お知らせ : ページ 69

これで屋根も登れます

今日、NETで購入した地下足袋が届きました。

製品サイズは26.0cmでしたが、私の足の26.5cmでもコハゼを調整すれば何とか入る大きさです。

足の裏側にはゴムのソールが張ってありますから、滑りやすい場所でも安心して登ることが出来そうです。また、つま先も黒いゴムで覆われていますから、何か尖ったようなものが当たっても怪我をするようなことはないですね。

足場を登ったりする際には、スポーツシューズを履いていましたが、勾配が強い屋根だと滑りそうで少し不安な感じもありました。うちのペンキ屋さんの親方が、いつも地下足袋で足場を登っていくのを見て、外周りで作業をするなら、地下足袋もありかなとずっと思っていました。

地下足袋と聞くと、古い人だと土木作業員を思い出すかも知れませんが、今はウォーキングや登山といった用途に利用する人や外国人の購入も多いらしいです。昔の日本人は、便利なものを考え出したと思います。

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部品交換だけで直らないかも・・・

埼玉のお客様から、収納ドアとして使っているバイフォールドドア(折れ戸)の調子が悪く、部品を調達したいというご相談を頂きました。

写真がそのバイフォールドドアですが、戸先の上端に付いているピボットと呼ばれる部品が押し込まれて出てこない状態です。

通常は、内部にバネが入っていて、金属の頭の部分が状況に応じて出たり入ったりする構造になっています。

種類によっては、この頭の部分にローラー部品が付いていて、上枠レールの中をローラーが左右に移動するというものもありますが、恐らく写真のものはローラーが付かないタイプではないかと思います。

勿論、セットになっている部材がどういった組み合わせかによって、ピボット部品も種類が変わってきますから、ちゃんとチェックして適合するものを調達しないと、全然スムースに動かないなんてことになります。

ただ、正しい部品を調達出来たとしても、ピボットが不具合を起こしてしまうようになった原因を突き止めないと、またすぐにトラブルになります。部品を新しくするというのは必要なことですが、それと同時にドアの位置や傾きといったことも調整しないといけません。

バイフォールドドアは、構造は簡単なんですが、調整は結構大変で、その上ドアの開口の寸法が規定通りでないというケースも多いですから、それにアジャストしてバランスよく取り付けるのが技術や経験なんですね。

素人の人がいきなりやると、更に調子が悪くなり、元に戻せなくなりますからむやみに触らない方がいいですよ。

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ダブルハングにスポンジは必要?

北海道のお客様からローウェン(Loewen)製ダブルハングサッシのサイドジャムに付いていたスポンジ部品がいくつかなくなっているというご相談を頂きました。

バランサーが内蔵してある溝部分の一番下の処に、小さな白いスポンジが入れてあるのをご存知でしょうか。

アルミクラッドの木製サッシであれば、どこのメーカーのダブルハングでも似たような部品が付いています。

これは、建具とジャムとの間にある隙間を埋めて、雨や風が入らないようにするという役目と気密・断熱をよくするという役目を果たしています。

せいぜい2cm程度の小さなものですし、簡単に取れてしまいますから、長く使っているとどこかに行ってしまったというおうちも少なくないと思います。

こういうものでもちゃんとした効果があるものですから、出来れば交換部品を調達して元の状態に戻して頂けるといいのではないでしょうか。

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上からだけじゃないかも・・・

海津市のお客様の処で、バルコニーの雨漏れ修理を開始しました。

こちらは、バルコニーの床がフワフワするということで、数年前に床を剥がしてやり直したという経緯がありました。

その際、床の構造材まで木が腐っていたので、殆ど全てをやり直しました。壁手摺の部分はアルミの笠木を外しましたが、雨漏れした様子もなく特に損傷していなかったことから、それ以上壊すことはしませんでした。

ただ、床から見える限りで、バルコニーを下から支える柱材が腐っていたので、上から腐らない木材のエコアコールウッドを挿入して、床を支えるように施工しました。

そうしたら、今回バルコニーの壁に張ってあるサイディングの塗装がまだらにめくれてきているということで、壁の内側に何らかの水が入り込んでいる可能性が高いという結論に達しました。

笠木は先回の修理の際に、元に戻して笠木のつなぎ目も雨が入らないように防水コーキングを入れてありましたので、上端からの雨の浸入はないはずです。

今回サイディングを上から押すと柔らかく湾曲するような状況でしたから、下地の木が腐っているのではないかということになりました。

笠木の下にあるバルコニーの手摺壁にはサイディングが載せてあり、壁のサイディングとの接点も全てコーキングできれいに納めてありました。ここまでは先回の修理と同じ状況でしたが、今回はその下を確認する為に上端のサイディングをめくってみました。

そうしたら、防水シートの下にある木が腐っているではないですか。上から雨が入った形跡が殆どないのに、壁の中の木が腐っているのです。

最初は全く理由が分かりませんでしたが、恐らくバルコニーを下から支える柱の中で地面の水や湿気を吸い上げていて、そこにシロアリが入り込んでバルコニーの上の方まで水を持ち込んだのではないかというふうに想像します。

バルコニーの壁や床は上から雨が入らないように密閉されていますから、水や湿気は逃げる処もなく、一種サウナ状態になっていたのでしょう。そこにシロアリが広がっていけば、外見は何でもない状況で、中の構造だけ損傷していくという構図になります。

何故地面からの水が柱の中に浸入する構造なのかは、今後柱材を撤去すれば分かってくるかも知れませんが、ちょっと信じられない施工方法ですよね。

(尚、前回私たちが修理する前には、アルミの笠木のつなぎ目から雨は入っていたと思いますから、それがどこからか内部へ伝っていったということはあると思います。そういう意味では、複合的な要因が存在します)

バルコニーの施工は、上からの雨の浸入を防ぐことと、中の湿気や水分を逃がすことの2つを両立させる必要がありますが、その施工は結構面倒な仕事ですので、殆どやられていないのが実情でしょうね。

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全館空調なので、ファンが欲しい

日進市のお客様のおうちで外装の塗替え工事を行っていますが、今日は内装の工事についてもご紹介しましょう。

こちらは、リビングの大きな吹き抜けです。

ここに足場を設置して、天井に輸入のシーリングファンを設置しようと考えております。勾配天井ですから、当然傾斜天井用の台座部材や延長ロッドも用意してあります。

こちらのおうちは、全館冷暖房システムを備えていますから、一年中温度が一定に保たれているのですが、温かい空気は上昇し、冷えた空気は下がっていきますから、こうした大きな空間ではどうしても温度差が感じられてしまいます。

まあ、それでも他のおうちに比べれば十分快適なんですが、毎日のこととなると、どうしても気になってしまうようです。そこで、吹き抜け空間の空気を攪拌する為に、シーリングファンを付けてサーキュレーションすることになりました。

電気配線は、近くのコンセントや照明などから分岐して、持ってこられるだろうと思っていますが、万一壁や天井に穴を明けるようなことになっても、ドライウォールで仕上げてあるので、補修と塗装で簡単に直せます。(築20年で塗り直す予定でしたから、問題ありません)

因みに、シーリングファンはリモコン操作ですから、ファンの回転も付属の照明のスイッチも下から簡単に行えます。

<関連記事>: 追加したのは機能とデザイン (2022年11月6日)

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たくさん交換するのは大変です

日進市のお客様のおうちで外装の塗り直し工事を行っていますが、今日は日曜でペンキ屋さんもお休みでしたから、サッシに取り付けた飾りルーバー(鎧戸)のメンテナンスを行いました。

樹脂で出来たルーバーは、長くて太い特殊なビスで留めてあるのですが、その頭が錆びないように、プラスチックのキャップが取り付けてありました。

ただ、新築から20年以上経った状況では、キャップが劣化して半分くらいがどこかに飛んでいってしまって、なくなっています。

ビス用のキャップがすぐに手に入ればいいのですが、輸入のルーバー専用ですから、国内では同じものが手に入りません。そこで、取り付けられたビスを外して、別の装着可能なビスを打ち込み、その上から新しいビスキャップを装着しました。

でも、この付け替え作業は、結構手間が掛かりますし、殆ど全ての窓に飾りルーバーが取り付けられていますから、50ヶ所以上のビスとビスキャップを交換しました。

一人で全部やりましたので、おおよそ半日掛かってしまいましたが、やっぱり暑い日にやる仕事ではないですよね。いつも暑い中、外で作業をしてくれているペンキ屋さんには、本当に頭が下がる思いでした。

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取り敢えず、外側だけでよかったです

西尾市のお客様からケースメントサッシ(横方向に開閉する開き窓)のペアガラスが割れたというご相談を頂きました。

サッシは、ペラウィンドウ(Pella)製のアルミクラッド木製サッシ。

写真では、右側の方に大きな亀裂がいくつも走っています。

道路際ですので、車で石が跳ねたか、鳥が飛んできてぶつかったか、何れにしてもペアガラスの屋外側1枚が割れた形となっています。(もしペアガラスが両方共割れてしまうと、雨風に対する養生や防犯対策といったことも必要になりますから、大変です)

まあ、鳥がぶつかった場合、これだけ破損していれば、鳥の方も無事ではいられないと思いますので、鳥ではないかも知れません。ペラの窓の場合、ガラスが割れてしまうとペアガラスのみの交換は出来ませんから、ガラスが入った建具ごと交換する必要があります。

幸いペラは古いケースメントでも同じものを作ってくれますから、製作に時間は掛かりますが、ちゃんと復旧することは可能です。

ただ、このご時世ですから、円安やアメリカの物価高、海上輸送費の高騰や船便の予約が取りづらいといった問題で、お客様にも大きなご負担をお願いしないといけません。

ただ、こういうケースでは、おうちの火災保険で補償が出来る可能性もありますから、保険会社さんとも協議して頂いて、少しでもご負担が減るようにして頂きたいと思います。

<関連記事>: ペラウィンドウの建具交換 (2023年3月18日)

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片方でもないと外せない

長野のお客様から窓メーカー不明の輸入サッシの網戸の取っ手を調達したいというご相談を頂きました。

写真を見ると、結構大きめの網戸のようで、取っ手が2ヶ所に付いているタイプのようです。

取っ手2つのうち、片方の1つが破損したか劣化したかでなくなっています。

こうなってしまうと、網戸の下枠全体を持ち上げることは出来ませんから、取っ手を持ち上げただけでは網戸を外したり装着したりすることは出来ません。

網戸の取っ手は、写真のようにプラスチックで出来ているものと、亜鉛メッキされたブリキで出来ているものがあります。プラスチックのものは、紫外線で劣化はするものの、手で持った感触はソフトで悪くありません。

また、ブリキの取っ手は、耐久性はありますが、薄い鉄板を曲げたもので手が切れそうな感じがして少し気になります。既存のものがどちらのものでも、樹脂製でもブリキ製でもどちらも装着は可能ですから、ご自身の好みに合ったものに交換頂くのがいいように思います。

ただ、破損したまま網戸を外そうとすると、アルミのフレームが曲がってしまったりして、更に多くの修理を必要とする恐れもありますから、必ず取っ手は交換しておくようにして下さい。

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窓メーカー不明のサッシュ・ロック

鳥取のお客様からスライダー・サッシ(片引きの引き違い窓)の鍵金物(クレセント)を調達したいというご相談を頂きました。

サッシは、どこのメーカーのものか分からない輸入樹脂サッシ。

どういう形で壊れているのかは、この写真だけでは分かりませんが、ロックレバーや回転するフック・ラッチに不具合があるものと思います。

写真のように、ロック金物本体とロックの受け金物との間に、隙間があったり段差のようなものがあったりすると、ラッチがうまく掛からないという問題が生じます。

それを毎日無理に掛けようとすると、可動部分にストレスが掛かりそのうち破損してしまうということがあります。ですから、ロック金物を単純に交換するというだけではなく、受け金物との位置関係の調整を同時にやらないと、将来また破損してしまう恐れが出てくるということです。

ロック金物の形状も、北米には様々ありますから、取付け穴の位置や大きさ・デザインといったことも十分チェックして、注文をして頂きたいと思います。

勿論、そういうことを全てお客様側でやって頂くことが難しいという場合は、私たちが調査から取付け・調整まで行うことも可能です。但し、現場が遠い場合は、出張旅費や拘束時間に応じた人工費といったものも必要となってきますから、その点は予めご了解下さい。

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10年経ったら、防水処理を

愛知県のお客様からダブルハングサッシ(上窓と下窓が開閉する上げ下げ窓)が腐ってきているので、修理をしたいというご相談を頂きました。

サッシは、マーヴィン(Marvin)製のアルミクラッド木製サッシ。

下窓(ボトムサッシュ)を外して、上窓建具の下枠部分を拡大して写真を撮って頂きました。木枠のコーナー部分が腐って、深くえぐれたようになくなっています。

それに伴って、木枠に固定されていたボトムウェザーストリップ(気密パッキン)も下に落ちてきています。この不具合は、明らかにペアガラスの周囲から雨が中に入り込んで腐敗させたという状況だと思います。

こういう場合、マーヴィンの建具を新しいものに交換する以外直す方法はありませんが、1998年以前に製造されたダブルハングはサッシパネルの供給が終了しています。

となると、正規の修理方法ではありませんが、建具枠の欠損している部分に加工した新しい木を装着して復旧させるか、別の輸入サッシ・メーカーのリプレイスメント・キットというサービスを利用して、既存の窓枠に別メーカーの建具を入れるかという選択肢しかありません。

ただ、木を加工して元に戻すとしても、木が腐りやすいという窓構造自体はそのままですし、リプレイスメント・キットで建具を入れ替えるにしても、正しく採寸しないと新しい建具の装着が難しいというリスクもあります。

勿論、マーヴィンの窓枠に別メーカーの上下建具を入れる訳ですから、道具がなかったり施工に慣れていなかったりすると、施工ミスを起こすという危険もあります。

何れにしても、10年以上経ったペアガラスのサッシは、屋外側の防水処理をやり直すということを忘れないで頂きたいと思います。それは、国産のペアガラスサッシや輸入の樹脂サッシでも、建具内に水が入れば、ペアガラスが内部結露を起こす可能性があるからです。

これは、ペアガラスの構造的な特性によるものですから、生涯メンテナンスフリーという窓はありません。定期的に全ての窓を開けて、状態をチェックすることも大切ですね。

尚、私たち ホームメイドは、新品のサッシ建具でもガラスの防水処理や木枠の木部防水塗装を行いますよ。

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