お知らせ : ページ 66

これ1つなくても、不便ですよね

お客様から輸入サッシに付属している網戸の取っ手を調達したいというご相談を頂きました。

どこのサッシかは不明ですが、写真のような樹脂製の取っ手が付いています。

輸入網戸の取っ手はいろいろ種類がありますが、形状や大きさの違いがあってもおおよそどれでも取り付けることが可能です。

また、樹脂以外でも亜鉛メッキされた金属で出来たものもありますが、破損しにくい分手触りがイマイチで、樹脂のものの方がお勧めです。

確かに樹脂製の取っ手は、15年くらいで交換しなければいけませんが、グラスファイバーの網を交換するタイミングで一緒に交換出来ますから、然程取り替えに面倒なことはありません。

窓の屋外側に設置した網戸は、網も取っ手も劣化するスピードは早くなりますが、定期的に掃除をしたり手入れをしたりすれば、その分寿命は延びますから、メンテナンスするように心掛けて頂きたいです。

こういった小さな輸入部品も取り寄せることは出来ますが、それでも輸入に係る送料はそれなりに掛かりますので、少し多めに調達された方が費用はその分得かも知れませんよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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気持ちは分からなくはないですけどね

お客様から掃出しサッシのロックを解除した後のドアの写真を頂きました。

サッシは、ミルガード(Milgard)製のスライディング・パティオドア。

ドア枠の中に隠れているロックラッチ(鍵爪)を解除しようと、いろいろ手を尽くした様子が窺い知れます。

ドア枠側には、ノコギリのようなものを使って縦に長い穴が明けられた様子が見受けられます。また、ドア本体の方もドアハンドルを無理に外して、ドアの中に内蔵されたロックケース(モーティスロック)を破壊して、ロックを解除しようとした感じのようです。

恐らくこのメーカーのロック金物の仕組みを理解していない状況で、無理に外そうとしたんでしょうね。壊す前に私たちに何らか相談してくれたなら、ここまで破損することはなかったかも知れませんが、やってしまった以上仕方がありません。

自分たちでは何とも仕様がない状況の時は、私共のような輸入住宅のプロに相談して、出来るだけおうちが傷付かない形で復旧して頂きたいと思います。

まあ、取り敢えず鍵が外れたということで、ベランダに出られるようにはなったと思いますが、今度は鍵が開いたままになりますから、防犯上は心配ですよね。

<関連記事>: 破損したハンドルの交換部材です (2022年7月4日)

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情報は正しくお知らせ下さい

佐世保のお客様からシングルハングサッシ(下窓だけが開閉する上げ下げ窓)のバランサーを調達したいというご相談を頂きました。

サッシは、インシュレート(Insulate)製の樹脂サッシ。

2つのタイプのサッシがあるらしく、それぞれの窓についてバランサーの詳細をお聞きしました。

頂いた情報からすると、大きな窓の方が「16 3」。小さな窓が「19 2」ということでした。ただ、ここでおかしいのが、通常数字が大きくなるとバランサーの長さが長くなり、小さな数字になると短くなるのですが、実際はその逆です。

恐らく、バランサーが古くなってその刻印(印刷)が見えにくくなってきているのか、刻印自体が間違っているかということが考えられます。刻印を大きく撮影した写真を見ると、恐らく「19 2」ではなく「13 2」なのではないかと私は思います。

ここを間違えると、せっかく調達してもサッシに装着することは出来ません。言われた通りのものを手配するのではなく、間違いやミスがあるかも知れない状況では、ちゃんとお客様に確認を求めることも大切ですね。

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この鍵を解除するのは、結構大変です

日進市のお客様からミルガード(Milgard)製スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の鍵が掛かったまま開けられなくなったというご相談を頂きました。

写真は、開かなくなったサッシと同型のものですが、ロックの鍵爪(ラッチ)が上下に2つ付いていて、ガッチリと鍵が掛かる構造(ダブルフック・ラッチ)になっています。

この部分は、鍵を掛けた時にドア枠の中にスッポリ入ってしまって、外からは全く見えなくなってしまいますから、ロックラッチが動かない状態になっていたら、ドア枠に穴を明けて解除する以外に方法がなくなります。

勿論、そうでない場合もありますから、最初からドア枠を傷付ける必要はありませんが、慣れていないと相当難しいかも知れません。

また、ドアに内蔵されたロック金物(モーティスロック)が悪いのではなく、ロックレバーに不具合がある場合も鍵が掛かったままになることもありますから、そういったことも一度チェックする必要があります。

但し、ハンドルの取付けビスがドア枠に非常に近い距離にある為、普通のドライバーが差せずビスが外せないなんてこともありますから、適切な道具がないと手も足も出ませんよ。

今回、ロック金物とロックレバーの2つをアメリカから調達して、交換及びドア調整をする予定です。単純に交換さえすればそれで終わりなんてことは通常はありませんから、ちゃんと原因を突き止めてそこを解決しておく必要もありますね。

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代替を探さないといけないかも・・・

昨日、豊橋市のお客様の処で、ポジー(Pozzi)社製ダブルハングサッシの上下建具の交換を行いました。

ポジー社自体は既になくなってしまいましたが、ポジーの建具を新しく作り直してくれるというメーカーがあって、そこに頼んで交換用建具を製作してもらいました。

8ヶ所(建具合計16枚)の交換修理をピッタリのサイズで無事に終えることが出来ましたが、建具を両サイドで吊っているバランサーが1本破損していました。

バランサーの先に取り付けられたバランス・シューと呼ばれる部品の樹脂部分が、経年劣化で割れて建具のピボットバーを保持出来なくなりました。

残ったもう一方のバランサーでどうにか建具を吊ることが出来ましたが、片方だけでは建具の開閉が重く、開けても少し下がってくる感じです。この部品はポジー独特のものなのか、あまり見掛けたことはありません。

建具を製作してくれたメーカーに再度問い合わせをして、バランス・シューだけを供給してもらうか、左右のバランサー本体を供給してもらうか、何れかをお願いしたいと考えております。(もしかしたら、全く同じものはないかも知れません)

今回は樹脂部品の経年劣化ということですが、バランサーは施工から15年程度で定期交換をするパーツです。輸入の上げ下げ窓をお使いの方は、ポジー以外でも15年程度を目安に取り換えすることをお考え下さい。

<関連記事>: Pozziのバランサーは特殊です (2023年4月8日)

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山口まで遠いけど、呼ばれればねぇ・・

山口県のお客様からファイバーグラス製の木目調玄関ドアの塗り直しがしたいというご相談を頂きました。

ドア・メーカーはどこなのかよく分かりませんが、もしかしたらサーマツルー(Therma-Tru)製かも知れませんね。

室内側は雨風や紫外線の影響を受けていないと思いますが、時間が経っているのか、屋外側と両方を塗って欲しいという要望です。

写真は屋外側ですが、塗装が薄くなってきている感じで、木目が少しぼんやりした感じになってきています。また、雨が当たりやすいドアの下端なども、塗装の剥げがひどくなっているようです。

恐らく木目専用塗料のシダー色で塗装がされてあるのでしょうが、同系色で塗ってやれば、相当きれいな状態にまで戻せると思います。ただ、ドアの両面や周囲のドア枠の塗装までやろうとすると、やはり施工に2日くらいは掛かるかも知れません。

となると、名古屋から現場まで1日、施工に2日、帰りで更に1日。最低4日は拘束時間をみる必要があるでしょうが、どうしてもと言われたら行かない訳にはいきませんよね。

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鍵爪がおかしくなったら、早めに交換

岡山のお客様からローウェン(Loewen)のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の鍵がおかしいというご相談を頂きました。

ロックレバーを上下に動かすと、ドアに内蔵されたロック金物(ロックケース)からロックラッチ(鍵爪)が出たり入ったりするのですが、ある時は出たりある時は引っ込んだままになったりして、一定の動作が出来ません。

現状は何とか動いていますから問題ないように見えますが、レバーを上下させても鍵が掛けられなくなったり、ロックが掛かったまま窓が開けられなくなったりしたら、防犯上の心配が出てきます。

この不具合は、ロックケース内の小さなバネが切れて、ロックラッチがうまくアクション出来なくなったことが原因ですから、交換すればすぐに直ります。ただ、交換しても破損の原因となった事象は解決しません。

破損する以前は、鍵が固くなったり、引っ掛かったりしたそうですから、ドアの高さや左右の水平バランスが崩れていた為に鍵を掛ける位置もずれてしまったのではないかと思います。

ドアやロックケースの調整をしてやることで、こうした原因を解消することが出来ますから、金物の交換と同時に輸入窓の専門家に相談してメンテナンスしてもらうことをお勧めします。

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クリスタルの葉が生い茂る

こちらは、輸入のシャンデリアです。

ゴールドの枝に無数のクリスタルの葉が生い茂るという素敵なデザインの照明器具です。

夕暮れのアンニュイな時間に温かみのある電球色の光が、何とも落ち着いた雰囲気を感じさせます。

こういった自然を感じさせる大きめのシャンデリアだと、リビングだけでなく、寝室にあっても素敵ですよね。

北米の照明器具は、常に新しいものを追求しています。また、部屋全体を明るくするのではなく、部分的に明るくする間接照明を基本としています。

日本の丸いシーリングライトがリビングに付いているのを見ると、豊かさというものがないのを思い知りますが、いつになったら日本は本当の先進国になることが出来るのでしょうか。

皆さんのおうちも、こういったセンスを取り入れたデザインにされては如何でしょうか。必要あれば、お手伝いしますよ。

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これで、窓下の腐りは防止出来ます

清須市のお客様の外壁防水工事を行った際に使用した窓下の防水材を紹介しましょう。

実際に窓の装着した様子は、少し前のブログ記事に写真で掲載しましたが、材料単体でお見せするのは今回が初めてです。

この透明な防水材は、薄くて柔軟性のある樹脂で出来ています。ですから、下地の状態を確認しながら取付けが出来るという特徴を持っています。

屋根や外壁の雨漏れは上から下へと流れてきますが、その水がこの窓下に溜まってしまい、長い間に構造材の木までも腐らせてしまうというトラブルがしばしばあります。

そうならない為には、窓下を含めて窓の周囲を何らか防水する必要がありますが、多くの場合外壁面に接している部分だけしか防水工事を行いません。

それだと、サッシが載っている窓台部分に雨が溜まるということには全く対応出来ないということになり、知らぬうちに構造体が腐ってしまうことになります。

この素材は、窓台だけでなく窓の両側面も一体成型で製造されていますから、側面から流れてきた水も窓下へ落ちることはありません。(なお、窓の側面も防水処理をしておく必要はありますよ)

また、窓下に溜まった水が室内側へ流れないように、室内側のエッジ部分に数ミリの立ち上がりを付けてあり、これが水返しとして機能します。

そうした水は、屋外側へと自然に流れていくのですが、窓下の正面部分までこの防水カバーが覆っていますから、あとは防水シートのウェザーメイトプラスの上を伝って地面へと落ちていくという仕組みです。

また、窓の幅に合わせてこの材料は調整が出来るようになっていますから、どんな幅の窓開口でも装着することは可能です。

コストや施工の手間が掛かるということで、日本ではなかなかここまでやる住宅メーカーはないでしょうが、やっておけば雨漏れで一番の弱点となる窓開口を心配する必要がなくなります。新築やリフォームで採用するので是非調達したいという方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 屋根や外壁からの雨漏れでも窓は大丈夫 (2022年6月8日)

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ウェザーメイトプラスは、窓防水が肝心です

清須市で外壁の防水施工をご依頼頂いていた件ですが、本日無事完了しました。

在来工法の構造体と国産の樹脂サッシの組み合わせで、結構苦労をしましたが、なかなか上手に施工出来たのではないかと思います。

外壁に張った特別な透湿性防水シート ウェザーメイトプラスは、うちの職人さんにお願いして作業してもらいましたが、サッシ取付け後の窓周りの防水処理は、私が直接施工を行いました。

今日は、お昼前から雨が降り出すということでしたので、早めに現場へ行って残った窓の施工をしたのですが、降り出す前に何とか完了することが出来ました。

写真は、実際に行った窓周りの防水処理です。アスファルトの接着剤が使われているパワーボンドテープを窓の四方に張るのですが、そのやり方も普通の工務店さんや大工さんとは違います。

特に窓上の防水処理の手順は、日本人の仕事とは全く異なり、何層かに亘って防水処理を繰り返します。日本人の施工は、1つの施工が雨に突破されたら、雨漏りしてしまうというものですが、私たちは1つ目がダメなら2つ目、3つ目という具合に防御します。

また、最終的にサッシの奥の方にまで雨が浸入しても、腐りやすい構造体の木をウェザーメイトプラスがカバーするという仕組みになっています。

文章や口で説明するのは、文字数の関係で難しいですが、外壁や窓からの雨漏れで困っているなら、ウェザーメイトプラスは救世主かも知れません。(いくら素材がよくても、施工が間違っていれば意味はないですが・・・)

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