アンダーセン・ダブルハングのバージョン・アップ

アンダーセン・ダブルハングのバージョン・アップ

先日、輸入サッシ Andersen社の古いナローライン・シリーズ、ダブルハング・サッシを新しいデザインのティルト・ウォッシュ(略してTW)ダブルハングに装換したという記事を書きましたが、その作業風景を紹介しましょう。

木製の窓枠自体はそのまま使用するのですが、その表面を覆っている白いプラスチックのレール・カバーを取り外し、それに代わってコンバーション・キットと呼ばれる窓枠カバー材を取り付けます。

この中にサッシュを吊り下げる為のバランサーが内蔵されていて、窓の開け閉めを助けます。

傷んだ窓全体を交換すると、外壁や内装の窓の周囲をやり直ししないといけませんから、比較的大掛かりな工事となってしまいますが、既存の窓枠をそのまま利用して行う窓のバージョン・アップは、見た目を変えることなく新しいサッシに出来るという点で、画期的ではないでしょうか。

古いアンダーセンのナローラインは、雨仕舞がよくないものもありましたから、木部が腐ってきたり、ペアガラスに内部結露を起こすものもありました。また、バランサーの吊り糸が切れた時の交換も面倒でしたから、ダブルハングを新しくするのはいいことだと思います。

アンダーセンの古いダブルハングをお使いの皆さん、あなたの輸入住宅も新築時の美しさを取り戻してみませんか。

輸入サッシの修理でお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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