お知らせ : ページ 53

これでレバーのグラグラが直せます

名古屋市のお客様のおうちに洗面用の輸入水栓金具の水漏れを直しに行った処、水栓のレバーハンドルがグラグラしているのを確認しました。

洗面水栓は、モエン(Moen)製のツーハンドル水栓です。

レバー部分を分解してみると、台座部分に仕込まれているプラスチックのアダプター部品が劣化して割れていました。

20年以上前に取付けた水栓ですので、破損した一部の部品だけを交換用に調達出来るか心配でした。でも、カナダやアメリカの水栓メーカーはすごいですねぇ。

ご覧のように、レバーを固定する為の台座部品を調達することが出来ました。こういう処が、国産では真似が出来ないことかも知れません。

年末までに間に合いましたから、クリスマス前にでもメンテナンスにお伺いしようと思います。

<関連記事>: 20年以上経ちますが、いいデザインです (2022年11月20日)

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生産終了した掃出しサッシの部品です

随分前に輸入の掃出しサッシを丸ごと外して交換したことがあります。

そのサッシは、マーヴィン(Marvin)製のセーフティースライディングパティオドア。

10年近く前に製造が終了し、何年か前に交換部品の供給も終了した為、どこかが破損したら他の掃出しサッシと交換する以外方法がないという製品でした。但し、マーヴィンのサッシに装着されている部品が、全て特殊という訳ではありません。

写真は、その可動ドアの下に取付けられていた古い戸車部品。この部品は、他社の掃出しサッシでも使われている汎用部品ですから、マーヴィンを経由せずアメリカの部品会社から直接調達することも可能です。

重い輸入の掃出しサッシに取付けられている戸車ですから、非常に頑丈に作られていますからそう簡単に壊れることはありませんが、それでも長年の使用で滑車部品が摩耗・変形してドアが重くて開かなくなることがあるかも知れません。

マーヴィンのサッシは、日本市場から撤退し供給も中止されることが決定していますが、私たちならある程度の修理・メンテナンス部品を入手することが出来ると思います。

どうしたらいいかと途方に暮れずに、まずは輸入住宅の専門家に相談してみるようにして下さい。勿論、一番大切な日頃の掃除や手入れ・調整をちゃんと実施して、破損や不具合が起きないようにすることが重要ですよ。

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マーヴィンの修理は急ぎです

マーヴィン(Marvin)が、11月に日本撤退を通告してから1ヶ月になろうとしています。

日本の販売代理店である数社も、新規の受注は来年1月末という感じ。

マーヴィン製サッシの今後のメンテナンス部材の供給については、まだはっきりとした結論は出ていないようですが、どこかの段階で供給ストップとなることは目に見えています。

1990年代の輸入住宅ブームの一翼を担ってきたと言っても過言ではないマーヴィンですから、国内の輸入住宅に採用された窓の数は膨大です。そういった点で、メンテナンスや修理が今後多く発生してくるのは誰の目にも明らかです。

新築から20年経った輸入住宅でマーヴィンのサッシを施工したおうちであれば、部材の供給がされているうちに調子が悪い箇所は直しておきたいものだと思います。

特にウェザーストリップやロック金物、ダブルハングのバランサーといった消耗部材については、まだ多少使えると思っても交換しておくべきかも知れません。

汎用部材であれば、私たちが部品メーカーから調達出来ますが、マーヴィン独自のものも数多く存在します。

マーヴィンのアメリカにある代理店を経由して購入することも、今後の検討課題ではありますが、その分費用や納期も余分に掛かりますから、どうぞ早めにメンテナンスをして下さいね。

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もっといいやり方で出直します

豊田市のお客様からドアの窓ガラス交換をご依頼頂いていた件で、交換用のガラスと窓額縁を持って現場に伺いました。

勝手口ドアのメーカーははっきりしないのですが、サーマツルー製のものが使えるということで、北米から取り寄せました。

ガラスは強化ガラスのようで、割れると細かく粉々に割れてしまいます。

幸いペアガラスの室内側のガラスは割れておらず、外気が流入したり防犯上の大きなリスクはないのですが、年末までには何とかしたいと考えておりました。

現場に到着した後、すぐに交換作業に取り掛かったのですが、改めて窓のサイズを確認してみると、既存のものの方が5cm程小さいことが分かりました。

ピッタリのサイズでメーカーにお願いしていたのですが、メーカーでは少し小さめのドアは現在製造していないということも分かりました。今回特別に作ってくれたのかとも思いましたが、そんなに甘くはなかったようです。

仕方なくドアに鋸を入れて、ドアに明いた窓開口を広げようと思ったのですが、丁寧に作業をすれば、窓の額縁がそのまま使えて、ペアガラスだけの交換が可能な感じがしました。

であれば、入荷したものは無駄にはなりますが、新たにペアガラスの詳細をチェックし直して、ガラスだけを調達してもきれいに直せるはずです。

ガラスの額縁はプラスチックで出来ていますから、慎重に作業をしなければ割れて大変なことになりますが、それが出来ればドアを壊さずに元通りの姿に戻せます。何とか年末までにペアガラスを間に合わせて、暖かいお正月を過ごせるようにしてあげたいものです。

<関連記事>: 何か石でも当たったんでしょうか? (2022年5月31日)

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玄関用ポストも交換しました

先日、デッキ階段や手摺をリフォームした日進市のおうちですが、枕木で作った玄関用のポスト(門柱)が腐ったりしてきたので、新しくしたいというご希望を頂きました。

そこで、私たち ホームメイドが提案させて頂いた玄関用ポストが、こちら。

枕木を土に埋めてしまうと、土に染みた雨水で腐ってしまったり、シロアリや蜂などの巣になってしまい、長く使うには少々心配でした。そこで、今回ウッドデッキにも使用した腐らない杉材のエコアコールウッドの角材を組み合わせて門柱にしてみました。

黄色の郵便ポストを正面に向けて、その上には可愛らしいサイン看板を取付けてあります。おうちの方に延びるアプローチ階段を照らす為の輸入の照明器具もサイン看板と同じ高さの位置に取付けてありますし、その下にはインターホンがありますから、暗くなっても安心です。

また、この写真では写っていませんが、この門柱の裏側にも短めの飾りのポストを埋めましたので、お庭のアクセントにもなっています。

エクステリアメーカーのものだと、どうしても工業製品的になってしまい味気ない感じがしますが、これなら木の温かみを感じながら長持ちさせることが出来るだろうと思っています。因みに、この門柱は腐りませんが、着色の為に水性の防水塗装を施しています。

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これで20年以上大丈夫です

先日よりウッドデッキのリフォームを行っていた日進市の輸入住宅でようやく工事が完了しました。

写真がその様子ですが、如何でしょうか。

古くなったデッキの床板を再利用する為に、床板の裏表をひっくり返すことを行いました。ステンレスの長いスパイラル釘が使われていましたから、床板を外すのに苦労して丸一日掛かってしまいました。

その次の日は、壊れかけていた大きなデッキ階段を作り変えました。杉材の細胞の中に樹脂を注入した腐らないエコアコールウッドを使い、幅2.5mの大きな階段に仕上げました。また、白木の着色の為に水性の防水塗料も塗ってあります。

そして今日、屋根を支える長い柱材の間に装飾的なデッキ手摺を設置しました。間にある3本の親柱は、新築した22年前に使ったものと同じカナダ製のものを使い、子柱は先日塗装した堅木のオークのものを使用しました。

子柱の上下に付けたハンドレールとシューレールは、階段と同じエコアコールウッドで出来ていますから、20年以上の耐久性は確保出来たと思います。

こうした大工工事の途中、切ったりした場所も逐次防水塗料を塗ってから取付け作業をしてもらいましたから、隠れている部分まで全て防水が出来ているはずです。こういう手間・暇を掛けて施工を行うのは、私たちくらいでしょうね。

殆ど全ての工務店は、木を切ったり張ったりして組み上げた後に塗装をしますから、どうしたって雨がそこに染みてしまうはずです。

<関連記事>: まだ一度も塗り替えしていません (2022年6月25日)

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暖かい日に屋外で塗装

会社の近くのお客様の処で、ウッドデッキの改修メンテナンスを行っております。

昨日は暖かい日でしたので、デッキ手摺に使う無塗装の子柱(バラスター)に防水塗装を行いました。

素材は堅い木のオークなので、あまり塗料の吸い込みはよくありませんが、それでも木が乾燥している為か、すぐに塗装が乾いてしまいます。

ウッドデッキにオークのような贅沢なものを使うということは滅多にないと思いますが、デッキは南面に面していて雨に当たりやすい環境なので、腐りにくいオークにしてみました。

装飾的なバラスターですが、実はこれはアメリカ製の階段材なのです。アーリーアメリカンなクラシックデザインのおうちなので、こういう手摺も似合うんですよ。

また、デッキの改修工事が終わりましたら、外観をご案内させて頂きます。

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こういう水道屋も結構います

現在外装の塗り直しをしている尾張旭市のお客様のお宅ですが、塩ビの雨樋も劣化して割れてきたので、この機会に交換することとなりました。

写真は、竪樋を外して地面から雨水の排水管が出ている様子です。

竪樋を外した際に、樋屋さんから排水管から汚水の臭いがするということで、もしかしたら雨水管が直接浄化槽へ接続されているのではないかという注意がありました。

雨水は通常きれいな水ですから、浄化槽できれいにする必要はなく、そのまま側溝へと流すように配管工事を行います。

でも、もしかしたらこのおうちを新築した当時の水道屋は、雨水を汚水と一緒に浄化槽の入口で合流させているかも知れないのです。

台風のように雨が大量に降った時は、雨樋の水が浄化槽に全て流れていきますから、浄化槽の処理能力を超えてオーバーフローを起こし、処理が不十分な汚水と一緒に側溝へ流れていってしまいます。

そんなこと、水道屋であれば分かっているはずですが、土で配管を埋めてしまえば誰にも分からないという感覚で浄化槽に雨水を入れてしまう不届きものも存在します。

配管経路が短くなるし、工事の手間や費用も省けるのでこうするのでしょうが、施工者の良心はどこへ行ってしまったのでしょうね。(住宅メーカーの殆どの現場監督も、素人同然で何も見ていないのです)

こういうことがあると、塩ビの雨樋は徐々に劣化してきますし、今回新しくするアルミの雨樋も塩素等で腐食を起こしますから、配管のやり直しが必要です。

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張り直したシダー製ベベルサイディング

こちらは、現在外装を塗り直している尾張旭市の輸入住宅です。

防火の為にコンクリートサイディングを下地に張った上に、木製のラップサイディングで仕上げています。

ラップサイディングは、米杉(シダー)で出来たベベルサイディングなんですが、防腐剤のキシラデコールだけで着色しただけだったので、木を防水することが出来ず劣化が進んでしまいました。

幸い建物の南面にあるバルコニーの外壁だけが割れて脱落しただけだったので、そこだけを張り替えることとしました。

ただ、当時と同じものは手に入れることが出来ませんでしたので、サイズ的に一番近いものを探して張り直したのが、こちらの写真です。見ため的には全く違和感なく仕上がったのではないかと思います。

固定用の釘も錆びないステンレスのものを使い、つなぎ目の周囲も防水処理を行いました。また、以前の釘が刺さっていたコンクリートサイディングの穴も、変成コーキングで埋めておきましたから、構造体に雨漏れする恐れもありません。

あとは、黒くなった既存のベベルサイディングと新しいものと、うまく色合わせをすることが必要です。

ただ、時代が付いた既存のサイディングの風合いとは全く同じにはなりませんから、そこはご勘弁頂かなければなりません。

でも、こうやって古くなった輸入住宅を小まめにメンテナンスしていけば、50年後でも美しい状態を維持して頂けるはずです。

<関連記事>: 最後の防水はティンバーケアで (2022年12月25日)

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ペアガラスの中に変なものが出てきた

岐阜市のお客様の輸入住宅で、サッシの防水処理をして欲しいというご依頼をを頂きました。

窓は、マーヴィン(Marvin)製のアルミクラッドサッシです。

こちらはケースメントサッシと呼ばれる開き窓で、クランクハンドルを回して窓の開閉を行います。

サッシの防水処理は、ペアガラスの周囲や押縁(ガラス押え)のつなぎ目などに明いた隙間を防水材で埋めて建具の中に雨が入らないようにする作業です。一連の作業を行っている際に、写真のような黒い影のようなものがペアガラスの中に染み出ているのを発見しました。

これは、2枚のガラスを一定の空気層を明けてペアガラスにする為の気密用の接着材なんですが、雨や湿気が建具の中まで入り込むと、接着剤が劣化を起こしペアガラス内の空気層に飛び出してくるのです。

こうなると、ペアガラスのどこかにピンホールのような僅かな隙間が生じている可能性が高く、そこからペアガラス内に水分や湿気が徐々に侵入してきます。

こういうことが起こる前にガラスの防水処理をしてやらなければいけないのですが、今からでもやっておけばこれ以上の水分の入り込みは防ぐことが可能です。(但し、一旦入ったものは、取り除くことは出来ません)

ペアガラスを接着している材料はいろいろあるようですが、ペアガラスの中に何か異変を感じたらすぐにでも防水処理をしてあげないと、ガラスが曇ってペアガラスを交換するか、建具ごと交換するかしないといけなくなります。

輸入サッシだけでなく、国産サッシでもペアガラスは一般的に使われるようになってきましたから、今後こうした問題が社会問題化するかも知れません。皆さんのおうちでも内部結露が発生する前に、専門家に相談してペアガラスの防水作業を行うようにして下さいね。

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