お知らせ : ページ 61

年末年始休暇のお知らせ

12月30日(金)~2023年1月4日(水)の間、手づくり輸入住宅のホームメイドでは冬季休暇を頂きます。

休暇前に建築のご相談や各種お問い合わせを希望される方は、お早めに!

お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ。(お休みの期間中は留守電になりますので、上記ご相談・お問い合わせリンクよりご連絡下さい。再開後にお返事させて頂きます)

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外壁タイルは、塗装は不要?

尾張旭市の輸入住宅で外装の塗り直し等の工事を行っていますが、年末も近くなり、作業は追い込みの状況になりました。

と言っても、無理な日程での施工や時間短縮の手抜き工事は厳禁ですから、それぞれの作業をやり繰りしながら、フィニッシュまで持っていこうと考えております。

そんな中、木製ラップサイディングの塗装に続き、スライスブリック(レンガタイル)張りの外壁塗装を行いました。

タイルならば塗装はしなくてもいいとお考えの方もいらっしゃると思いますが、タイルの目地は透水性のあるモルタルですし、建物の伸縮によってクラック(割れやヒビ)やタイルの剥がれ・脱落を生じます。(尚、本物の積みレンガの外壁であれば、防水塗装などは要りません)

また、スライスブリックの多くは、磁器タイルではなくコンクリートに着色しただけのものですから、モルタル同様透水性があるのです。

タイル張りの下地にコンクリート・サイディングが張ってあればいいのですが、サイディングの割れに同調してタイルにヒビが入ったという場合や、ラス網にモルタルをコテ塗りしたような下地では、ラス網を固定する為の無数のホチキスが防水シートをも貫通して、構造まで雨が入り込んでしまうというケースもあります。

一旦スライスブリックが張られた外壁では、下地の状況は確認することが難しいですから、浸透性のある防水クリア塗料を使って、タイルの表面だけでなくクラックの奥まで塗料が入り込むように施工することが必要です。

外壁にカルチャード・ブリックやカルチャード・ストーン(人工石)をお使いのおうちでは、定期的に防水塗装をすることをお勧めします。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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最後の防水はティンバーケアで

先日、シダーで出来た木製サイディングを一部張り替えた尾張旭市の輸入住宅です。

バルコニーの外壁の一番上に張ってあったものが雨で腐ってきてしまっていたので、そこだけを交換しました。

張り替えた直後の写真や記事は、以前ご案内させて頂いたのですが、今回は既存のサイディングを含めて塗装をした様子をご紹介します。

元々緑色で塗装がされていたのですが、それが油性のキシラデコールという防腐塗料であった為、全く防水が利かず色もどんどん剥げていきました。

そこで今回は、下地にクリア色のナフタデコールを塗り、その上にグリーンの水性ナフタデコールを着色剤として2回塗りました。そうすることで、サイディングの表面にグリーンの色がよく出てくるので濃い緑色を演出することが出来ます。

ただ、それで終わってしまうと、今までと同じただの防腐塗装ということになってしまいますから、パラペイントの屋外用木部専用防水塗料 ティンバーケアをトップコートとして2度塗りました。

つまり、下塗りから最後の防水塗装まで合計5回も塗装したことになります。その様子が掲載させて頂いた写真ですが、如何でしょうか。古くなった既存のサイディングの細かな割れにも、塗料がしっかり入っているのが分かりますね。

手間を掛け過ぎていると言えばそうなんですが、20年以上一度も塗り直しをしたことがなかったおうちですから、ちゃんとやるにはこのくらいの仕事は必要かも知れません。

因みに、木製サイディングの下には、防火対策としてコンクリート・サイディングが下張りしてありますから、板に節抜けの穴があっても構造的な防水は問題ありません。

<関連記事>: 張り直したシダー製ベベルサイディング (2022年12月9日)

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うまく利用して計画します

現在、神奈川県にお住まいのお客様から、名古屋市内でレンガ積みのおうちを建てたいというご依頼を頂いております。

カナダのレンガ職人に来日してもらって、レンガ積み外壁の家を造るということもそう遠くない時期に出来るであろうとの考えから、そろそろ計画を前に進めていこうと思います。

そのお客様が購入された土地は、古い建物を解体して更地にした処なんですが、お隣の建物の高さなどから土留めとしてのコンクリート擁壁が一部撤去されずに残されています。

その高さは、1.2m。この段差を利用して建物の下に半地下のガレージを造るにしても、少し高さが足りません。かと言って、ステップフロア的な1階にするとしたら、少し段差が大きいようにも思います。

お隣との境界に設置された擁壁も撤去出来ない状況ですから、これもうまく利用して家のプランを練りたいですね。何れにしても、早急に適正なプランをお客様に提示して、順次計画を進めるようにしていきます。

それにしても、この敷地に接している道路は、抜け道で交通量が激しいですから、工事中も結構車の駐車を気にしないと大変です。

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これでレバーのグラグラが直せます

名古屋市のお客様のおうちに洗面用の輸入水栓金具の水漏れを直しに行った処、水栓のレバーハンドルがグラグラしているのを確認しました。

洗面水栓は、モエン(Moen)製のツーハンドル水栓です。

レバー部分を分解してみると、台座部分に仕込まれているプラスチックのアダプター部品が劣化して割れていました。

20年以上前に取付けた水栓ですので、破損した一部の部品だけを交換用に調達出来るか心配でした。でも、カナダやアメリカの水栓メーカーはすごいですねぇ。

ご覧のように、レバーを固定する為の台座部品を調達することが出来ました。こういう処が、国産では真似が出来ないことかも知れません。

年末までに間に合いましたから、クリスマス前にでもメンテナンスにお伺いしようと思います。

<関連記事>: 20年以上経ちますが、いいデザインです (2022年11月20日)

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生産終了した掃出しサッシの部品です

随分前に輸入の掃出しサッシを丸ごと外して交換したことがあります。

そのサッシは、マーヴィン(Marvin)製のセーフティースライディングパティオドア。

10年近く前に製造が終了し、何年か前に交換部品の供給も終了した為、どこかが破損したら他の掃出しサッシと交換する以外方法がないという製品でした。但し、マーヴィンのサッシに装着されている部品が、全て特殊という訳ではありません。

写真は、その可動ドアの下に取付けられていた古い戸車部品。この部品は、他社の掃出しサッシでも使われている汎用部品ですから、マーヴィンを経由せずアメリカの部品会社から直接調達することも可能です。

重い輸入の掃出しサッシに取付けられている戸車ですから、非常に頑丈に作られていますからそう簡単に壊れることはありませんが、それでも長年の使用で滑車部品が摩耗・変形してドアが重くて開かなくなることがあるかも知れません。

マーヴィンのサッシは、日本市場から撤退し供給も中止されることが決定していますが、私たちならある程度の修理・メンテナンス部品を入手することが出来ると思います。

どうしたらいいかと途方に暮れずに、まずは輸入住宅の専門家に相談してみるようにして下さい。勿論、一番大切な日頃の掃除や手入れ・調整をちゃんと実施して、破損や不具合が起きないようにすることが重要ですよ。

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マーヴィンの修理は急ぎです

マーヴィン(Marvin)が、11月に日本撤退を通告してから1ヶ月になろうとしています。

日本の販売代理店である数社も、新規の受注は来年1月末という感じ。

マーヴィン製サッシの今後のメンテナンス部材の供給については、まだはっきりとした結論は出ていないようですが、どこかの段階で供給ストップとなることは目に見えています。

1990年代の輸入住宅ブームの一翼を担ってきたと言っても過言ではないマーヴィンですから、国内の輸入住宅に採用された窓の数は膨大です。そういった点で、メンテナンスや修理が今後多く発生してくるのは誰の目にも明らかです。

新築から20年経った輸入住宅でマーヴィンのサッシを施工したおうちであれば、部材の供給がされているうちに調子が悪い箇所は直しておきたいものだと思います。

特にウェザーストリップやロック金物、ダブルハングのバランサーといった消耗部材については、まだ多少使えると思っても交換しておくべきかも知れません。

汎用部材であれば、私たちが部品メーカーから調達出来ますが、マーヴィン独自のものも数多く存在します。

マーヴィンのアメリカにある代理店を経由して購入することも、今後の検討課題ではありますが、その分費用や納期も余分に掛かりますから、どうぞ早めにメンテナンスをして下さいね。

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もっといいやり方で出直します

豊田市のお客様からドアの窓ガラス交換をご依頼頂いていた件で、交換用のガラスと窓額縁を持って現場に伺いました。

勝手口ドアのメーカーははっきりしないのですが、サーマツルー製のものが使えるということで、北米から取り寄せました。

ガラスは強化ガラスのようで、割れると細かく粉々に割れてしまいます。

幸いペアガラスの室内側のガラスは割れておらず、外気が流入したり防犯上の大きなリスクはないのですが、年末までには何とかしたいと考えておりました。

現場に到着した後、すぐに交換作業に取り掛かったのですが、改めて窓のサイズを確認してみると、既存のものの方が5cm程小さいことが分かりました。

ピッタリのサイズでメーカーにお願いしていたのですが、メーカーでは少し小さめのドアは現在製造していないということも分かりました。今回特別に作ってくれたのかとも思いましたが、そんなに甘くはなかったようです。

仕方なくドアに鋸を入れて、ドアに明いた窓開口を広げようと思ったのですが、丁寧に作業をすれば、窓の額縁がそのまま使えて、ペアガラスだけの交換が可能な感じがしました。

であれば、入荷したものは無駄にはなりますが、新たにペアガラスの詳細をチェックし直して、ガラスだけを調達してもきれいに直せるはずです。

ガラスの額縁はプラスチックで出来ていますから、慎重に作業をしなければ割れて大変なことになりますが、それが出来ればドアを壊さずに元通りの姿に戻せます。何とか年末までにペアガラスを間に合わせて、暖かいお正月を過ごせるようにしてあげたいものです。

<関連記事>: 何か石でも当たったんでしょうか? (2022年5月31日)

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玄関用ポストも交換しました

先日、デッキ階段や手摺をリフォームした日進市のおうちですが、枕木で作った玄関用のポスト(門柱)が腐ったりしてきたので、新しくしたいというご希望を頂きました。

そこで、私たち ホームメイドが提案させて頂いた玄関用ポストが、こちら。

枕木を土に埋めてしまうと、土に染みた雨水で腐ってしまったり、シロアリや蜂などの巣になってしまい、長く使うには少々心配でした。そこで、今回ウッドデッキにも使用した腐らない杉材のエコアコールウッドの角材を組み合わせて門柱にしてみました。

黄色の郵便ポストを正面に向けて、その上には可愛らしいサイン看板を取付けてあります。おうちの方に延びるアプローチ階段を照らす為の輸入の照明器具もサイン看板と同じ高さの位置に取付けてありますし、その下にはインターホンがありますから、暗くなっても安心です。

また、この写真では写っていませんが、この門柱の裏側にも短めの飾りのポストを埋めましたので、お庭のアクセントにもなっています。

エクステリアメーカーのものだと、どうしても工業製品的になってしまい味気ない感じがしますが、これなら木の温かみを感じながら長持ちさせることが出来るだろうと思っています。因みに、この門柱は腐りませんが、着色の為に水性の防水塗装を施しています。

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これで20年以上大丈夫です

先日よりウッドデッキのリフォームを行っていた日進市の輸入住宅でようやく工事が完了しました。

写真がその様子ですが、如何でしょうか。

古くなったデッキの床板を再利用する為に、床板の裏表をひっくり返すことを行いました。ステンレスの長いスパイラル釘が使われていましたから、床板を外すのに苦労して丸一日掛かってしまいました。

その次の日は、壊れかけていた大きなデッキ階段を作り変えました。杉材の細胞の中に樹脂を注入した腐らないエコアコールウッドを使い、幅2.5mの大きな階段に仕上げました。また、白木の着色の為に水性の防水塗料も塗ってあります。

そして今日、屋根を支える長い柱材の間に装飾的なデッキ手摺を設置しました。間にある3本の親柱は、新築した22年前に使ったものと同じカナダ製のものを使い、子柱は先日塗装した堅木のオークのものを使用しました。

子柱の上下に付けたハンドレールとシューレールは、階段と同じエコアコールウッドで出来ていますから、20年以上の耐久性は確保出来たと思います。

こうした大工工事の途中、切ったりした場所も逐次防水塗料を塗ってから取付け作業をしてもらいましたから、隠れている部分まで全て防水が出来ているはずです。こういう手間・暇を掛けて施工を行うのは、私たちくらいでしょうね。

殆ど全ての工務店は、木を切ったり張ったりして組み上げた後に塗装をしますから、どうしたって雨がそこに染みてしまうはずです。

<関連記事>: まだ一度も塗り替えしていません (2022年6月25日)

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