お知らせ : ページ 58

リレーが溶けていました

昨日、大津のお客様の処に伺って、ロジェールのレンジコンロ TS-40の状況調査及びメンテナンスを行ってきました。

配線やガス等の状況を把握する為には、機器を覆っている黒いカバーを外す必要がありますので、ゴトクやバーナー、スイッチのツマミ等を全て外しました。

ただ、コンロを固定している部品は、殆どが隠れた場所にありますし、ビスといったものも錆びたり劣化したりしていましたから、ここまでするのに相当時間が掛かりました。

一見すると点火プラグや配線には問題がないように見えましたが、点火を制御するリレーターミナルが焼けて一部溶けている状態でした。

この状態では、いくら点火プラグを磨いたり、配線を新しいものに交換したりしても、肝心の心臓部がいかれていますから、点火スパークの復旧は不可能です。

勿論、リレー部品を調達出来れば、点火プラグ等も一緒に調達して修理は出来ると思いますが、そうした部品は国内では手に入らない状況です。

ですから、火が立ち消えするという問題だけに焦点を集中して、吹きこぼれ等の清掃やガスの噴出口の詰まりのチェック、錆びたバーナーヘッドの穴の復旧や錆びや汚れの除去を行いました。

部品がない状態ですから、完璧な復旧が出来た訳ではありませんが、バーナーヘッドの周囲の穴からはきれいに青白い火が出てくるようになりましたし、コンロ自体やその周囲もきれいにすることが出来ました。

構造的には比較的簡単なものですから、自動点火といった機能を除けばもう少し長くお使い頂けるように思います。

ただ、吹きこぼしなどで、バーナーの穴が塞がれてしまったりすると、ガスが違う処から出て他の部品を火で焼いてしまう恐れはありますから、こまめな掃除は続けていって欲しいと思います。(穴が一部塞がれると他から強い火が噴出し、バーナーヘッド自体も焼けて溶けますから危険です)

勿論、メンテナンスに伺った際には、私たちの仕事のやり方をお客様にもご覧頂き、道具や材料といったものもレクチャーさせて頂きました。

<関連記事>: 部品はないが、やるだけやるか? (2022年10月3日)

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ガラスが割れたアライド製スライダー

中津川のお客様から、片引きの引き違いサッシのガラスが割れたというご相談を頂きました。

サッシは、アライド・ウィンドウ(Allied)製の樹脂サッシ。

何でも、猫がビックリして透明のガラスに飛び込んだらしいのです。

きっと、ガラスがあるように見えなかったのでしょうね。思いっきりぶつかったのか、ペアガラスは内外2枚共割れてしまったので、雨風が室内に入ってくる状態になっています。岐阜県中津川と言えば、結構山が多い地域ですから、この季節は結構寒くなってきています。

ですから、それだけでも部屋に冷気が入って大変ですし、防犯上も心配です。地元のサッシ屋さんにも相談したそうですが、ガラスを外す為にはサッシの枠を壊さなければ出来ないと言われたそうで、どうしたもんかと困っていたようです。

そこで何とか修理が出来る処はないかとネットで探したら、私たち ホームメイドを見付けたとのこと。ただ、新しいペアガラスを作る為には、現場へ伺ってガラス押えを外して、ガラスそのものを露出させた上で実寸法を計測しなければなりません。

ですから、寸法調査と交換作業の2回現場にお邪魔しなければなりませんし、ペアガラスもオーダーで作りますから、それなりの費用が掛かります。

また、古いガラス押えは劣化しているかも知れませんから、交換時の破損に備えて新しいものも用意する必要があります。火災保険などで保険金が出れば、少しは負担も減るでしょうが、今後は何か対策をしておく必要があるかも知れませんね。

<関連記事>: ペアガラスの交換、完了です (2022年12月5日)

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形は違うが互換性があります

北名古屋市のサッシ屋さんから片引きの引き違いサッシのクレセント(ロック金物)について相談を頂いたとの記事を以前書かせて頂きました。

サッシは、メーカー不明の樹脂サッシだったんですが、注文したものがカナダからなかなか届かず、丁度形状が少し違いますが取付け位置などが全く同じという製品があったので、それをお渡ししました。

本来であれば、全く同じ形状・寸法のものをお渡ししたかったのですが、サッシ屋さんのお客様が急いでいるから、取付けがピッタリ出来るのであれば形に拘らないとのことでした。

今回出荷途中での紛失とクレームを申し立てて、ようやく注文したものが再出荷手配されてきました。写真左が再出荷されたもの、右が丁度在庫にあったもの。形状は違っていますが、取付け穴の位置や距離は2つ共全く同じ。

ですから、サッシ屋さんにお渡ししたものも、無事に装着出来たとのことでした。様々な部材が輸入サッシには取り付けられていますから、なかなか互換性のある部材を見付けるのは大変ですが、どこをどう見るかという判断が出来れば、プロならちゃんと提案出来ると思います。

尚、形状がほぼ同じでも取付け寸法が僅かに違うという製品もありますから、早計な判断をすると間違えることもありますので注意して下さい。

<関連記事>: どこの輸入サッシか分からなくても大丈夫 (2022年7月14日)

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部品はないが、やるだけやるか?

大津のお客様からロジェール社製キッチンレンジ TS-40の修理をお願いしたいというご相談を頂きました。

火災防止装置の設置が義務化されて、それに対応しない輸入のレンジが根こそぎ販売中止に追い込まれてから、既に10年近く経って久しいコンロですが、未だにロジェールのファンは多く、使い続けている人は非常に多くいらっしゃいます。

今回のお客様もそういう人の一人なんですが、ノブを回しても点火しない状態で、チャッカマンを使って火を付けているそうです。

また、最近ガスの調子も悪いらしく、火が付いても途中で消えてしまうことがあるそうで、そういったことをどうにかしたいというご相談でした。

予め私の方からは、修理用の交換部品は国内では手に入らないことや、見てみないと修理の可否も判断出来ない旨お伝えしました。勿論、愛知県から滋賀県まで出張しなければなりませんから、交通費や1日潰れてしまうことでの日当も必要となります。

状況からすれば、国産の新しいものに交換した方が余分な手間や費用も掛からずいいように思いますが、思い入れの強いロジェールが本当に修理出来ないのかどうかの最後の判断が欲しいということでした。

点火プラグやトランスといった箇所の故障であれば、私たちも手の施しようがありませんが、一度カバーを開けて調査と清掃を実施しようと思います。

ダメ元になるかも知れないということを覚悟頂いた上で、お邪魔するのはちょっと気持ちが引っ掛かりますが、誰も相談に乗ってくれないので困っているというお客様の気持ちを汲んで、トライしに行ってきます。

<関連記事>: リレーが溶けていました (2022年10月8日)

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慣れてないサッシ屋さんでは難しいかも・・

福岡のお客様から輸入サッシのペアガラスが割れたので、交換したいというご相談を頂きました。

サッシは、ミルガード(Milgard)の樹脂製スライダー(片側だけしか開くことの出来ない片引きの引き違いサッシ)。

写真を見て頂くと分かるように、大きくヒビが入っています。

また、お隣の家の屋根が下に見えていることから、2階又は3階の部屋にあるサッシであることも推察出来ます。可動する側の建具であれば、窓から外してガラスの交換を行うことが可能ですが、はめ殺し側の建具の場合は、屋外の足場がないと作業を行うことが出来ません。

そして、ペアガラスを固定している押縁についても、屋外側か室内側かで作業のやりにくさが変わってきます。

何れにしても、国産サッシとは押縁の外し方も違いますし、インチ寸法で作られたペアガラスの厚みを合わせるのも、普通のサッシ屋さんではやってもらえないように思います。

新しいペアガラスが用意出来たとしても、今度はペアガラスを防水したり動かないように固定したりする材料や方法を知っていないと、ここでも先に進めません。

たかだかガラスの交換というだけですが、経験不足の業者さんには少々荷が重い仕事になるかも知れませんから、「餅は餅屋」と言われる通り、私共のような輸入サッシのプロにお任せ頂く方が安心だと思います。

もし慣れない仕事で樹脂製の枠や押縁材を破損させてしまったら、それこそそれらの手配で余分な費用と時間が掛かります。

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別の窓の部品が壊れたのかな?

青森のお客様からサーティンティード(CertainTeed)製ケースメントサッシのマルチポイントロック・ガイド部品を調達したいというご相談を頂きました。

サッシは、クレトイシがOEMで製造していた樹脂サッシ。

こちらのサッシは、マルチポイントロックと言って、1本のロックバーを介して複数のロックポイントで鍵を掛けるという防犯性が高いものです。

そのロックバーは、写真のように長くて細いものですから、一定の動きをするように何ヶ所かでバーの位置を固定する必要があります。

そこでそれに使われるのが、ガイド部品と呼ばれる樹脂製のパーツ。写真のようにガイド部品をロックバーに引っ掛けて、取付け穴にビスを打ち込んで窓枠に固定する形になります。

このお客様からは、以前にも同じ部品が欲しいという相談を頂き、供給させて頂いたことがありますが、今回また追加で欲しいということでした。

恐らくこういったロックのケースメントサッシが、他にもいくつかあったのではないかと思いますが、破損するであろう消耗部材は少し余分をみて手に入れておくのがいいかも知れません。やはり何度も調達するとなると、送料や梱包費等もその分余分に掛かってしまいますからね。

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アスファルトシングル屋根のメンテナンス

一般的に輸入のアスファルトシングル屋根材は、天然の砂粒で色を出している為、紫外線で劣化することは少なく、20~40年といったスパンで色落ちすることはないと言われています。

写真の屋根材も、IKOというカナダのメーカーのもので、現地では40年の色落ち保証がされています(カナダ国内での保証ですから、日本で施工したものには適用されませんが、耐久性という点では変わらないはずです)。

そういった点で、国内で広く出回っているコンクリートで成形して表面を塗装したカラーベストのような屋根材(スレート瓦)のように10年程度での塗替えは必要ありません。

ただ、それはアスファルトシングル屋根材そのもののことであって、それを施工する為の付属資材(副資材)については、その限りではありません。

アスファルトシングル屋根材を施工する際は、ケラバ(妻屋根のエッジ部分)や棟・屋根と壁との取り合いといった場所には、防水カバーとしての鈑金材が取り付けられます。

鈑金材は、ガリバリウムで被覆された薄い鉄板ですから、おおよそ25年程度は持つと言われていますが、場所によっては紫外線による劣化が進みますので、それに応じて塗り直しをしてあげないといけません。

写真の屋根は新築から22年程度経っていますが、屋根材自体は非常にきれいな状態ですから、不具合がない限り特に何もしませんが、鈑金部分はそろそろ塗装が必要です。

耐久性のある屋根材だとしても、その周囲の部材は必ずメンテナンスが必要となりますので、注意をして下さいね。安い塗装業者さんに外壁だけで屋根の塗装は必要ないとお願いすると、屋根鈑金は全くメンテナンスしてくれないかも知れませんよ。

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標準メンテナンス以上の仕事

現在、外装の塗り直し等の施工をしている日進市の輸入住宅。

先日、ベルックスの標準メンテナンスである「10年目安心点検」を実施して、気密パッキン(シール)材の交換や防水コーキングの打ち直し、グリスの補充、清掃といった作業を行いました。

これは、10年毎に実施して天窓の雨漏れやペアガラスの結露などを防止することを目的としていて、点検後には更に10年の保証延長をメーカーがしてくれます。

但し、10年以上経っているというおうちでも、保証の規定は適用されませんが、保証に準ずるだけのメンテナンスを行うことは可能です。

今回のこのおうちは、カナダ製のアスファルトシングル屋根が40年、木質系サイディングの塗装が25年、という耐久性が謳われていた為、新築から22年が経って初めての外装メンテナンスということで、トップライトも初めての安心点検となりました。

(因みに、屋根そのものはまだまだメンテナンス時期に来ていない為、屋根に付属する部分のみ塗装等のメンテナンスを行いました)

恐らく普通であれば、天窓も上記のメーカー点検で作業は完了するのでしょうが、私たち ホームメイドは更に天窓周囲の鈑金の塗り直しを実施します。

塗装前の鈑金部分(天窓の下端)は、つや消しのような状態になっていますが、塗装を終えた部分は黒々としたツヤになっています。

こうすることで、防水処理されたガラスの周囲や取付けビスの部分も、塗装で更に防水・結露・劣化防止対策が出来ますから、寿命は随分変わってきます。

屋根の上はお客様が確認しづらい場所ですが、言われる以上の仕事を言われなくてもやるという姿勢が大切だと思います。だから、信頼優先でなく値段だけで注文するというのは、リスクが大きいかも知れません。

<関連記事>: 天窓の防水安全点検・補修 (2018年7月14日)

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格子入り台形出窓の建具交換

鳥取のお客様から輸入サッシのペアガラスが割れたので、ガラスを交換したいというご相談を頂きました。

サッシは、マーヴィン(Marvin)製のベイウィンドウに付けられたケースメントサッシの片袖窓。

ご覧のように、外側のガラスにヒビが入って内部結露を起こしているのか、ペアガラスの中が曇っています。

ペアガラスですから、外側のガラスが割れても雨風の浸入はないので、防犯上の問題を含めて緊急ということではないのですが、心情的には早く何とかしたいというのが本音でしょう。

こういう場合、マーヴィンでは可動する建具ごと交換する必要があるのですが、古いデザインのケースメントは既に製造中止となっていて、建具枠の大きさが少しだけ違う新しい仕様で、装着可能な建具を作ってもらわなければなりません。

ベイウィンドウは、ケースメントサッシが両端に同じものが付いていますから、ちょっとしたデザインでも気になるという人だとしたら、片側だけでなくもう片方の建具も一緒に交換しないとデザインがピッタリ同じにはなりません。

大して違いはないと割り切れる方でしたら、片側のみの建具交換で済みますが、それはお客様の感覚次第ということになります。

あと、もう1つ問題があるのですが、古い建具に付いている木製の飾り格子は脱着可能なタイプのものが付いていましたが、新しい建具ではデザインが少しゴツイ固定式の木製格子が選択出来ます。(この場合、サッシの屋外側にも白い格子が自動的に付けられてきます)

当然、建具枠の大きさが新旧で変わってきますから、古い木製格子を新しい建具に流用するなんてことは出来ません。

こういう場合は、格子そのものをなしにして、不具合のないもう片方のケースメントサッシに付いている脱着式の格子も外してしまうという案と、左右のケースメントサッシで違う格子が付いた感じにする案や、破損のない建具も一緒に交換して、格子付きの新しい建具を2つ左右に取り付けるかという3つの選択肢が提案されます。

装飾をなくしてデザインの違いにも目を瞑るというケースが一番安上がりですが、デザインを極力元通りにするとなるとその分費用も多く掛かります。

マーヴィンのケースメントサッシをお使いのお客様は、将来建具交換が必要となった時にはこういう選択を迫られますから、今から自分ならどうするかということを考えておいてもいいかも知れません。

それから、新しいケースメントの建具ですが、形状が変わった関係からか少し細工をしないときれいに取付けが出来ません。そういう点を熟知した専門ビルダーにお願いして交換施工をやってもらう方が、後々問題にならず安心だと思いますよ。

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ペラ本体への直接注文が出来なくなります

先日、ペラウィンドウ(Pella)に交換用のケースメント建具を注文させて頂きました処、ペラの国際部門が今年11月末を以って閉鎖されるという案内がありました。

恐らく海外(特に日本)からの注文が減って、利益を確保する為に経費を削減する必要が出てきたのだろうと思います。

今まで注文させて頂いている分については影響はないものと思いますが、これからはアメリカにある代理店を間に入れてペラとやりとりをする必要が出てくるでしょうから、価格も納期も大幅に掛かることが予想されます。

円安・アメリカのインフレ・輸送費の高騰や船便予約の取りづらさといった問題が山積している状況で、輸入住宅を取り巻く環境は大変なものとなっています。

こうした状況は、ペラに限ったものではなく、マーヴィン(Marvin)やハード(Hurd)、アンダーセン(Andersen)やローウェン(Loewen)といった輸入サッシ・ドア全般にも言えることです。

現状でも物価や人件費の値上がりで注文を躊躇される方もいらっしゃいますが、ぐずぐずしていると更に費用が高くなる傾向ですので、メンテナンスを必要とされているお客様は、早めにご相談を頂けるといいかも知れません。

因みに、ペラが日本のお客様向けに製品を販売しないということではありません。本社の海外向け取引部門がなくなるというだけですので、引き続き私たちはお客様へのサポートや販売を継続していきます。

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