真下から見上げると、よく分かります

真下から見上げると、よく分かります

愛知県大口町で施工した赤いレンガ積み外壁の輸入住宅 B邸。

レンガの外壁を下から写真で撮ってみました。壁に歪みやうねりもなく、一枚の平らなパネルのように見えるのが最も技術的に優れたレンガ積みですが、如何でしょうか。

崩れないレンガ積みを作る為にも、こうした高い施工技術は欠かせないのですが、大きなレンガを1個1個積む訳ですから、水平・垂直を取りながら何千個も積むのは気が遠くなるような仕事です。

それにしても、カナダのプロのレンガ職人は、レベルが違いますよね。

あと、下から見上げると、レンガの厚み分窓に奥行きが出ているところもよく分かります。約10cm程度の厚さがあるレンガですから、その分外気の熱も伝わらないというのも納得できますよね。

この頃は、窓の下端にボトム・シルと呼ばれる窓カウンター材を入れないで、レンガを縦に細かく入れていましたが、窓下のレンガが突き出している様子も積みレンガならではのデザインです。

スライス・ブリックを張っただけのレンガタイル張りの外壁との違いは、こういう角度から見ても分かりますね。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<作品紹介>:大人のブリティッシュトラッド ~B邸~

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