突然の相談でも何とかなりましたが・・・

突然の相談でも何とかなりましたが・・・

昨日、初めてのお客様から問い合わせの電話を頂いた。

愛知県あま市にある築20年の輸入住宅にお住まいらしいのだが、建てたビルダーとは付き合いもなく、ドアノブの部品をホームセンターなどを回って探したけれど見つからず、どうしたものかと困っていたところ、NETで私の記事を見つけて連絡してきたとのことでした。

その部品は、ドアノブに付属するラッチなんですが、特殊な形状の為国産のものでは全く適合せず、カナダのワイザー(Weiser)社に採用されているドア・ラッチとそっくりだったということで、実物を持って会社まで来られました。

本当に同じものかどうかは、見てみないと分からないと思いましたが、運よく1個だけワイザーの空錠用のドア・ラッチの在庫がありました。空錠とは、キーを差す鍵やトイレなど内側から掛けるロックが付いていないもので、単純に開け閉めだけに使うドアノブのことを言います。

壊れた実物と在庫のラッチを比べてみたところ、大きさや形状が全く同じであることが分かり、写真のようにドアノブにも装着することが出来ました。ワイザー社の新しいドアラッチは、頭の先に四角いフェースプレートが付いていますが、それを取り外して頭の丸いドライブイン・ラッチとして使うことが可能です。

このお客様は、今回運よく新しいラッチを手に入れることが出来ましたが、ラッチやドアノブは基本消耗品です。このドアノブだけでなく、玄関やトイレ、個室のドアノブもそれ程時間を置かずに破損する状況が生まれるかも知れません。

その時、慌てて部品が欲しいということになっても、すぐに手に入れることが出来るものと出来ないものがありますから、予め部品の調達について相談をして頂くことをお勧めします。玄関やトイレが閉まらないなんてことになったら、生活する上で大変なことになりますからね。

また、輸入ドアノブやラッチはメーカーによって形状が異なります。そういった点も踏まえて、早めのメンテナンスをして下さい。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。