特殊な形状の窓ガラスの交換

特殊な形状の窓ガラスの交換

こちらの輸入サッシは、カナダ ウィルマ―社の2連のダブルハング。この窓の上には、ご覧のようにカマボコ型の飾り窓が付いている。

北米ではこの飾り窓をTransomとかEllipseと呼ぶのですが、こうした美しいデザインは国産のサッシでは見受けられないですよね。

で、このEllipseなんですが、LOW-E断熱ペアガラスの一番端の部分に何故か小さな割れが入ってしまいました。恐らく熱割れと呼ばれる現象で起きたのではないかと思いますが、物理現象なのでこれを防ぐことは出来ません。

ただ、こんな特殊な形状のガラスですから、国内で同じものを作ってもらうなんてことはなかなか難しいんです。そこで、実際のサッシに型紙を当てて、ガラスの型を取ってからそれをWillmar社(現Jeld-Wen社)に送って作ってもらうこととなりました。

それから数か月、見事にペアガラスを交換することが出来ました。手間暇は掛かりましたが、特殊な輸入サッシでもこうしてちゃんと直せるんです。だから、諦めないで下さいね。

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