腐らないのが、魅力です

腐らないのが、魅力です

15年以上前の輸入住宅ブームの時は、家と一緒にウッドデッキを造るというのが、ある意味セットのようなものでした。

それくらい戸外にウッドデッキがあるのって、魅力的だったんですよね。ただ、その時使われた材料の殆どは、レッド・シダー(米杉)やスプルース(SPF)に防腐剤のキシラデコールを塗ったもの。

確かに一定期間の防腐効果はあったのですが、ざら板が雨に曝され、夏の強い紫外線が注ぐ名古屋では、防水効果のない状況で木自体の劣化は避けられないものでした。

そういった状況から次に登場したのが、堅くて強い南洋木材。イペやウリンという樹種で愛知万博の屋外回廊にも使われましたが、環境問題による熱帯雨林の伐採規制から、すぐにその姿を消してしまいました。

輸入住宅ブームの時のウッドデッキは、その寿命を迎え、取り払われるか、新しいものへの交換が進んでいます。私たちのお客様の家でも、人工木(樹脂)で出来たウッドデッキに交換頂くことが多くなってきました。

耐候性があって、雨や紫外線にも強く、色も豊富で長持ちするというのがその魅力です。パッと見では、木の感じがうまく表現されていますから、見栄えもなかなかのものですし、お手入れする必要もありません。

あと、どうしても本物の木の感じが出したいという方には、木の細胞の中に樹脂を注入した木材を使うことも可能です。ただ、最初は白木の木材ですから、風合いを出す為に着色用のステイン塗装をする必要があるんです。

着色だけの塗装ですから、防水の為に将来塗装をしなければいけないということはありませんが、多少色落ちなどがあると思います。(材料自体は、腐りませんが・・・)

さて、皆さんはどんなウッドデッキをお望みですか?新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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