サッシ・メーカーは不明ですが、輸入サッシの網戸を固定する為のプラスチック部品。
蝶々のように羽根を広げたようなデザインなので、こんな名前が付けられているのですが、「Screen Retainer Clip」が正しい名称です。
今回とあるお客様から相談を頂きこの部品を探したのですが、実のところこの部品を見るのは初めてでした。いや~、ほんと輸入資材のバリエーションの多さは、すごいですねぇ。だって、バタフライ・クリップだって、いくつも種類がありますから。
10年以上前に施工された輸入サッシのこんな小さな部品ですが、今でも部品メーカーで取扱いをされているというのも輸入資材ならではという気がします。
こうして部品の調達をお手伝いしている訳ですが、実際にこの部品がどこにどうやって付けられているのか見てみたいです。因みに、部品メーカーの英語サイトには、引き違い窓の下枠に装着して網戸をしっかりと固定するのに使うとあります。
輸入住宅や輸入資材についての知識や経験は、日本でも指折りだと自負していますが、そんな私でも知らないものがあるのですから、素人のお客様が自分でパーツを見つけることは、至難の業でしょうね。
そういった意味で、私たちのような輸入住宅バカがいないと、美しい輸入住宅は絶滅してしまうと言っても過言ではありません。
国産でも輸入でも人間の作るものは、将来必ず悪くなるものです。輸入住宅のメンテナンスや修理でお困りの方は、お問い合わせ下さい。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。
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<新しいバタフライ・クリップをお送りしたお客様から頂いたメール>
有限会社ホームメイド 代表取締役 村瀬 雄三 様
お世話になります。昨日、商品をいただきました。形状、寸法とも全く同じもので安心しました。サッシのリフォームも検討しておりましたが、これから当分の間は安心して暮らすことができます。
色々とお手数をおかけいたしましたが、誠実にご対応くださり、感謝いたします。ありがとうございました。 2015年8月20日
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<関連記事>: 輸入住宅メンテナンス用部品が入荷 (2015年8月19日)
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