お知らせ : ページ 43

網戸のオーダー可能です

輸入サッシに付いている網戸を落としたり、台風などで飛ばされて歪んでしまったりしたことはありませんか?

そんな時、近くのサッシ屋さんに相談しても、窓に合った輸入網戸を作れるとは言ってもらえないのではないでしょうか。

写真は、輸入サッシの網戸を製作する際に使う材料と工具の一部です。こちらに紹介したものは、網戸フレームに網戸の固定ピンを装着する為のものなんですが、最も大切なのは穴明け用のドリルです。

一見普通の鉄工用ドリルのように見えるのですが、先端の長さ1cmくらいまでは細い直径のものになっていて、それ以後は少し太くなっています。

全く新しい網戸フレームには、網戸ピンを装着する為の穴が明けられていませんから、オリジナルの網戸と同じ位置に穴を明けてやる必要があります。ただ、単に穴を明ければ網戸固定ピンが装着出来る訳ではありません。

普通に使っていて網戸ピンがフレームから外れてしまうというのでは非常に煩わしいことになってしまいますし、逆に穴が小さ過ぎればピンの出し入れがスムースにいきません。

その為、このドリルはピンを出し入れする方の穴は大きめに、ツマミのキャップの方はキャップが穴に入り込まないように小さめに明けられるように作られています。

勿論、輸入の網戸固定ピン専用のドリルですから、適合するインチ寸法で出来ているのはお分かりだと思います。

これ以外にも様々な道具や材料を組み合わせて、各輸入サッシメーカーの網戸をオーダーで作ることが出来ますが、これが出来る専門家は国内にあまりいないかも知れません。当然、網は丈夫な輸入のグラスファイバー素材を使います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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リフォームなら、取っ手もおしゃれに

写真は、先日静岡県の輸入住宅で取り付けた金色の窓の取っ手(持ち手)。

窓は、ハード(Hurd)製のダブルハングサッシですが、そこにシエラパシフィック(Sierra Pacific)製の新しい建具(障子)を装着しました。

シエラパシフィックの交換用建具には、オプションで白い大きめの取っ手が付属してくるのですが、ダークカラーの木製建具には少し違和感を覚えます。

そこで、今回私たち ホームメイドは、クラシックなインテリアにも合う輸入の取っ手(ハンドリフト)を独自にチョイスしてみました。

取っ手はアンティークな感じがする真鍮(しんちゅう)で出来ていますから、時間が経つと趣きも増してくるように思います。

上げ下げ窓のダブルハングや片引きの引き違いサッシ(スライダー)には、純正の取っ手が付いていると思いますが、あまり気に入っていないというお客様も多いと思います。

この機会に窓の雰囲気を変えてみたいと思っていらっしゃる方や、窓の不具合で新しい建具に取り替えをしなければならないという方は、こうした取っ手を付けてみては如何でしょうか。

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古くなったら交換です

名古屋市のお客様から掃出しサッシのウェザーストリップ(気密パッキン材)についてご相談を頂きました。

サッシは、マーヴィン(Marvin)製のスライディング・パティオドア。

写真のように、サッシ枠の両サイドと上枠に塩化ビニールで出来たウェザーストリップがいくつも付いていますが、元々はこれらにフィラーと呼ばれる柔らかなフィンのようなものがくっついていました。

それがサッシ枠とドアとの間に入り込んで、その隙間を埋めるという役目を果たしていました。隙間がなくなる訳ですから、外部からの雨風の浸入も防げますし、気密性の向上や断熱性の確保、遮音などといったことにも効果があります。

ただ、フィンも塩ビで出来ていますし、ウェザーストリップに一部がくっついているだけですから、古くなると破れて欠損してしまいます。私の感じからすると、やはり寿命は15年程度のような気がします。

既に日本から撤退しているマーヴィンですが、アメリカのサプライヤーから直接入手する方法は残っていますし、日本の代理店だったところにも僅かに在庫を持っている会社があるようです。(但し、すぐに底を尽くと思いますが・・・)

マーヴィン以外の輸入サッシでも、ウェザーストリップは必ず付いていますから、性能を維持する為にも適宜交換するようにしたいものです。

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ロック金物を交換したアンダーセン製ケースメントサッシ

豊田市のお客様の輸入住宅で、縦辷りサッシ(横に開いていく窓)のロック金物の交換を行いました。

サッシは、アンダーセン(Andersen)製の4枚ボウウィンドウと単独のケースメントサッシの2ヶ所です。

ボウウィンドウは、4つあるうちの1つの窓のロックレバーが途中で折れて、鍵を開け閉めするのに支障をきたしている状況でした。

単独のケースメントサッシは、ロック金物自体が内部で不具合を起こしたらしく、鍵が掛かったままロックレバーで解除出来ない状態でした。こうした状況になって何年も経過していたらしく、修理出来る人をずっと探していたとのことでした。

これらの2つの不具合は、サッシ枠の中に内蔵されているタンデムロック(1つのレバーで2つのロックが同時に掛かるマルチロック)の金物が破損したことが原因です。

ただ、この金物は木製のサッシ枠に隠れている為、それを取り替えるにはサッシ枠の大部分を取り外す必要があります。

サッシ枠は薄い木で作られていますから、無理に外そうとすると割れたりしてしまい、更に破損した枠材も調達する必要が出てしまいます。そうなると費用も施工も大幅に掛かってしまいますから、慎重な仕事が求められます。

また、新しいタンデムロックを装着した後は、サッシ枠を元に戻してから作業で傷付いた部分を塗装やパテで修復することが必要かも知れません。

当然、破損したのは窓の開閉不良に起因していますから、サッシの調整作業や掃除を行うことも忘れてはいけません。そこまでやって交換工事は終了しますが、丁寧な仕事をしてくれる専門業者さんは、あまり多くないかも知れませんね。

それから、こうしたトラブルを防ぐ為には、こまめな掃除とシリコンスプレーを使って常に滑らかな動きをキープするようにして下さい。

<関連記事>: 修理調査では、点検作業も行います (2022年11月22日)
<関連記事>: 鍵が掛かったまま壊れてしまった (2023年1月29日)

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ドアだけじゃないかも・・・

東京のお客様から熊本のご実家の掃出しサッシを修理したいというご相談を頂きました。

サッシは、リッチモンド(Richmond)製のスライディング・パティオドア。

トステム(現リクシル)が代理店となって販売していた輸入サッシですが、販売を止めてしまってから10年以上になるはずです。

ですから、修理に関する資料も乏しく、直すとなると独自に木材を加工して、破損した箇所を入れ替えるしか方法はありません。

ただ、そうした作業はその場ですぐに出来るものではありませんから、ドアを一旦外して会社へ持ち帰って、修復してから再度付けに行くということをしなければなりません。

ですから、1~2ヶ月程度ドアの開口部をべニア板のようなもので塞いで、雨風が入らないように養生をする必要もあります。

ただ、今回のトラブルはシロアリの侵入による被害ということですから、ドアだけでなく壁に固定されたサッシ枠にも被害が及んでいる可能性を否定できません。(同時に、雨水の浸入も考えられます)

まずはドアの取り外しを行うと共に、サッシ枠やその奥の構造体への被害がどのくらいあるのかを調査して、トラブルの全容把握と修復計画を立てる必要がありますね。

<関連記事>: 熊本へのリッチモンド製サッシの修理調査 (2023年6月16日)
<関連記事>: シロアリと雨漏れ被害を復旧しました (2023年8月17日)

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外からはほぼ見分けが付きません

昨日、ハード(Hurd)の窓の建具を交換した様子をご紹介しましたが、今日はそれを外から見た様子をご紹介します。

今回建具(障子)を交換した窓の横に、丁度全く同じサイズの古いオリジナルのダブルハングサッシがありましたので、横並びで写真を撮ってみました。

少しガラスやアルミフレームの白色がきれいなこと以外は、全く見分けが付かない程美しく仕上がっていると思いませんか。

木製格子の追加オプションは、新しい仕様の建具で注文することが出来ませんので、既存の建具から取り外した古い飾り格子を加工して取付けしてあります。

古い格子は室内から見える部分をこげ茶色に、屋外から見える部分を白色で塗装していますから、デザイン的に手が込んだ仕事をしています。

今回はハードのダブルハングで建具交換を実施しましたが、他社の輸入サッシでも一定の寸法基準を満たすことが出来ていれば、今回のようにシエラパシフィック製の新しい建具に入れ替えることが可能です。(交換の際は、独自の木部防水塗装(パラペイント社ティンバーケア使用)・ガラス防水処理も行います)

例えば、マーヴィン(Marvin)のような他社のアルミクラッドサッシでペアガラスが内部結露を起こしていたり、ガラスが割れてしまったり、建具の木部が腐っていたりしてお困りでしたら、私たち ホームメイドに一度ご相談を頂くといいかも知れません。

壊れた古い輸入窓が、見事に復活すると思いますよ。

<関連記事>: 工夫して格子を付けました (2023年5月9日)

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工夫して格子を付けました

昨日、静岡県のお客様のおうちで、輸入サッシの建具(障子)交換を行いました。

サッシは、ハード(Hurd)社製のダブルハング。

ペアガラスが突然割れてしまったということで、建具を入れ替えることとなりました。

ただ、古い形状の建具は既に製造中止されている為、窓枠に装着されているジャムライナー(建具レール、側枠)を新しい建具に適合するものに交換する必要がありました。ということで、上下の建具と両サイドのジャムライナーを一緒に交換して、壁に付けられた窓枠は既存のものを使っています。

よく国産サッシに交換するという人もいるようですが、輸入サッシの周囲にカバーをするように取り付ける為、見た目も相当野暮ったくなるのが球にキズです。

写真は新しい上下の建具を窓に装着した様子ですが、下窓だけに飾り格子が入っています。実は、このサッシの古い建具には飾り格子が付いていたんですが、新しい建具は形状が若干異なる為、通常であれば古い木製格子の流用は出来ません。

それなら、メーカーに依頼して新しい建具に合う木製格子を取り寄せればいいじゃないかと思われるかも知れませんが、新しい建具には木製格子のオプション設定がないのです。

こういう場合選択肢としては、格子なしの窓にしてしまうか、ペアガラスの中に白い格子が予め入っているものにするか、二者択一です。でも、おうちの他の窓が全て木製格子付きですから、どちらもおうちのデザインには似合わないものとなってしまいます。

そこで、古い建具に付いていた木製格子を取り外して、新しい建具に適合する形に加工することを試みてみました。どうでしょうか、格子が入った下窓の感じは。非常に加工が大変でしたが、新しい建具に古い格子をうまく取り付けることが出来たと思います。

その後、上窓にも格子を取り付けましたが、やはり格子がない窓と比べると随分趣きが違いますよね。こうした手間を掛けて以前の窓のデザインを復旧させるのは、多分私たち ホームメイドくらいしかやれないかも知れません。

最後に、持ち手(リフトハンドル)を弊社オリジナルのゴールド色のものにして、作業は終了です。(メーカーの純正品は色も悪いですし、大きくてあまり格好がよくありません)

<関連記事>: 突然割れたとのことです (2022年7月28日)
<関連記事>: 外からはほぼ見分けが付きません (2023年5月10日)

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リスクのある玄関ドア周囲

豊田市のお客様から輸入の玄関ドアが下がってきたので、ドアヒンジの交換とドア調整をお願いしたいというご相談を頂きました。

木製の玄関ドアは、メーカーの確認が出来ておりませんが、恐らくシンプソン(Simpson)製ではないかと思います。

ドアが下がってきている割には敷居にドアが擦った跡もなく、比較的きれいな状態ですから、このくらい早めの時期にメンテナンスをしておくことはいいことだと思います。

新築から15年ということで、この機会にウェザーストリップも新しいものに交換しておきたいというご希望を頂いておりますので、一緒にメンテナンスをすれば手間や交通費も省けますね。

ただ、頂いた写真を見ると、ご相談頂いた箇所以外の部分で施工上のリスクを感じる場所があるように思います。

それは、玄関先の土間の納め方。まず、外壁材の一番下に付けられる水切りの鈑金材なんですが、通常水切りの下はオープンになっていて、そこから外壁内の通気層へ空気が入ることで構造体の乾燥を保つ工夫がされています。

でも、そこがタイル床で塞がれてしまうと、空気が十分流入せずに湿気が滞留する恐れが生じます。(床に溜まった雨水が入る心配も?)

また、土間と立ち上がりの基礎(外壁の下)とが一体ではありませんから、シロアリがその間から上へと上がってくる可能性があるかも知れません。上がってきてもそこは水切りで隠れていますから、人に気付かれずに外壁内に侵入することが可能です。

そして、土間に木製のドア枠が埋まっていると、同様にシロアリが枠の中に入り込んでしまうかも知れませんから、こちらもあまりいい納まりとは言えないと思います。

勿論、私が指摘しているのはリスクがあるということだけですから、シロアリがそこに気付かなければ何も問題は起こりません。

でも、そういうことを知った上で生活をしていれば、将来リスクを排除する改修メンテナンスが可能となるでしょうから、注意をお願いしたいと思います。

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玄関ポーチ床に接している木製ドア枠

静岡県藤枝市のお客様から、木製玄関ドアのメンテナンスをしたいというご相談を頂きました。

玄関ドアは、アメリカ シンプソン(Simpson)社製の親子ドア。

ドアのメンテナンスを何度か行ってきたのでしょう、塗り潰しの油性ペンキを使った為、木目が見えなくなっています。

この塗料だと木の呼吸作用も阻害してしまいますから、木が無理に呼吸しようとして塗膜が剥がれる状況が起こります。

今回、ご相談頂いたのは、ドアヒンジの摩耗によるドアの傾きを調整したいということやウェザーストリップ(気密パッキン材)にへたりがあるといったことでした。

また、写真のように屋外側のドア枠の下端が劣化してきているということで、何とかしたいというご希望も頂きました。

木製の飾りドア枠が玄関ポーチのタイル土間にベタ付けされていますが、これだと雨がポーチの床に溜まった時に枠の下端から水が入り込んで、そのうち腐ってくるということが往々にしてあります。

また、この写真からだけでははっきりしませんが、このドア枠が土間の中にまで埋め込んであるといった施工の場合は、土間下にも水が入り込んでシロアリを家に誘引してしまうという心配もあります。

こういう場合は、ドア枠を一定程度カットすることで、ポーチ床との縁を切って浮かせるという方法があります。

そうすることで、ドア枠が常に乾燥出来る状況を作り出すことが可能となりますが、切り取った後の土間の処理やドア枠等の防水・防蟻処理を現状に合わせてフレキシブルに行うということも忘れてはいけません。

ただ、既に家の中や構造にまで何らかの被害が及んでいるという場合は、更なる補修や部材の交換も必要となりますから、早めの対応が求められます。

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ゴールデンウイーク期間のお休みのお知らせ

5月1日(月)~5日(金)の間、手づくり輸入住宅のホームメイドはお休みとなります。

ゴールデンウイーク前に建築のご相談や各種お問い合わせを希望される方は、お早めに!

お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ。(お休みの期間中は留守電になりますので、上記ご相談・お問い合わせリンクよりご連絡下さい。業務再開後にお返事させて頂きます。)

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