先日、とあるリフォーム会社の営業担当さんから、輸入の玄関ドアのハンドル・セットが破損している輸入住宅があるので、修理・交換が出来ないかとの相談を頂きました。
築28年という年季が入った古い家ですが、写真を見せて頂いてKwikset社のドアノブであることがすぐに分かりました。
このデザインのハンドルは、既に製造されていませんが、取付け穴の位置や大きさは現在のものとほぼ同じですから、それ程難しくなく交換出来ると思います。
(当初に取付けした大工さんが、数ミリでも寸法通りに施工していない場合には、結構大変な作業になることもありますが・・・)
恐らくこのドアのラッチは、内蔵されたバネが破損した為、ラッチの爪が出てこなかったり、逆に引っ込まなくてドアが開けられなくなったのでしょう。玄関ドアからラッチを外した状態で、長い間デッドロックだけでドアを使用していたと思われます。でも、いちいち鍵を内側で掛けなければいけないので面倒だったでしょうね。
お客さん曰く、クイックセットのラッチは長い間どこを探してもなかったので、もう半分諦めていたのですが、こんな近くに古い輸入住宅をメンテナンス出来るビルダーがいたなんて、とビックリされていました。
ドアのラッチもそうなんですが、輸入のハンドル・セットやドアノブの中にもバネ(スプリング)が内蔵してあるのが普通です。そういったものは、長い間に消耗してきますから、定期的に交換・修理することが必要です。そうしないと、セキュリティ上も不安になってしまいますからね。
ただ、ドアノブ・メーカーによって、その仕様やデザインが異なりますから、国産や他社のものを流用することは出来ません。今回は、ドアハンドルの交換だけでなく、ラッチを隠すドアのガードプレートも装着して万全の防犯対策をする予定です。
また、こういった機会を利用して、ドアノブだけでなく、玄関ドア自体の歪みや傾きなどの調整や塗り替えもお勧めします。そうすると、ドアが見違えるように美しくスムースに開閉するようになりますよ。
新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。
<関連資料>:北欧の輸入ドア レクサンドーレン(レクサンドドア)・スウェドア用ガードプレート
<関連資料>:屋外木部用塗料 パラペイント ティンバー・ケア
<施工後の記事>: こうすれば、装着出来ますよ (2015年1月17日)
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