先日、とある建築会社さんからピーチツリー社製の勝手口用ベント・ドアが破損したので部品が手に入らないかという問い合わせを頂いた。
ピーチツリー社と言えば、スチール・ドアやファイバーグラス製の外部用ドアで有名だった北米のメーカーだが、今はなくなってしまったようです。
特に、輸入住宅ビルダーが多く施工したのが、勝手口用のベント・ドア(換気窓付きのドア)。ドアにシングルハングの窓が取り付けられていて、左右のスライド・ロックを動かすとサッシの開閉が可能となる。
キッチンや洗面などで温度や湿度が高くなった時、こうした窓を開けられると便利なんですよね。ただ、このスライド・ロックはプラスチックで出来ているものですから、長年使っていると経年劣化で破損することも多いようです。
取り敢えず、アメリカの部品メーカーに問い合わせをしているのですが、この部品だけの調達は難しそうで、ドアに付いているサッシごと交換することになりそうです。
費用は部品代より高くなりますが、ちゃんと交換出来るものが調達出来るということは、素晴らしいことではないでしょうか。国産のものでしたら、10年経った資材は既に在庫もないのが普通だと思います。
輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。
<関連記事>: ピーチツリー社製勝手口ドアの不具合 (2015年8月30日)
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