8月12日(月)~16日(金)の期間、手づくり輸入住宅のホームメイドでは夏季休暇を頂きます。
お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ(お休みの期間中は留守電になりますので、上記ご相談・お問い合わせをクリックしてご連絡下さい。再開後にお返事させて頂きます。)
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昨日、岐阜県の輸入住宅にお住まいのお客様のところで、掃出しサッシ(スライディングパティオドア)の引取り作業を実施しました。
今年一番の暑さが続くこの時期に、外仕事は少々無謀な面もありますが、熱中症に気を付けながらこまめな水分補給を心掛けて作業を進めました。
輸入サッシは、木製アルミクラッドのマーヴィン(Marvin)製。
普通であれば、ドアの下枠が腐ったという場合、マーヴィンであればドアごと交換するということになるはずですが、マーヴィンが日本から撤退した現在、新品のドアの供給はありませんから、木枠を補修して元通りにする以外に直す方法はありません。
今回ドアの木枠が腐ったのは、ハメ殺しのFIXドア。泥棒が来ても外されないように、サッシ枠にガッチリ固定されていますから、外すのも簡単ではありません。
また炎天下での作業ですから、体もテキパキとは動かず通常の1.5倍の時間を要してしまうというのが実情でした。
写真は、サッシから可動側のドアを外して外壁に立て掛けた様子です。輸入の掃出しサッシは、ハメ殺し側のドアだけを外すということは出来ません。
最初は可動側のドアや網戸を外し、その上でハメ殺しドアを外す工程へと移っていきます。ハメ殺しドアは各所に隠されたビスで固定されていますから、それらを全て外さないことにはドアの固定を解除することは出来ません。
場合によっては、コーキングや接着剤で固定されている場合もあり、どこをどうやって固定しているかを作業をしながら探っていくということになります。
そうしながらハメ殺しドアをサッシから外したら、今度はその開口部を防犯・防雨・防風対策の為に塞いでいく養生作業を行わなければ、修理の為にドアを持ち帰るということが出来ません。
そこまでやってドアの撤去作業は終了となる訳ですが、その後の片付け作業も38度を超える暑さの中行う訳ですから、ほんと死にそうでした。
木材を加工して新しい木枠を作り、ドアにそれをきれいに取付けてからガラスの防水処理や木部の防水塗装を行うのに1ヶ月程度は掛かるでしょうから、お盆休みの期間を入れて取付けは9月中旬くらいを予定しています。
<関連記事>: ハメ殺しドアの挿入は至難の業 (2024年10月3日)
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
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以前ご注文を頂いたことがある和歌山県のお客様から玄関ドアの鍵が壊れてしまったという連絡を頂きました。
輸入のデッドロックは、古いクイックセット(Kwikset)製。
随分錆びてアンティークになってきています。
写真の鍵穴の部分をよく見ると、キーシリンダーの所が中から飛び出してきている状態になっています。原因は何なのかよく分かりませんが、空き巣によるピッキングなのかも知れません。
こうなってしまうと、クイックセットの鍵はよく出来たもので、鍵穴に何かを差し込んで回そうとしても、鍵が空回りするだけでロックの解除は出来ないシステムになっています。
勿論、そうなると外からキーを差しても同様に空回りして鍵の操作は出来ませんが、室内側からはサムターンを回すことでロックの開閉が可能な状態です。
つまり、鍵が壊れた状態でも、家の中にいる限りは夜であろうとも鍵が掛けられますから安心して就寝することが可能なのです。
今回、このシリンダーを交換すれば直るとは思うのですが、古いものだともしかしたら、今のものは寸法や形状が若干変わっている可能性がありますから、お客様に一度チェックをしてもらう必要があると思います。
ただ、玄関ドアのデッドロックもハンドルセットも随分劣化をしてきていますから、この機会に全部新しいものにしてしまうこともありかも知れないですね。
そうすれば、またハンドルセットのどこか違う部分が変になったなんてトラブルも、当面なくなるでしょうからね。
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愛知県のお客様からケースメントサッシのクランクハンドルが破損したので、交換したいというご相談を頂きました。
サッシは、カナダ サーティンティード(CertainTeed)の技術導入(OEM)で国内製造されているクレトイシ製。
写真を見ると、本来ハンドル内に付いているはずの黒い樹脂部品が、オペレーターの回転軸の方に付いた状態になっています。
こうなると、ハンドルを回してもオペレーターにその力が伝わらないでしょうから、空回りして窓が開閉出来ないかも知れません。
黒い部品は比較的固い樹脂で出来ていますから、ここが壊れるということはそれ程多くはないのですが、窓の開け閉めが固くなって無理に窓を開けようとハンドルを思いっ切り回すとそのうち壊れてしまうと考えられます。
以前のブログ記事では、同様の原因でハンドルではなく、オペレーターが破損するという内容のものを書かせて頂いたことがありますが、その際のクランクハンドルは樹脂ではなく鋳物で出来ていた為、ハンドルよりもオペレーターの回転軸の方が壊れるということがあったと思います。
つまり、クランクハンドルと回転軸はつながっており、窓の開閉が固く(重く)なった時に、何れか弱いパーツに不具合が生じるということだと思います。
輸入サッシの開閉は、軽い力でスムースに操作出来るというのが基本です。それが出来ないという場合は、窓建具(障子)の建て起こしや金物の掃除、潤滑に問題が生じている可能性が高いですから、壊れる前に私たち専門家に一度見てもらうのが得策です。
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三重県のお客様から輸入の玄関ドアと勝手口ドアに付いているウェザーストリップ(気密・防水パッキン材)を交換したいというご相談を頂きました。
通常は、ドア枠に細い溝が切ってあって、そこにウェザーストリップを差し込んでいくということで施工します。
ウェザーストリップは、標準的なタイプのもので殆ど間に合うのですが、たまに全然違う形状のものが付いていたりします。
写真のものは、恐らく標準的なものだと思いますが、勝手口ドアに装着されているものは若干形状が違う感じがします。
標準的なものが勝手口ドアにも施工出来るかどうかは、お客様がウェザーストリップをドア枠から少し外して、断面形状を確認頂ければ私の方から提案することも可能なのですが、そういうことが出来ないお客様の場合、お金を掛けて私共が事前調査に伺うか、標準的なタイプで問題ないとお客様がおっしゃられるなら、ドア2ヶ所分の標準的なウェザーストリップを準備して伺うか、選択は2つに1つ。
でも、ウェザーストリップ1つ外せないようでは、ご自宅のメンテナンスは全て人任せになってしまいます。そうなれば、出張費や修理費が掛かってきますから、コストに目を瞑る以外方法はありません。
勿論、私たちが施工すれば、隙間調整といった作業も自動的に行いますから、それはそれでメリットは大きいと思います。
ウェザーストリップは、ウレタンフォームやビニールで出来た素材ですから、15~20年くらいで破れたりしてきます。車の車検と同じで、消耗品は定期的にチェックして交換するようにしたいものです。
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富山県のお客様から輸入のスライディングパティオドアの戸車が腐食したので、新しいものを調達したいというご相談を頂きました。
輸入サッシは、樹脂(PVC)で出来たサミット(Summit)製。
雨当たりが激しい場所に施工された窓のようで、雨が降るといつもドア下が濡れてしまうといった状況だったそうです。
寸法や形状が分かるようにということで、私共にお送り頂いた写真がこちらですが、スチール製の戸車の下半分が随分錆びているのが分かります。
これの他にもう1つ戸車が付いていたそうですが、そちらの方は車輪も酷く錆びて半分朽ちてしまった状態だということでした。
輸入の掃出しサッシによく使われている戸車に形が似ていますが、戸車本体の両サイドに付いているビス止め用のタブと呼ばれる耳のような部分が、本体の底よりも一段低く設定されています。
普通の戸車は、このタブが本体底面と同じ高さで付けられていますから、ちょっと特殊な形状をしています。
また、この戸車の上にもスペーサーと呼ばれる黒い部品が付いていますが、この部分は一般では入手が困難になっています。ですから、スペーサーが付いていない新しい戸車を入手したら、古い戸車からこれを外して新しいものに付け替えることが必要です。
さて、両サイドのタブが下がった位置にある戸車は、現在ステンレス製のものだけが流通していて、スチール製のものは入手が出来なくなっています。
また、ステンレス製のものは、タブに明けられたビスを取付ける為の穴の位置が、既存のものと若干違っているようです。
お客様は、取付け穴の位置よりも、タブが下がった形状や耐久性のあるステンレス製であることを重視して、ステンレスの戸車を調達したいというご希望でした。
穴の位置の変更については、お客様側で何とか工夫をして取り付けてみるということでしたので、ご希望のものを手配する予定です。
それにしても、既存の戸車がこれほどまでに錆びているということは、もしかしたらサッシの下枠レール部分にある排水穴が詰まっている可能性があるかも知れませんから、そういう場合はレールを外して掃除をしてみては如何でしょうか?
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今日愛知県のお客様の輸入住宅に伺って、輸入サッシ等の修理調査を実施しました。
輸入サッシは、木製アルミクラッドのマーヴィン(Marvin)社製。
大切にお使い頂いてきたとは思いますが、輸入サッシのメンテナンスについては何も教えてもらっていなかったようで、少しおかしいと感じてもそのままにしておられたようです。
今回サッシの雨漏れによる木製建具の腐りは、窓3ヶ所にも及びました。写真のダブルハングサッシは、上窓建具と下窓建具とが重なり合う部分(召し合わせ)が黒くなっていますが、黒く腐っているのは上窓建具の下枠部分で、既に外装のアルミカバーも脱落していました。
つまり、上窓の四方枠のうち、下側の枠が完全になくなっている状態です。また、写真には写っていませんが、下窓の方も下枠が腐ってきており、こちらも修理・交換が必要です。
こういう場合、修理の方法としては2通り存在します。1つは、上下の建具の下枠をきれいに外して、加工した新しい木枠を装着してからアルミカバーを組み付けるという方法です。
この場合、古いマーヴィンの弱点であった雨漏れしやすいサッシ構造は変わりませんが、サッシの屋外側ガラスに防水処理を行ったり、木部にパラペイントの外部用の木部専用防水塗料を塗ることで、将来の雨漏れトラブルを低減することが可能です。
ただ、腐った部分を切り取って、そこに合った木枠をオーダーではめ込むという面倒な作業をしなければならないですし、建具を外して修理をしている間は窓がない状態になりますので、防雨・防犯の養生を施す必要も生じますから、費用としては新品の建具を製作するのとあまり変わらないくらいになってしまいます。
もう1つの方法は、既存のサッシ枠(外壁に固定した窓枠)をそのままにして、シエラパシフィックという窓メーカーに依頼してサッシ枠にピッタリの建具やジャムライナー(側枠)を作ってもらうというやり方です。
この場合、サッシのデザインは若干違ってきますが、同じ窓が隣り合う連窓でない限りは然程違和感はありませんし、木枠は「水に付けっ放しでも腐らない」という「コアガード」という処理材が使われていますから、外部の防水処理が万一機能しなくても、腐る問題は回避出来るというメリットがあります。(尚、「コアガード」を使っていても、私たちはガラスの防水処理やパラペイントでの木部塗装は必ず実施します)
あと、シエラパシフィックのサッシには、飾りの木製格子のオプションが存在しない為、格子を入れたい場合はペアガラスの中に白いアルミ製の格子が入る形になってしまいます。
元々既存の木製格子が白く塗装してあれば、然程気にならないのですが、そうでないと木目の格子と白い格子が家の中で混在しますから、その点の了解を頂く必要があります。(この際、木製格子全部を白く塗って模様替えするという考えもありですが・・・)
また、形が若干違う他社製の建具を入れる訳ですから、悪い下窓だけを他社製のものにするという訳にはいかず、上下共建具を入れ替えなければなりません。(最初から両方共交換するという場合は問題ありません)
ですから、費用もそれなりに掛かってしまうということは、予め頭に入れておく必要があります。悩ましい選択ですが、逆に言えば選択肢があるというだけでも幸せかも知れません。
私たちのような専門業者を知らず、地元の建築業者さんでせっかくの美しい輸入サッシを国産のアルミサッシに変えてしまったという人も多くいらっしゃいます。
おうちのデザインを壊したくないというお客様は、国産サッシにする前に一度私共のような専門家に相談してみて下さいね。
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こちらのステンレス部品は、掃出しサッシ(スライディングパティオドア)用の戸車です。
以前静岡県の輸入住宅へ修理調査にお伺いした際に、ドア下から取り外したものを写真に撮りました。
輸入サッシは、樹脂で出来たミルガード(Milgard)社製。
樹脂のドアフレームとは言っても、幅が1.2mもある大きなドアにペアの大きな強化ガラスが入っていますから、その重さは半端ありません。
ですから、開閉する為の戸車もその重さに長く耐えられるだけのオールステンレス製になっています。(スタンダードは、スチール製です)
戸車の上に長方形の帽子のようなものが付いていますが、これはドアと戸車との間にあるスペースを埋める為のスペーサーで、戸車の上の部分を補強する役目を果たしています。
ただ、このスペーサーは現在市販されていませんから、新しい戸車に交換する際はスペーサーを付け替える作業が必要です。
輸入の掃出しサッシの戸車は、似たようなもので大きさが若干違うなんてものも多く出回っていますから、車輪の大きさや取付けビスの位置、戸車の高さといったことを十分確認しないと、間違ったものを取り寄せることになりますから注意が必要です。
あと、スチール製の車輪の錆や劣化を気にする人には、ナイロン製の車輪が装着されたものなんかもありますから、使用状況に合わせてチョイスして下さい。
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カナダのウィルマーがジェルドウェンに吸収されて、会社がなくなってから15年以上が経ったような気がします。
今回ご案内するのは、そのウィルマー(Willmar)のケースメントサッシやオーニングサッシに取り付けられていたレバーロック部品。
形状的にはローウェン(Loewen)のロック金物と似た感じではありますが、僅かな違いで互換性はないように思います。
こうした部材は、他の窓メーカーでも採用されている汎用部材ではありますが、この形状のものはウィルマー以外ではあまり見掛けないかも知れません。
素材は鋳物ですし、鍵が実際に掛かる部分もステンレスで出来ているようですから、樹脂で出来たローウェンのもののように劣化して破損することは少ないと思います。
ただ、建具(障子)の歪みや動きの悪さが原因で鍵が掛けづらくなっていると、レバーを無理に下げようとして折れてしまうかも知れません。
そうなる前に、窓の開閉の調整や不具合箇所のメンテナンスを行うことが大切ですが、万一金物が壊れてしまった場合は交換・調整をする必要があります。
輸入サッシのロック部品は、防犯性や気密性・防音性に関係する大切なパーツですから、適宜メンテナンスをしておきたいものです。
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昨日に引き続き、ケースメントサッシの窓が最後まで閉まらないという不具合について書かせて頂きます。
今回の輸入サッシは、木製アルミクラッドのハード(Hurd)社製。
窓を閉めようとクランクハンドルを回すと、途中まではうまく閉まっていくのですが、閉め切る最後の所でハンドルが空回りして動きが止まってしまうというトラブルです。
昨日記事に書かせて頂いたマーヴィンの不具合は、ハンドルに接続する回転軸が折れてしまい空回りするというものでしたが、ハードについては回転軸ではなくその先にあるギアが磨滅して噛まなくなるという不具合です。
どちらも建具(障子)のメンテナンス不足が原因で、建具が傾いたり上下のウィンドウヒンジが同じ動きをしなかったりして、開閉金物のオペレーターに負荷が掛かることで問題が発生します。
そうなったらすぐに調整・メンテナンスをすれば部品が破損することはないのですが、それを無視して無理矢理ハンドルを回したりして窓を閉めているとそのうちオペレーターが壊れてしまうのです。
今回お客様からは不具合のあるオペレーターを交換しないで、調整作業だけで直せないかというご相談を頂きましたが、ギアが噛み合わない状況はギア自体の物理的な摩耗に拠るものなので、調整しても限定的にしか元には戻らないというお話をさせて頂きました。
恐らくそうやってお金を掛けて作業をしても、またすぐにおかしくなるはずですので、その際は余分にオペレーターの交換費用が掛かってしまうけどいいですかともお伝えしておきました。
家のメンテナンスは、急がば回れ。簡易に直すのではなく、根本原因を究明してそこを含めて完璧に修理した方が、余分なお金も掛からずその分長くお使い頂けるようになることを忘れないで頂きたいと思います。
ケースメントサッシの開け閉めは、ハンドルを軽い力で回せる状態が正常ですから、それが出来ない状況では何か問題が発生していると考えて下さい。
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