先日外装等のリノベーションを行った愛知県あま市の輸入住宅 Y邸。
モス・グリーンの木製玄関ドアは、ステンドグラスの入ったシンプソン社製を使っていますが、せっかくのリノベーションですからこの機会にミルワークのドア・トリムを付けたいということになった。
ドアの上に付いているのは、クロスヘッド。その中央にはキーストーンと呼ばれるクサビ石をあしらった豪華なデザインです。このミルワークの塗装は、勿論美しい色のパラペイント。ミルワークとは、ウレタン等を成型したモール材のことで、輸入住宅の内外装の飾り縁として使われます。
また、ドアの両側に付けられた飾り柱は、ピラスターと呼ばれます。リブが縦に入ったデザインは、「フルーティッド」と言われ、フラットなデザインの「プレーン」より装飾的ですね。
お客様の子供さんはこれを見て、鳥居みたいとおっしゃったそうです。元々こうしたデコレーションは、ギリシャ・ローマの神殿を起源としていますから、洋の東西を問わず神様はこうしたデザインが好きなのかも知れませんね(笑)
家のメンテナンスやこうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。
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