ガレージ・オープナーのギアは、消耗する

ガレージ・オープナーのギアは、消耗する

先日、あるお客様からガレージ・ドアの電動モーターの部品が破損したので交換したいという相談を頂いた。

写真が不具合のあるギアの部品なんだが、樹脂製のギアの山が摩耗してしまっている。

このガレージ・モーターの会社はリフトマスター(LiftMaster)というメーカーだが、北米でも日本でもメジャーな製品です。

でも、ここの部品はプラスチック製ということもあって、結構交換が必要になることが多いようです。まあ、金属製にしたところで、ギアというものは何れ摩耗するのが必然ですが・・・。実際に何年も前に、古いお客様からギア等の交換をお願いされたことがありました。

恐らくこのトラブルの原因は、経年劣化だけでなくモーターに必要以上の負担が掛かった為ではないかと思います。トーション・スプリング(ドアを吊り上げる為の強力なバネ)が弱くなったことによる引き上げ力の低下や引き上げワイヤーの伸び、ガレージドアの左右バランスの不均衡、ドアのガイド・レールの歪みなどを定期的に点検・調整することでトラブルを少なくすることが可能なんですが、お客様は殆ど無関心というのが実情です。

電動オープナーは、新しいタイプに切り替わるのが比較的早い製品のように思いますから、古い製品に不具合が発生しても部品だけの交換が難しく、モーター全体を交換する必要があるかも知れません。

でも、オープナーの施工時期やメーカー名、品番等の詳しい情報を予め収集しておくと、代替の部品をアメリカで探せる可能性は大きくなります。ガレージ・シャッターを含めて、機械ものは必ず点検・修理が必要となります。その時に備えて、住宅メーカーとの連携や情報共有をしておくことは、大切な家づくりだと思います。

輸入住宅をご計画の方やガレージ等のメンテナンスをご希望の方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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