10月31日にMilgard社の輸入アルミサッシのロック・ハンドルが折れたという相談を頂いたと書きましたが、今回全く同じロック・レバーの調達依頼を頂きました。
先回の記事でも書きましたが、ミルガードという会社は北米で樹脂製の輸入サッシを製造・販売しているというのが一般に知られていて、現在アルミサッシについては殆どその存在を知られていない。
そんな状況ですから、非常に特殊な相談なのだろうと思っていたのですが、私の記事をNETで見て同じ相談を頂いたということは、NETの力の凄さを感じさせられる出来事でした。
さて、このレバーのことについてですが、素材はアルミ鋳物で出来ているようです。鋳物は固くて簡単に変形することはありません。でも、何か強い力が加わると、その固さが逆に災いしてポッキリ割れてしまうという脆さもある。どんなものでも柔軟性に欠けるものは、反って弱いのです。
22日夜に最大震度6弱の地震が襲った長野県白馬村で、木造住宅が倒壊しながら住人が全員救出されたというニュースは、柔軟性のある木造家屋が一気に倒壊せずに生存スペースをソフトに確保したのだと考えられます。こんなことでも、柔軟性の大切さが分かりますよね。
話は横にそれましたが、またレバーを調達しなきゃいけませんね。先回ご依頼頂いたレバーは、もう窓メーカーから出荷された頃かも知れませんが・・・。
メンテナンスして、輸入住宅を長く愛してあげて下さいね。部品の調達や修理でお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。
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