お知らせ : ページ 60

たくさん交換するのは大変です

日進市のお客様のおうちで外装の塗り直し工事を行っていますが、今日は日曜でペンキ屋さんもお休みでしたから、サッシに取り付けた飾りルーバー(鎧戸)のメンテナンスを行いました。

樹脂で出来たルーバーは、長くて太い特殊なビスで留めてあるのですが、その頭が錆びないように、プラスチックのキャップが取り付けてありました。

ただ、新築から20年以上経った状況では、キャップが劣化して半分くらいがどこかに飛んでいってしまって、なくなっています。

ビス用のキャップがすぐに手に入ればいいのですが、輸入のルーバー専用ですから、国内では同じものが手に入りません。そこで、取り付けられたビスを外して、別の装着可能なビスを打ち込み、その上から新しいビスキャップを装着しました。

でも、この付け替え作業は、結構手間が掛かりますし、殆ど全ての窓に飾りルーバーが取り付けられていますから、50ヶ所以上のビスとビスキャップを交換しました。

一人で全部やりましたので、おおよそ半日掛かってしまいましたが、やっぱり暑い日にやる仕事ではないですよね。いつも暑い中、外で作業をしてくれているペンキ屋さんには、本当に頭が下がる思いでした。

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取り敢えず、外側だけでよかったです

西尾市のお客様からケースメントサッシ(横方向に開閉する開き窓)のペアガラスが割れたというご相談を頂きました。

サッシは、ペラウィンドウ(Pella)製のアルミクラッド木製サッシ。

写真では、右側の方に大きな亀裂がいくつも走っています。

道路際ですので、車で石が跳ねたか、鳥が飛んできてぶつかったか、何れにしてもペアガラスの屋外側1枚が割れた形となっています。(もしペアガラスが両方共割れてしまうと、雨風に対する養生や防犯対策といったことも必要になりますから、大変です)

まあ、鳥がぶつかった場合、これだけ破損していれば、鳥の方も無事ではいられないと思いますので、鳥ではないかも知れません。ペラの窓の場合、ガラスが割れてしまうとペアガラスのみの交換は出来ませんから、ガラスが入った建具ごと交換する必要があります。

幸いペラは古いケースメントでも同じものを作ってくれますから、製作に時間は掛かりますが、ちゃんと復旧することは可能です。

ただ、このご時世ですから、円安やアメリカの物価高、海上輸送費の高騰や船便の予約が取りづらいといった問題で、お客様にも大きなご負担をお願いしないといけません。

ただ、こういうケースでは、おうちの火災保険で補償が出来る可能性もありますから、保険会社さんとも協議して頂いて、少しでもご負担が減るようにして頂きたいと思います。

<関連記事>: ペラウィンドウの建具交換 (2023年3月18日)

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片方でもないと外せない

長野のお客様から窓メーカー不明の輸入サッシの網戸の取っ手を調達したいというご相談を頂きました。

写真を見ると、結構大きめの網戸のようで、取っ手が2ヶ所に付いているタイプのようです。

取っ手2つのうち、片方の1つが破損したか劣化したかでなくなっています。

こうなってしまうと、網戸の下枠全体を持ち上げることは出来ませんから、取っ手を持ち上げただけでは網戸を外したり装着したりすることは出来ません。

網戸の取っ手は、写真のようにプラスチックで出来ているものと、亜鉛メッキされたブリキで出来ているものがあります。プラスチックのものは、紫外線で劣化はするものの、手で持った感触はソフトで悪くありません。

また、ブリキの取っ手は、耐久性はありますが、薄い鉄板を曲げたもので手が切れそうな感じがして少し気になります。既存のものがどちらのものでも、樹脂製でもブリキ製でもどちらも装着は可能ですから、ご自身の好みに合ったものに交換頂くのがいいように思います。

ただ、破損したまま網戸を外そうとすると、アルミのフレームが曲がってしまったりして、更に多くの修理を必要とする恐れもありますから、必ず取っ手は交換しておくようにして下さい。

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窓メーカー不明のサッシュ・ロック

鳥取のお客様からスライダー・サッシ(片引きの引き違い窓)の鍵金物(クレセント)を調達したいというご相談を頂きました。

サッシは、どこのメーカーのものか分からない輸入樹脂サッシ。

どういう形で壊れているのかは、この写真だけでは分かりませんが、ロックレバーや回転するフック・ラッチに不具合があるものと思います。

写真のように、ロック金物本体とロックの受け金物との間に、隙間があったり段差のようなものがあったりすると、ラッチがうまく掛からないという問題が生じます。

それを毎日無理に掛けようとすると、可動部分にストレスが掛かりそのうち破損してしまうということがあります。ですから、ロック金物を単純に交換するというだけではなく、受け金物との位置関係の調整を同時にやらないと、将来また破損してしまう恐れが出てくるということです。

ロック金物の形状も、北米には様々ありますから、取付け穴の位置や大きさ・デザインといったことも十分チェックして、注文をして頂きたいと思います。

勿論、そういうことを全てお客様側でやって頂くことが難しいという場合は、私たちが調査から取付け・調整まで行うことも可能です。但し、現場が遠い場合は、出張旅費や拘束時間に応じた人工費といったものも必要となってきますから、その点は予めご了解下さい。

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10年経ったら、防水処理を

愛知県のお客様からダブルハングサッシ(上窓と下窓が開閉する上げ下げ窓)が腐ってきているので、修理をしたいというご相談を頂きました。

サッシは、マーヴィン(Marvin)製のアルミクラッド木製サッシ。

下窓(ボトムサッシュ)を外して、上窓建具の下枠部分を拡大して写真を撮って頂きました。木枠のコーナー部分が腐って、深くえぐれたようになくなっています。

それに伴って、木枠に固定されていたボトムウェザーストリップ(気密パッキン)も下に落ちてきています。この不具合は、明らかにペアガラスの周囲から雨が中に入り込んで腐敗させたという状況だと思います。

こういう場合、マーヴィンの建具を新しいものに交換する以外直す方法はありませんが、1998年以前に製造されたダブルハングはサッシパネルの供給が終了しています。

となると、正規の修理方法ではありませんが、建具枠の欠損している部分に加工した新しい木を装着して復旧させるか、別の輸入サッシ・メーカーのリプレイスメント・キットというサービスを利用して、既存の窓枠に別メーカーの建具を入れるかという選択肢しかありません。

ただ、木を加工して元に戻すとしても、木が腐りやすいという窓構造自体はそのままですし、リプレイスメント・キットで建具を入れ替えるにしても、正しく採寸しないと新しい建具の装着が難しいというリスクもあります。

勿論、マーヴィンの窓枠に別メーカーの上下建具を入れる訳ですから、道具がなかったり施工に慣れていなかったりすると、施工ミスを起こすという危険もあります。

何れにしても、10年以上経ったペアガラスのサッシは、屋外側の防水処理をやり直すということを忘れないで頂きたいと思います。それは、国産のペアガラスサッシや輸入の樹脂サッシでも、建具内に水が入れば、ペアガラスが内部結露を起こす可能性があるからです。

これは、ペアガラスの構造的な特性によるものですから、生涯メンテナンスフリーという窓はありません。定期的に全ての窓を開けて、状態をチェックすることも大切ですね。

尚、私たち ホームメイドは、新品のサッシ建具でもガラスの防水処理や木枠の木部防水塗装を行いますよ。

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どうやったら、こうなるのか?

奈良のお客様からケースメントサッシ(窓が横方向に開閉する窓)のハンドルの調達と交換方法が知りたいというご相談を頂きました。

サッシは、ローウェン(Loewen)製のアルミクラッド木製サッシ。

写真をよく見ると、クランクハンドルの根本部分の金属が、割れてめくれ上がってきています。

金属で出来ていますし、それ程力が掛かる場所でもないように思いますから、どうしてこんなになったのか、不思議です。詳細は分かりませんが、やはり窓の開閉がしづらくなって、オペレーターが動かないのを無理にハンドルを回して何とかしようとした以外には考えられません。

ハンドル自体は、然程調達に問題はありませんが、こうなったことから考えると、他に原因があるように思います。

オペレーターやウィンドウヒンジに不具合がないか、取付けビス等に欠落がないか、建具の水平・垂直が取れているか、位置がずれていないかといったことを全てチェックして解決方法を探る必要があります。

ただ、お客様は輸入サッシに慣れていない工務店さんのようですし、交換や調整の仕方もよく分からないという感じですから、そういったチェックまでやって頂けるかどうかは分かりません。

最悪私たちが出張調査や修理を行わなければならないかも知れませんが、そこまで大ごととしてお考えかどうかも分かりません。

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窓の開閉が空回りする

長野のお客様からマーヴィン(Marvin)製のオーニングサッシの修理をしたいというご相談を頂きました。

オーニングとは、窓の下側が外に開いていく形式の窓で、キッチンキャビネットの奥に設置する窓として重宝されるケースが多いですね。

今回の不具合は、クランクハンドルを回しても、途中で空回りを起こして開いていかないというものです。

こういう場合、多くのお客様はハンドル自体の不具合をお考えになるようですが、殆どの場合その先にあるオペレーターと呼ばれる開閉金物に破損があると考えていいでしょう。

お客様から頂いた写真をご覧頂くと、ハンドルカバーの少し上方に置いてある螺旋構造の部分が付いた小さな棒状部品が見えるかと思います。

これは、本来オペレーターの中に固定されている部品なんですが、無理に開閉をした為に途中で折れて飛び出してきてしまったという感じです。

実は、この回転軸パーツは、ハンドルともネジで固定されているので、オペレーターからこのパーツが外れてしまうとハンドルと一緒に抜けてきてしまう為、この部品をハンドルの一部と勘違いする人が多いのです。

こういうケースでは、オペレーターの交換はもとより、建具の開閉調整を一緒に行わないと、また窓が引っ掛かって無理にハンドルを回してしまうので注意が必要です。

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少し細いから折れるのか?

千葉のお客様から掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のロックレバーを調達したいというご相談を頂きました。

サッシは、ミルガード(Milgard)製の樹脂サッシ。

写真は、お客様がハンドルの金物を外してお送り頂いたものです。

見事にロックレバーが、真っ二つに折れてしまっています。また、ロックケースに差し込む銀色の部分は、フォーク状に二股になっているのですが、ここも片側が欠損している感じです。

こうなる為には、鍵を掛ける際に相当強くレバーを押し下げたのだろうと思います。つまり、簡単には鍵を掛けることが出来ない状況だったろうと推測しますが、通常そんな力を入れる必要はなく、軽くロックが出来るはずです。

それが出来ないという状況とすると、鍵を掛ける位置が悪いということになりますが、ドアの水平垂直が適切でなかったり、ロックケースのラッチ(鍵爪)の出方の調整が不十分であったり、ロックの受け側のストライクの位置が悪かったりしたのが原因です。

どれが原因なのかは、ドアの状況を見てみないと分かりませんし、それによってどう調整するかも変わってきます。(原因が複数ある場合もあります)

今回お客様はロックレバーの破損だけを気にされているようですが、折れた原因を解決しないと、また同じトラブルに見舞われますから、注意が必要だと思います。

ただ、私たちが調達する新しいタイプのロックレバーは、長い棒状の部分の板厚が少し厚くなっていますから、多少強度は上がっていると思います。それでも、ずっとストレスが加われば、そのうち折れる恐れもありますよ。

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ペアガラスも交換します

前回、外装の塗替え工事の為に足場を立てたという記事を書かせて頂きましたが、今日はペンキ屋さんが洗いの作業を行っている間、私は窓を外して今回交換するペアガラスのサイズを計測しました。

サッシは、ACANの樹脂製シングルハングサッシ。

ペアガラスの中に水分や湿気が入り込んで、ガラスの周囲のスペーサーを劣化させました。当然ペアガラスの中では内部結露も起こしていますから、ガラスを交換する以外直す方法はありません。

ただ、アルミクラッドの木製サッシと違い、樹脂サッシでは建具ごと交換する必要はなく、ペアガラスのみを交換することが可能です。その為には、ペアガラスの寸法を正確に計測して、全く同じサイズで新しいガラスを作る必要があります。

今回、その寸法調査を行う為に、ガラスの周囲にあるガラス押えの部材を外し、ガラス全体が見えるように露出させました。しかしながら、このガラス押えがなかなか外しにくく、下手をするとガラス押えを破損させてしまいますから、慎重な作業が必要です。

(ACANというメーカーは既になくなってしまっていますから、全く同じガラス押えを調達することが難しく、万一破損させたら結構厄介なことになってしまうかも知れません)

それでも何とかガラス押えを無事に外して、ガラスのサイズを測ることが出来ました。ペアガラスの厚みも7/8インチ(約22mm)という国産サッシではあまりないサイズですから、普通のサッシ屋さんでは調達が難しいかも知れませんね。

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雨の時は、洗浄作業

会社の近くお客様の輸入住宅で、本日外部足場の設置作業が始まりました。

こちらのおうちは、会社を設立してから建てた第1号の建物です。

22年経っているとは言えないくらいまだまだきれいですが、輸入の木質外壁材などの塗装が所々剥げてきていますから、そろそろ塗替えなどのメンテナンスを行う時期に来ています。

今日は、晴れているのに急に雨が降ったりするといった変な天気ですが、何とか足場を設置することが出来そうです。明日は、この足場を利用して、ペンキ屋さんが塗装工事を始めてくれる予定ですが、まず最初は汚れた外壁等をきれいな水で高圧洗浄していきます。

この洗いの作業をいい加減にして塗装をすると、塗装の裏に残った汚れによって塗装が部分的に剥がれてすぐにダメになってしまいます。

飛び込みで安く仕事をしてくれるリフォーム業者や塗装業者は、こういった工程を飛ばして手間代を省きますから、完了したらお客様には分かりません。如何に汚れを残さず、隅々まできれいに洗えるかが、一番の勝負所です。

それから、洗浄作業は雨の時が一番です。雨自体に汚れがある訳でもないですし、お隣に洗濯物が干してありませんから、汚れの水しぶきで洗濯物を台無しにすることもありません。また、塗替えの様子は適宜お伝えしますので、乞うご期待。

<関連記事>: まだ一度も塗り替えしていません (2022年6月25日)

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