お知らせ : ページ 68

別の窓の部品が壊れたのかな?

青森のお客様からサーティンティード(CertainTeed)製ケースメントサッシのマルチポイントロック・ガイド部品を調達したいというご相談を頂きました。

サッシは、クレトイシがOEMで製造していた樹脂サッシ。

こちらのサッシは、マルチポイントロックと言って、1本のロックバーを介して複数のロックポイントで鍵を掛けるという防犯性が高いものです。

そのロックバーは、写真のように長くて細いものですから、一定の動きをするように何ヶ所かでバーの位置を固定する必要があります。

そこでそれに使われるのが、ガイド部品と呼ばれる樹脂製のパーツ。写真のようにガイド部品をロックバーに引っ掛けて、取付け穴にビスを打ち込んで窓枠に固定する形になります。

このお客様からは、以前にも同じ部品が欲しいという相談を頂き、供給させて頂いたことがありますが、今回また追加で欲しいということでした。

恐らくこういったロックのケースメントサッシが、他にもいくつかあったのではないかと思いますが、破損するであろう消耗部材は少し余分をみて手に入れておくのがいいかも知れません。やはり何度も調達するとなると、送料や梱包費等もその分余分に掛かってしまいますからね。

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アスファルトシングル屋根のメンテナンス

一般的に輸入のアスファルトシングル屋根材は、天然の砂粒で色を出している為、紫外線で劣化することは少なく、20~40年といったスパンで色落ちすることはないと言われています。

写真の屋根材も、IKOというカナダのメーカーのもので、現地では40年の色落ち保証がされています(カナダ国内での保証ですから、日本で施工したものには適用されませんが、耐久性という点では変わらないはずです)。

そういった点で、国内で広く出回っているコンクリートで成形して表面を塗装したカラーベストのような屋根材(スレート瓦)のように10年程度での塗替えは必要ありません。

ただ、それはアスファルトシングル屋根材そのもののことであって、それを施工する為の付属資材(副資材)については、その限りではありません。

アスファルトシングル屋根材を施工する際は、ケラバ(妻屋根のエッジ部分)や棟・屋根と壁との取り合いといった場所には、防水カバーとしての鈑金材が取り付けられます。

鈑金材は、ガリバリウムで被覆された薄い鉄板ですから、おおよそ25年程度は持つと言われていますが、場所によっては紫外線による劣化が進みますので、それに応じて塗り直しをしてあげないといけません。

写真の屋根は新築から22年程度経っていますが、屋根材自体は非常にきれいな状態ですから、不具合がない限り特に何もしませんが、鈑金部分はそろそろ塗装が必要です。

耐久性のある屋根材だとしても、その周囲の部材は必ずメンテナンスが必要となりますので、注意をして下さいね。安い塗装業者さんに外壁だけで屋根の塗装は必要ないとお願いすると、屋根鈑金は全くメンテナンスしてくれないかも知れませんよ。

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標準メンテナンス以上の仕事

現在、外装の塗り直し等の施工をしている日進市の輸入住宅。

先日、ベルックスの標準メンテナンスである「10年目安心点検」を実施して、気密パッキン(シール)材の交換や防水コーキングの打ち直し、グリスの補充、清掃といった作業を行いました。

これは、10年毎に実施して天窓の雨漏れやペアガラスの結露などを防止することを目的としていて、点検後には更に10年の保証延長をメーカーがしてくれます。

但し、10年以上経っているというおうちでも、保証の規定は適用されませんが、保証に準ずるだけのメンテナンスを行うことは可能です。

今回のこのおうちは、カナダ製のアスファルトシングル屋根が40年、木質系サイディングの塗装が25年、という耐久性が謳われていた為、新築から22年が経って初めての外装メンテナンスということで、トップライトも初めての安心点検となりました。

(因みに、屋根そのものはまだまだメンテナンス時期に来ていない為、屋根に付属する部分のみ塗装等のメンテナンスを行いました)

恐らく普通であれば、天窓も上記のメーカー点検で作業は完了するのでしょうが、私たち ホームメイドは更に天窓周囲の鈑金の塗り直しを実施します。

塗装前の鈑金部分(天窓の下端)は、つや消しのような状態になっていますが、塗装を終えた部分は黒々としたツヤになっています。

こうすることで、防水処理されたガラスの周囲や取付けビスの部分も、塗装で更に防水・結露・劣化防止対策が出来ますから、寿命は随分変わってきます。

屋根の上はお客様が確認しづらい場所ですが、言われる以上の仕事を言われなくてもやるという姿勢が大切だと思います。だから、信頼優先でなく値段だけで注文するというのは、リスクが大きいかも知れません。

<関連記事>: 天窓の防水安全点検・補修 (2018年7月14日)

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格子入り台形出窓の建具交換

鳥取のお客様から輸入サッシのペアガラスが割れたので、ガラスを交換したいというご相談を頂きました。

サッシは、マーヴィン(Marvin)製のベイウィンドウに付けられたケースメントサッシの片袖窓。

ご覧のように、外側のガラスにヒビが入って内部結露を起こしているのか、ペアガラスの中が曇っています。

ペアガラスですから、外側のガラスが割れても雨風の浸入はないので、防犯上の問題を含めて緊急ということではないのですが、心情的には早く何とかしたいというのが本音でしょう。

こういう場合、マーヴィンでは可動する建具ごと交換する必要があるのですが、古いデザインのケースメントは既に製造中止となっていて、建具枠の大きさが少しだけ違う新しい仕様で、装着可能な建具を作ってもらわなければなりません。

ベイウィンドウは、ケースメントサッシが両端に同じものが付いていますから、ちょっとしたデザインでも気になるという人だとしたら、片側だけでなくもう片方の建具も一緒に交換しないとデザインがピッタリ同じにはなりません。

大して違いはないと割り切れる方でしたら、片側のみの建具交換で済みますが、それはお客様の感覚次第ということになります。

あと、もう1つ問題があるのですが、古い建具に付いている木製の飾り格子は脱着可能なタイプのものが付いていましたが、新しい建具ではデザインが少しゴツイ固定式の木製格子が選択出来ます。(この場合、サッシの屋外側にも白い格子が自動的に付けられてきます)

当然、建具枠の大きさが新旧で変わってきますから、古い木製格子を新しい建具に流用するなんてことは出来ません。

こういう場合は、格子そのものをなしにして、不具合のないもう片方のケースメントサッシに付いている脱着式の格子も外してしまうという案と、左右のケースメントサッシで違う格子が付いた感じにする案や、破損のない建具も一緒に交換して、格子付きの新しい建具を2つ左右に取り付けるかという3つの選択肢が提案されます。

装飾をなくしてデザインの違いにも目を瞑るというケースが一番安上がりですが、デザインを極力元通りにするとなるとその分費用も多く掛かります。

マーヴィンのケースメントサッシをお使いのお客様は、将来建具交換が必要となった時にはこういう選択を迫られますから、今から自分ならどうするかということを考えておいてもいいかも知れません。

それから、新しいケースメントの建具ですが、形状が変わった関係からか少し細工をしないときれいに取付けが出来ません。そういう点を熟知した専門ビルダーにお願いして交換施工をやってもらう方が、後々問題にならず安心だと思いますよ。

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ペラ本体への直接注文が出来なくなります

先日、ペラウィンドウ(Pella)に交換用のケースメント建具を注文させて頂きました処、ペラの国際部門が今年11月末を以って閉鎖されるという案内がありました。

恐らく海外(特に日本)からの注文が減って、利益を確保する為に経費を削減する必要が出てきたのだろうと思います。

今まで注文させて頂いている分については影響はないものと思いますが、これからはアメリカにある代理店を間に入れてペラとやりとりをする必要が出てくるでしょうから、価格も納期も大幅に掛かることが予想されます。

円安・アメリカのインフレ・輸送費の高騰や船便予約の取りづらさといった問題が山積している状況で、輸入住宅を取り巻く環境は大変なものとなっています。

こうした状況は、ペラに限ったものではなく、マーヴィン(Marvin)やハード(Hurd)、アンダーセン(Andersen)やローウェン(Loewen)といった輸入サッシ・ドア全般にも言えることです。

現状でも物価や人件費の値上がりで注文を躊躇される方もいらっしゃいますが、ぐずぐずしていると更に費用が高くなる傾向ですので、メンテナンスを必要とされているお客様は、早めにご相談を頂けるといいかも知れません。

因みに、ペラが日本のお客様向けに製品を販売しないということではありません。本社の海外向け取引部門がなくなるというだけですので、引き続き私たちはお客様へのサポートや販売を継続していきます。

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なくならないうちに調達しました

北名古屋市のお客様からご相談を頂いたカナダのアクアディス(Aquadis)社製水栓金具用カートリッジバルブ(止水パッキン部品)。

アクアディスという水栓メーカーは、10年近く前に会社がなくなり、メンテナンス用の交換部材も手に入りづらくなっています。

倒産した際、カートリッジバルブもいくつか予備を手配しておいたのですが、そろそろ底を付いてきた為いろいろ当たって予備用として購入しました。

昨今の円安やカナダのインフレ・物価高によって、こうした部品も相当値上がりをしていましたが、今後のお客様へのアフターサービスも考えて各種手配することとしました。

恐らくアクアディスというメーカーの水栓金具は、私共以外のビルダーさんであまり施工はされていないと思いますので、修理部品がなくても然程影響はないはずですが、逆に言えば部品を手に入れるのは至難の業となります。

その為に、ホームメイドは少し無理をして在庫を持とうと決意しました。

取り敢えず、十分な量は確保したつもりですが、国内の輸入住宅メーカーさんでも修理部材の在庫保管をして欲しいものです。でないと、ユーザーのお客様は交換出来なくて困ってしまうかも知れないですからね。

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簡単そうで、相当大変です

昨日までの4日間、蓼科のお客様の別荘へ伺ってノルディスカヒュースの木製サッシのガラスパテの打ち直しメンテナンスをしてきました。

サッシは、スウェーデンのSP Snickerier社製の木製輸入サッシ。

下見を入れてこのおうちにお邪魔するのは、4回目になります。

90年代では、ノルディスカヒュースは北欧系輸入住宅の最大手でしたから、オーソドックスな木製サッシを使っていらっしゃるおうちはたくさんあるかも知れません。

木製窓の枠とガラスの間から雨が浸入しないように、ガラスの周囲にはガラスパテが施工されているのですが、20年以上するとパテが硬化してしまい、簡単には剥がせなくなってしまいます。

勿論、30年以上雨風に当たっているような場所の窓だと、更に劣化が進んでしまい、パテが部分的に脱落するようになるのですが、そこまで行くとガラスからの雨漏れで室内に水が入ってきたり、窓枠が腐ってきたりしますから、最悪の状況になってしまいます。

硬化したパテは石のように堅く、カッターやパテナイフ等では全く歯が立ちません。私たちは、スウェーデンから輸入した専用工具などを駆使してパテの除去作業を行うのですが、厚みの薄いガラスに張り付いたパテとの闘いは慎重な上にも慎重な作業が求められます。

1つの窓のガラスパテを除去しただけで腕はパンパン、時間は数時間経っていたなんてこともしばしばでした。

その後、ガラスの周囲にマスキングテープを張って、新しい専用のガラスパテを塗る作業をするのですが、写真は新しいパテを施工する前の様子です。古いパテが徹底的に剥ぎ取られ、きれいに掃除した上で美しくマスキングテープが張られているのが分かりますか?

ここまでするのは、本当に至難の業です。そんな窓が20ヶ所もあったら、メンテナンスには何週間も日にちが必要となります。

10~15年程度でガラスパテを打ち直しすれば、ガラスパテも然程難しくなく外せるはずですが、一旦堅くなってしまったパテはサッシ屋さんでも絶対にやってくれない代物です。木製サッシが悪くならないうちに、どうか適切なメンテナンスをして下さいね。

<関連記事>: また4日間、山に籠って修理しました (2022年8月30日)

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別枠付きの網戸とは珍しい

大阪のお客様から網戸の部品を調達したいというご相談を頂きました。

サッシは、アルメトコ(Almetco)製のケースメント樹脂サッシ。

サッシの内側に網戸が付いているのですが、網戸は小さめの蝶番が付いていて、それによってアルミの別枠とつながっています。

その別枠を窓枠に装着することで、網戸も一緒に窓枠に納まるという不思議な造りになっています。そんなことをしなくても、窓枠に直接網戸を装着すればいいのではないかと思うのですが、メーカーの意図はもっと深いのかも知れません。

今回相談頂いたのは、別枠のコーナー部分に付いている樹脂パーツなんですが、通常の網戸フレームとは違い、幅が広いフィンのようなものが付いています。このフィンによって別枠が転ばずにしっかりと窓枠に固定される形になっているのですが、あまり見た記憶がありません。

また、このフィン付きのフレーム形状に対応するコーナー部品も、非常に特殊ですから、探すのにも一苦労です。恐らくこれではないかというものは見付かりましたが、大きさなどが合うかどうかは、お客様に確認頂く以外にはありません。

ただ、寸法が違うという場合には、他に代替のものがありませんから、ちょっと厄介です。勿論、手に入りにくいものですから、それなりに値段や送料も余分に掛かってきますので、その点はお客様のご了解次第です。

<関連記事>: こんな特殊な材料も調達出来ます (2022年11月11日)

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ヴァイスロイの窓ヒンジは、固いんです

豊田市のお客様からケースメントサッシ(横に開いていく窓)のウィンドウヒンジを交換したいというご相談を頂きました。

サッシは、ヴァイスロイ(Viceroy)製の樹脂サッシ。

随分長く掃除をして頂いていないのか、ホコリや汚れが目立ちます。

写真のウィンドウヒンジが問題のものなんですが、全てステンレスで出来ているようですから、耐久性がありそうです。但し、窓枠を左右にスライドする部分の黒い部品は、樹脂で出来ているようで劣化して割れてきている状態です。

(元々、ヴァイスロイのヒンジは動きが渋いのですが、ホコリなどで更に動きが悪くなってきますから、この部分にも変な力が掛かったのかも知れません)

ここが劣化してくると、窓に固定してあるレールからこの部分が外れてしまい、窓を閉めようとしても建具が外に飛び出しますから、ちゃんと閉まらなくなってしまうと思います。

そうなってしまうと、窓を調整などして直すということは難しく、ウィンドウヒンジそのものを交換する以外に方法はありません。ただ、ヴァイスロイという会社は既に存在しませんし、窓部品も特殊なものを使っていることが多い為、全く同じものが手に入らないかも知れません。

取り敢えず、サイズや形状が一番近そうなものを探しましたので、お客様のご了承を頂いて、交換・調整をしてみようと思います。こういうケースが一番大変で面倒臭いことですが、そういうことをやってみるのが輸入住宅のプロなのかも知れません。

<関連記事>: この中で一番合うものを取り付けます (2022年11月10日)

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台風14号に備えて

現在、外装メンテナンス中の日進市のおうちですが、超強力な台風14号の接近に備えて、建物の周囲に張ってあった養生シートを昨日畳んできました。

足場屋さんにお願いすることもあるのですが、同様の現場が多数あって私たちの現場まで手が回らないとのことで、自分でメッシュシートを畳みました。

建築屋でありながら高所恐怖症の私ですが、怖くて足場に登れないなんてことは言ってられません。季節外れの高温と冷や汗で汗だくになりながら、何とか全てを畳むことが出来ました。

今回の台風は、九州南部に上陸する間際でも910ヘクトパスカルという非常に猛烈な勢力を維持してくるそうです。ここ東海地方で大きな被害を出した伊勢湾台風でも、上陸時は929ヘクトパスカルくらいでしたから、その強さは想像を超えます。

会社の周囲でも既に風が出てきているようですが、明日になると恐らく準備をすることも出来ないくらいの風や雨が時折あるでしょうから、今日のうちに備えをすべきだと思います。

名古屋まで来る頃には勢力が衰えて、大したことがなくなるだろうと高をくくっている人もいるでしょうが、瞬間的な風雨については予想を超える場所もあるかも知れません。

備えれば憂いなし。やっておけばよかったと後悔するよりも、やっておいたけど全然大丈夫だったと肩透かしをされた方がましだと思います。屋根の養生、サッシやドアからの雨漏れ対策等、何某かの備えをするようにお願いします。

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