昨日、日進市の輸入住宅 H邸で古いアンダーセンの窓の改良工事を行いました。
古いナローライン・シリーズのダブルハング・サッシは、吊り糸の付いたバランサーを使って建具(サッシュ)を上げ下げしていたとお話ししましたが、今はそのデザインの窓の生産を止めてしまいました。
勿論、糸切れを起した場合に交換する為の古いタイプのバランサーは、今も供給されていますが、将来在庫がなくなってしまう恐れがないとは言えません。
また、古いダブルハング・サッシは、建具(障子)自体が雨漏りで相当傷んでいましたので、この際TW(ティルト・ウォッシュ)という新しいタイプのダブルハングに改良しようということになりました。
これは、今までの窓フレームをそのまま使い、コンバーション・キットという窓枠材を追加することでTWの窓に改造するという工事です。両袖の窓枠内にバランサーを内蔵したTW(ティルト・ウォッシュ)に改造した為、ナローラインの特徴であった吊り糸は姿を消し、すっきりとした窓まわりになりました。
また、この工事を行う前に、パラペイントの木部用防水塗料 ティンバー・ケアを建具に塗っておきましたから、雨漏りのリスクも減らせるはずです。
Andersenの古いダブルハングがお好きな方もいらっしゃるでしょうが、メンテナンスが比較的簡単なTWに替えることも検討しては如何でしょうか。
輸入サッシのメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。
<関連記事>: アンダーセン・ダブルハングのバージョン・アップ (2015年5月3日)
<関連記事>: 新旧、外観的に見分けが付きますか? (2015年5月4日)
※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。