い輸入木製サッシのメンテナンスについてお問い合わせ頂きました。
30年も前に建てられた輸入住宅ですが、窓に関しては殆ど手入れをしてこなかったみたいです。
その為、ナローライン・シリーズのダブルハングのバランサーに付いている吊り糸が殆ど切れてしまっているようですし、ケースメントと呼ばれる滑り出し式の窓についても、クランク・ハンドルが折れてしまったり、オペレーション・ギアに欠けがあったりしています。
上げ下げ窓のバランサーについては、10年程度で吊り糸が切れるのが普通ですから、そのタイミングを見計らって定期的に全てのバランサーを交換することが必要です。
ケースメントについては、可動部に潤滑油を注すことで、ある程度長持ちさせることが出来ますが、比較的大きな窓になるとその重量負荷が大きくなりますから、無理に開閉しようとすると鋳物のオペレーター・ハンドルが折れてしまったり、ギアの歯車が噛み合わなくなったりしてきますから、要注意。
アンダーセンの木製サッシは、形状も繊細で美しいですが、修理については結構要領が必要で大変です。
輸入サッシのメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。
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