アメリカは、北極より寒いらしい
先日、Skypeを通じてアメリカに転勤されたお客様から連絡を頂いた。その方は、自動車関連のお仕事なので、車の聖地デトロイトへご自宅を一旦売却されて家族共々移られたのです。 テレビでも報道されている通り、今年の冬の寒さは異 … 続きを読む
天井にも自然な断熱材
セルロースを2階の天井に入れて、屋根裏との断熱を図るというのは結構大変な作業です。 それは、上を向きながら長時間吹き込み作業をしなければならないということの他に、セルロース自体の重さに耐えられるようにしっかり不織布を張る … 続きを読む
全館空調もひとつの術
私たちが、全館冷暖房(空調)システムを導入する場合、その多くが屋根裏に設置される。 24時間換気の機械と大型エアコンとは別々の装置であり、そこに各部屋へ空気を送り込む太い断熱配管(ダクト)が接続される。 機械類だけでもお … 続きを読む
この外壁用防水紙が、すごいんだ
防火構造面材モイスを張った外壁の上に施工した青い防水紙。これが北米で開発された特殊な防水紙、ウェザーメイト・プラス。 この防水紙は、夏場にエアコンで冷たくなった建物の外壁に発生する結露を防ぐ機能を持っている。 こうした機 … 続きを読む
羊毛の断熱材は、再生ウール
大きな吹き抜けのキッチン・ダイニングに足場が組まれた豊川市のレンガ積み輸入住宅 N邸。年末までに断熱工事が完了して、取り残されたように天然羊毛の断熱材と長いホースが置いてある。 ホースは、粉砕したセルロースを吹き込む為に … 続きを読む
こんな機械も自前です
セルロースの断熱材が入った袋の山の向こうに見える青い色をした機械が、ブローイング・マシンと呼ばれる吹き込み用機材。(ブロワーとも言われます) この機械の上に開いた大きな口にセルロースの固まりを放り込んで、機械の中で細かく … 続きを読む
石膏ボードで隠してしまうのが惜しいです
空気を通す不織布を壁に張って、その中に吹き込まれたセルロースの断熱材。布に開けられた切込みからホースを突っ込んで断熱材を吹き込みます。不織布が少し膨らむくらい目一杯セルロースが入っていますから、壁の一番上まで隙間なくしっ … 続きを読む
帯金物への気遣い
これは、豊川市 N邸の構造内部で撮った1枚。帯金物が付いた部分で左右違う仕事がしてありますね。 この帯金物によって緊結された左右では、構造が違っているのです。左の構造部の梁(ハリ)は、実は梁の下のところに柱が存在しない大 … 続きを読む
木造2x4構造のバルーン工法
豊川市N邸のキッチン・ダイニングの吹き抜け空間に組まれたタワー型の内部足場。この吹き抜けは結構巨大ですから、仕上がった時にはダイニング・レストランのような風情のデザインになると思います。 2x4工法でこういう吹き抜けを造 … 続きを読む
今回は、根太(ネタ)レス工法
通常、2x4工法では、土台の角材の上に床根太と呼ばれる140mm高の2x6材で下地を組む。その上に床合板を施工すると1階の床が完成する。 その際に使われる構造用合板は、普通のメーカーであれば12mm厚、私たちなら15mm … 続きを読む