輸入住宅のデザインの見どころは、キッチンや洗面、浴槽や照明器具などいろいろあるのですが、今回は階段に取り付けた手摺の写真をご紹介しましょう。
昨今のシンプルモダンという流れからすると、こうした装飾的なデザインをする住宅メーカーは少なくなりました。
全てが一体となってパッケージされていればいいのですが、階段の形状や大きさによって様々なパーツを組み合わせていかなければならないですし、大工さんの手間も比較にならないくらい多く掛かってしまいます。でも、この3次元的なハンドレールの取り回しやバラスターと呼ばれる栗棒が整然とリズミカルに並んでいる様子は、まさに建築芸術ではないでしょうか。
この写真の階段は、堅いレッドオークを用いていますので、バラスターも細くて繊細なデザインになりますが、比較的柔らかなパインを用いる場合は、強度を上げる為に踏み板を厚めのものにしたり、バラスターも少し太めのものをチョイスします。
材料や好みに応じて変化させるところが、ビルダーとしての気遣いなんでしょうね。やっぱり、面倒な仕事は楽しいです(笑)
こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。
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