今日から日進市 I様邸にて足場組みを始めました。
生憎の天気ですが、小雨のうちにやれるところまでやっていきたいと思います。
築16年のこちらのお宅は、写真を見る限り美しい輸入住宅の佇まいを見せています。ただ、屋根の塗装は剥げてしまい、木製のサイディングも長い間水を含んでしまっていたようで、表面の塗装はいいのですが、中身はもう限界といった状況です。
6年前に外装を全部塗り直ししたそうですが、その際に施工業者が適切に対処していれば、余分なお金を使わなくても済んだのに残念です。
再塗装したまだ日も浅いのに、屋根の塗装が剥げてしまった原因は、以前にもお話ししたことがあるように、塗装前の洗いが不十分だった為汚れが浮いて、塗膜が十分に接着しなかったからです。
今回、最初にお客さんから相談頂いたきっかけは、コンクリートの屋根材(カラーベスト)が一部脱落して下に落ちてきたことでした。
それをよく見てみると、割れた面の裏側にも新しい塗料が垂れてきているではありませんか。
これが意味していることは、再塗装する際にはこの屋根材は割れていたということです。つまり、施工した屋根業者もそのことに気付いていたはずです。
屋根屋が屋根に乗った際に割れたのか、それ以前に割れていたのかは不明ですが、気付いていながら施主に何も言わないで塗装するのは、良識(モラル)に欠けた業者としか言いようがありません。
これが元となって私たちはご縁を頂けたのですが、出来るだけいい仕事で応えてあげたいものですね。流しの塗装業者は安いかも知れませんが、施工はこの程度ですしその後の保証は何もありません。大切なおうちですから、どうぞ信頼出来るところでメンテナンスして下さいね。
ところで、こちらの輸入住宅の新しい外装は、屋根は苔防止機能付きで色落ち30年保証のアスファルトシングル葺き、外壁は先日ご紹介した樹脂サイディングで施工する予定です。乞うご期待。
新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
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