柔軟性がいつまでも持続する塗り壁材として記事に書いたこともある輸入外装材 スタッコフレックス。
塗った厚さ分だけ割れに追従する材料ということなので、5mmの厚さでスタッコフレックスを塗れば、外壁の下地にクラックが入っても5mmまでなら表面のスタッコフレックスには割れが起きない。
でも、それ以上下地が動いたりすれば割れるのだから、過信は禁物。人間が造るものに絶対はありません。
さて、今回紹介するのは、新しいスタッコフレックス、「リニュー」(間もなく名称が、「Stuc-O-Flex Innocence(イノセンス)」に変わります)。
こちらは塗り壁材というより、塗料と言った方がいいかも知れません。通常のスタッコフレックスのような厚さはなく、外壁材の表面に薄く塗る感じです。
写真は、プラスチックで出来たハニカム構造の板材にリニューを塗ったものを折り曲げた様子です。何度も折り曲げましたので下地のプラスチックの線が見えますが、表面のリニューには全く異常は見られません。
勿論、逆の谷方向に曲げたり、線とは90度異なる方向に曲げたりもしてみましたよ。塗装された既存の外壁サイディングの上に塗ることも可能だそうですから、塗り替えなどのリフォームには持ってこいかも知れません。
通常の塗料であれば10年で塗り直しが必要ですが、それ以上の耐久性があるそうです。と言っても、新しい素材ですからやってみないと分かりません。
挑戦する価値はありそうですから、皆さんも使ってみませんか?輸入住宅のリフォームや新築をご希望の方は、ご相談下さい。
<関連記事>: 塗り直すと、これだけきれいになるんです (2018年12月11日)
<関連記事>: 折っても割れないパラペイント (2018年4月23日)
<関連記事>: クラックの入らない塗り壁 スタッコフレックス (2011年1月25日)
<関連記事>: 最後は、スタッコフレックスで仕上げました (2016年10月1日)
<関連記事>: 目地割れ補修後のALC サイディング (2017年4月22日)
※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。