お知らせ : ページ 44

6窓分、12本が入荷しました

大阪のお客様から調達をご依頼頂いたバランサーが、入荷してきました。

不具合のある窓は、(Milgard)製のシングルハングサッシです。

破損箇所は数ヶ所のようですが、バランサーの寿命はそれ程変わらないというお話をしましたら、予備を含めてご注文を頂きました。

バランサーの長さは全て同じですから、交換を想定している窓の高さは全て同じと思います。ただ、バランサーのバネ強度が2種類ありましたから、幅が大きくて少し重い建具と幅が狭くて少し軽いものがあるようです。

その他、細かな仕様も確認した上で、バランサーの手配をしておりますから取付けを間違えることはないと思います。

勿論、お客様側で私たちに正確な情報を提供頂いていない場合は、うまくサッシに取付けが出来ないということもあるかも知れません。

今回はメンテナンス材料の手配だけをお願いされましたから、うまく取付け出来るかどうかは、お客様次第となります。

上げ下げ窓のこうしたバランサーは15年程度が寿命ですから、まだ不具合がなくても交換部材の準備をしておくと、万一の際にすぐ交換出来ると思いますよ。

糸(ヒモ)が切れる前に、バネが破断する前に、上げ下げ窓が開けにくくなってきたら、早めに交換依頼するようにしましょう。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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路上看板、掛け替えました

長く掲示させて頂いておりました路上の広告看板を作り替えさせて頂きました。

日進市梅森上松という交差点の角にある看板ですが、雨風に曝されて水染みも付き、随分と傷んできておりましたので、リニューアルした次第です。

今回は、「輸入住宅専門の修理メンテナンスをする」ということをメインでアピールし、尚且つ実際に私自身が現場に伺うということで、私の顔写真も載せることにしました。

NETと違いアナログな路上看板ですから、多くの人に知って頂くということはないでしょうが、こういうことをやっていると地域の皆さんに認知してもらえれば、きっとお役に立つこともあるはずです。

ちょっと映りはよくないかも知れませんが、その点はどうぞご勘弁を。

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建具交換キットのサイド・ジャムライナー

こちらは、静岡県のお客様の輸入住宅に取り付ける為のサッシ部材です。

サッシは、ハード(Hurd)製の上げ下げ窓(ダブルハング)です。

窓ガラスが割れてしまったとのことで、可動する建具(障子)を交換することになりました。

ただ、古い規格の建具はもう作っていないということで、新しい規格の建具を製作してもらい、古い規格の窓枠にそれをはめ込むという作業をしなければなりません。

当然、新しい建具がそのまま古い窓枠に付く訳はありませんから、何等かの工夫が必要となるのですが、それを可能にするのが写真にあるジャムライナー(側枠)。

構造体の外壁に取り付けられている木製の窓枠は外さずに、窓枠の両サイドのレール部分である古いジャムライナーを取り外して、新しい建具を走らせる為の新しいレール材(ジャムライナー)を装着します。

<関連記事>: 突然割れたとのことです (2022年7月28日)
<関連記事>: 工夫して格子を付けました (2023年5月9日)

古いジャムライナーはプラスチックで出来ていますが、新しいものはプラスチックと木の複合材になっています。ですから、木製(屋外側はアルミ)の新しい建具と同様、木の部分にティンバーケアで防水塗装をしてやる必要があります。

交換するだけなら簡単ですが、木部に防水塗装を施したり、ペアガラスの周囲に防水処理を行ったりして、最後まで完璧に仕上げてから交換施工するのがホームメイドです。

尚、上げ下げ窓の建具交換は、マーヴィンやクレストライン、ウェンコ、サミットといったアルミクラッドサッシでも行うことが可能ですから、ガラスにヒビが入ったり、雨漏れで建具が腐ってしまったりして交換が必要な場合はご相談下さい。

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YKKAP不適合ドア 全国の2105棟、交換へ

YKKAPは4月21日、国土交通大臣の認定が必要な「特定防火設備」の玄関ドアに関し、認定された仕様と適合しない製品を販売していたと発表した。秋田県を除く46都道府県のマンションやオフィスなど計2105棟に約2万6千セット取り付けられた。建築基準法違反となるため、YKKAPは全棟の交換工事を実施する。国交省は迅速な改修や原因究明、再発防止策の取りまとめを指示した。

YKKAPによると、社内の試験では、一定の防火性能は確認できているという。製品は1996年から2007年に施工された。採光用の溝の構造や、ドアと枠の間を埋める気密材の原料が認定と異なっていた。

ドアを使った建物は、東京都が613棟と都道府県別で最多。福岡県が163棟、神奈川県が146棟、埼玉県が100棟と続いた。因みに、東海三県では愛知県が82棟、岐阜県が19棟、三重県が13棟となっている。

<関連記事>: 当該案件に関するYKKAPからのお知らせ (2023年4月21日)

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ようやく形にしました

半年くらい前からおうちの改修のご依頼を頂いておりましたが、なかなか形にすることが出来ず、時間ばかりが経ってしまいました。

ただ、年度末や建設業許可更新も無事終了したことで、ようやく重い腰を上げて集中することが出来ました。

こちらが改修工事のラフプランですが、1階よりも2階の壁がオーバーハングしていたのを、1階の壁も同じくらい出すことによって構造的なバランスをよくするようにしています。

また、玄関ポーチ部分は、白い石貼りにすることで、エレガントさと重厚感とをバランスさせたデザインにします。

それに合うように2階バルコニーの手摺をアイアンのものに造り替え、1階の掃出しサッシに追加するヒサシもアイアンデザインのものにして、白い石の壁と黒いアイアンのコントラストを強調させます。

まあ、プランニングですから、まだ絵に描いた餅のようなものですが、イメージが決まれば後はそれを忠実に再現していくだけですから、それ程難しいことはありません。

ただ、今回はシロアリによる構造の被害もありましたから、そうした部分を補強・修復しながらの作業となりますので、時間や手間は掛かると思います。それでもお客様は何事もポジティブに考える人ですから、何とか一緒にやっていけそうです。

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無事に更新出来ました

今日、愛知県尾張建設事務所から書留が届きました。

中には、建設業許可更新申請書の副本と許可された旨が書かれた1枚の通知書が同封されていました。

3月27日に自身で手続きをしに行きましたから、3週間余りで許可更新されたという感じです。(これくらいのリードタイムが普通のようです)

許可期間は5年ですからその間は毎年事業年度終了届を提出する必要がありますが、少しホッとした気持ちです。

こういう手続きは、普通行政書士さんにお願いしてやってもらうんですが、変わり者の私は書類の作成から添付証明書の取得まで全部自分でやりました。

そういった意味で時間や手間は半端ないくらい掛かる訳ですが、一度やってしまえば要領を得たもんで、修正指導もそれ程多くなくすんなりと手続きをして頂けました。

でも、この許可を頂くだけで5万円の印紙代が掛かりますから、ちょっとなぁなんて思ったりもします。(申請を代行してもらうとなると、20万円くらいは払わなければなりませんので、安価で済んだと言えばそうなんですが・・・)

何れにしても、これでまた輸入住宅の建築・施工もお仕事をさせて頂けるのですから、有難いことです。

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シロアリが飛び立つ季節です

地球温暖化のせいか、今年は春になるのが半月くらい早くなったような気がします。

普通はゴールデンウイーク頃に咲くサツキやツツジも、家の庭では今は見頃の満開となっています。

こうした花が咲き出すと毎年頭に思い浮かぶのが、羽アリの大量飛散。シロアリたちの繁殖シーズンとサツキの開花はほぼ同じタイミングで、コロニーに居た羽アリたちが巣を広げる為に、一斉に元の巣から飛び立つのです。

多くの皆さんはシロアリ駆除の会社のCMなどで心配されることなんですが、実は羽アリが出る季節は彼らの巣を見付ける唯一の機会でもあるんです。

何千もの羽アリが一斉に巣から飛び出しますので、そこを叩けば彼らを一網打尽にすることが出来ますから、これを逃すことは出来ません。

勿論、庭の土の中から出てくる分には何も心配する必要はないのですが、建物の床下や壁などから飛び出してきたら、建物内に巣が入り込んでいる証拠ですから、すぐに駆除をすべきです。

但し、大手のシロアリ屋さんのように闇雲に強い薬剤を建物に撒き散らすというのは賛成出来ませんから、ちゃんとした専門家に相談して正しく駆除してもらうことが大切です。

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ロックが掛けづらくなります

名古屋市のお客様のお宅で、サッシ・メーカー不明の窓部品を調達したいというご相談を頂きました。

サッシは、樹脂製のケースメントサッシでマルチポイントロックと呼ばれる鍵が装着されています。

それは、1つのロックレバーを操作することで、レバーに連動したロックバーが複数箇所の鍵を同時に動かすという非常に防犯性の高いロックのことを言います。

ただ、ロックバーは窓の一定の場所を上下する必要がある為、何ヶ所かにバーをそこに固定しておく為の小さな部品が付いています。

写真がそのプラスチック製の部品で、名前はタイバーガイドと言いますが、部品の一部が欠損している為、ロックバーを固定することが出来ない状態になっています。

こうなるとレバーを操作する際にバーが左右に動いてしまう為、うまく鍵が掛からないという不具合を起こしてしまいます。(最悪ロックバーが動き過ぎて外れるということになると、ロックが掛かったまま窓が開けられなくなるという危険も出てきます)

お客様は、この部品を見てクレトイシ(サーティンティード)のサッシと判断したようですが、どうやら違う輸入サッシ・メーカーの窓のようです。つまり、クレトイシのタイバーガイドを調達しても取付けが出来ない可能性が高いということです。

また、このタイバーガイドは似たようなデザインで寸法が微妙に違うというものが、いくつも存在します。ですから、まずは詳細寸法を確認して、このサッシに合った部品を取り寄せることが必要です。

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微妙な色の違いが分かりますか?

岐阜県のお客様から、部屋の壁や天井を塗り替えたいというご相談を頂きました。

内装は、水性塗料で仕上げたドライウォールになっていますから、塗り替えは然程難しいものではありません。

ただ、塗装する色については、慎重に検討をする必要があります。

現状は薄いベージュ色で仕上げてあるようですが、部屋の木製幅木やドア・ドア枠(ケーシング)などは、ナチュラルな茶色で塗装されています。また、部屋のベッドや家具も白で塗装したいというご希望も頂きました。

それから、壁と天井の間に付ける廻り子は付いておらず、壁と天井がそのままつながっているような感じの部屋です。

お客様からは壁を薄いブルーにしたいというご要望がありましたので、パラペイントの色見本から写真のようなカラーを選択してはどうかという提案をさせて頂きました。

写真にある色は、全て異なったカラーですが、隣り合っているからその違いが分かるだけで、単独で見たら恐らくどの色も同じに見えるかも知れません。

これだけの微妙な色の違いや色合いの美しさは、日本の塗料では出せない色ばかりだと思います。

こうしたツヤなしのブルーグレーの壁にツヤのある白い幅木やドアを付けると、コントラストが際立って美しさが倍増します。

ドライウォールだけでなく、ビニールクロスの壁にもパラペイントを塗ることは可能ですから、リノベーションをしたいという方はトライしてみては如何でしょうか?

もし失敗してもまた塗り替えればいいのが、ドライウォールのいいところです。

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ポジーのバランサー、無事交換

豊橋市のお客様のおうちにお邪魔して、上げ下げ窓のバランサーを交換してきました。

窓は、ポジー(Pozzi)製のダブルハングサッシです。

以前木製の建具(障子)の木枠が腐って、新しい建具に交換したおうちなんですが、その際バランサーが破損しているのを発見して、再度バランサーのみを調達して取付け・交換に伺ったのです。

バランサー本体は、然程珍しい形状のものではないのですが、ピボットシューと呼ばれる先端部品がどの窓メーカーのものとも違う特殊な形状をしています。写真がそのピボットシューなんですが、丁度シャチホコ又はエビ反りしているような形状をした樹脂パーツです。

いつもは建具の脇の溝に隠れていて見えないものなんですが、それでも太陽が当たる窓の部品ということもあって、20年くらいで経年劣化してくるのかも知れません。

勿論、ピボットシューだけでなく、内蔵された吊りバネや吊りヒモといったものも劣化してきていますから、バランサーそのものを両側交換することが大切です。

輸入の上げ下げ窓をお使いのお客様は、15~20年でバランサーを交換することを忘れないで下さいね。交換すれば、見違えるように窓の開閉が軽くなるはずです。

<関連記事>: Pozziのバランサーは特殊です (2023年4月8日)

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