お知らせ : ページ 41

熊本へのリッチモンド製サッシの修理調査

今日から4日間、遠く名古屋から熊本市までこのワンボックスバンに乗って輸入サッシの修理調査に伺います。

サッシは、リッチモンド(Richmond)製の掃出しサッシです。

昔トステムが輸入・販売をしていたサッシですが、既に販売を中止して補修資材の調達もままならない状況となっています。

で、今回お客様からの要望で何とか雨漏れで腐ったドアを直したいということで、熊本まで私たちが行くこととなりました。

僅かな写真しか頂いていない状況ですから、どう修理をするかを考える為にまずは調査へ伺うというのが普通ですが、あまりに遠いということから、この機会に左右のドア2枚を外して、弊社まで引き取ってこようということになりました。

勿論、まだどのくらいの損傷があるのかもはっきり分かりませんし、その費用もどのくらいになるか、ご案内することは難しいですが、また現場にお邪魔してドアを引き取るなんて手間や時間を考えるとそうせざるを得ないという判断でした。

2枚のドアを外しますから、雨風の浸入防止や防犯の為にサッシの開口(幅2.4m、高さ2m)をきれいに塞いでこないといけません。事前にいろいろと計画を立てて、必要な資材や道具を全てこちらで用意して車一杯に詰め込みました。

今日のお昼くらいには現地に向けて出発しますが、高速で寝ないように頑張らないといけませんね。(途中仮眠を取りながら、ゆっくり行く予定です)

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少し形状が変わります

埼玉のお客様から掃出しサッシ(スライディングパティオドア)のハンドルとロック金物を調達したいというご相談を頂きました。

窓は、ローウェン(Loewen)製のアルミクラッドサッシです。

この写真の角度からは見えませんが、ハンドルの内側にはロックレバーも付いています。

今回は、ロックレバー付きの内外のハンドルセットと、ドアに内蔵されているロックケースの両方が欲しいというご要望でした。

現在メーカーでは、このハンドルセットは既に廃番になっているということで、全くデザインが違うハンドルセットを提案されました。(尚、ハンドルの取付け穴の位置やロックケースとの互換性はあります)

ただ、ある程度デザインが同じ感じのもので、尚且つ互換性が完璧なものがあるといいですよね。

私たち ホームメイドは、そういうものも常に探していますから、非常に近いものを今後お客様に提示したいと思います。輸入サッシや輸入ドアで部品がなくて困っているという方は、一度ご連絡をお待ちしております。

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何とか外せそうです

岐阜県中津川市のお客様の輸入住宅に伺い、修理の現地調査を行いました。

破損したのは、勝手口用のテラスドア。

既になくなってしまったピーチツリー(Peach Tree)製のスチールドアで、樹脂製の押縁(ガラス押え)で強化ペアガラスが固定されています。

ただ、この押縁には化粧の隠し釘や小さなビスといったものが打たれている様子はなく、どうやってこれを装着しているかは全く分かりませんでした。

押縁を外さない限り、ガラスを外して交換することは出来ませんし、交換用のガラスを作る為の採寸作業も出来ません。

そこで押縁材を外すべく、いろいろな道具を使い2時間近くああでもないこうでもないと、汗だくになりながら作業をした結果ようやく押縁材を外すことに成功しました。(一時は外せないかとも考えましたが・・・)

やはり、固定用のビスや釘は全く使われておらず、押縁材の一部がドアの内部に埋め込まれた状態でした。

本当にきれいに押縁材を外そうとするなら、ドアの表面に張ってあるスチールの薄板を剥がす必要がありますが、それをするとスチールの薄板が曲がってしまいますから、使いものにならなくなります。

そこで押縁材を埋め込み部分と切り離して、ようやく外すことが出来たという訳です。

まあこれでピーチツリーのドア構造も少し分かりましたから、ペアガラスの入れ替えは今後比較的スムースに出来るとは思いますが、リフォーム屋さんや普通の工務店さんでしたら、さじを投げてしまうでしょうね。

また、ペアガラスを交換する見積をお出しして、お客様からOKを頂きましたら、交換準備に入らせて頂こうと思います。

それにしても、こんなイレギュラーな作業までやってしまうなんて、ホームメイドは変態ですよね。当然、ガラスはインチサイズです。

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鋳物なんで折れますね

横浜のお客様から掃出しサッシのロック金物を調達したいというご相談を頂きました。

サッシは、アンダーセン(Andersen)製のスライディングパティオドア。

写真は、ロック金物を取り外した状態のものですが、ロックレバーの根元にあるロックバーを挟んで固定する爪が折れています。

鋳物は非常に固い合金ですが、固いが故に衝撃に弱く無理にレバーを操作しようとすると、ご覧のように破損してしまいます。

鉄で出来ていれば曲がってしまうということになろうかと思いますが、曲がったところを戻すということを常にやらなければならないということでは逆に厄介となりますから、こういう場所は鉄の鋳物で出来ているというケースが多いと思います。

鋳物は溶接も出来ませんし、接着剤もあまり役に立ちませんから、こうなると部品を交換する以外に方法はありません。

ただ、何故ロックレバーを強く操作しなければいけなかったのかをちゃんと理解して、それを修正しなければまたすぐに折れてしまうかも知れません。

恐らくドアが傾いていたり、高さがずれていたりした為にロックの掛かりが中途半端になって、それを無理に何とかしようとしたことが原因です。

通常ではこんな場所に力が掛かるということはありませんから、部品の金属疲労や劣化というより日頃の手入れ不足の問題だということを忘れないで頂きたいと思います。

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スチールドアは中から錆びる

先日、津市のお客様のおうちでサミット(Summit)サッシのメンテナンスをやってきたという記事を書きましたが、お客様から玄関のスチールドアが錆びてくるというご相談を頂きました。

スチールドアのメーカーは不明ですが、きれいに青く塗装された表面にポツポツと小さな丸い錆びが出ているのが分かりました。

錆びというものは、塗装が劣化したり、隙間の奥まで塗料がしっかり入っていなかったりして起こるものですので、今回のトラブルは塗装そのものが悪いというより、塗装の下地から浮いてきているものと考えるべきだと思います。

つまり、ドアの表面に張ってある薄いスチールのパネルが錆びたのは、外からではなくドア内部から錆びてきたということです。

スチールドアは木と硬質ウレタンで出来た断熱下地材の上にスチールの薄板を張って成型されていますが、ドアの上端や下端にはスチール板が張られておらず下地が剥き出しの状態となっているのが普通です。

日本では台風のように横殴りの雨風が吹きますから、ヒサシがあってもドア全体に雨が当たってしまうということはよくあります。

そういう時、雨はドアとドア枠(又は敷居)との隙間に入り込んでドアの上端や下端をも濡らしてしまいます。

もしスチールのパネルと下地材との間に隙間があったりすれば、そこからドアの中に雨が徐々に入り込んで、塗装されていない内側のスチール板を劣化させるということが起こります。

また、ドアにガラスが装着されたりしていれば、長い年月の間にガラスの周囲の防水コーキングが劣化して、そこから水や湿気が入り込むということも考えられます。

今はグラスファイバー製のドアが主流ですが、昔ピーチツリーのようなスチールドアが流行した時に施工されたものであれば、ドア上やガラスの周囲の防水処理を怠ってはいけません。

住宅メーカーの場合、見える部分だけきれいに塗装して、見えない場所は塗装していないということがよくありますから、一度チェックしてみる必要があるかも知れません。

但し、一旦中に水が入ってしまったものは、完全に抜けることはありません。防水処理や塗装は、これ以上の水の浸入を防止して劣化を少しでも遅らせるということしか出来ませんので、その点理解が必要です。

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建具枠が脱落寸前です

名古屋市のお客様のところで、アンダーセン(Andersen)のサッシのメンテナンス調査をしたという記事を何回か前に書かせて頂きました。

そのおうちでは、主にダブルハングのバランサーのヒモが切れているという不具合があったのですが、その他にもサッシの雨漏れによる木枠の腐りが発生していました。

写真がその様子ですが、上窓と下窓とが重なる部分(召し合わせ)をよく見て頂くと分かりますが、外側に位置する上窓の建具の下枠が下にずれて隙間が明いています。

ペアガラスの下端も完全に露出している状態ですから、何れ近いうちに上窓建具の下枠は脱落してしまうかも知れません。

下窓建具は上窓に比べて少し室内側に位置している為、比較的雨には当たりづらい状況ですが、上窓は常に雨風に曝されていますから、ペアガラスの周囲から水が建具内に入り込んでしまいます。

そういうリスクがあっても、丁度建具同士が重なる召し合わせ部分で隠れて見えなくなっていますから、お客様が気付くのが遅れてしまうという不運が重なります。

こうなると、アンダーセンでは建具を交換する以外に修理する方法がありませんから、新築から10年くらい経った時に外壁塗装と一緒に窓の外側の防水作業を行うことが大切です。

勿論、バランサーの定期交換も15年程度で行う必要がありますから、それも時期を見て行うようにしたいものです。

(バランサー交換は室内側からの作業ですので、防水処理のように外部足場を必要とはしません。勿論、バランサー交換と同時であれば、建具を外したついでに室内で防水処理をして元に戻すことも可能です)

<関連記事>: ヒモが切れなくても、こうなったらダメ (2023年6月2日)

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上から見た写真です

こちらは、昨日三重県津市のおうちでサッシのメンテナンスを行ってきた時に撮った写真です。

サッシは、サミット(Summit)製の樹脂サッシです。

上から撮ったので分かりづらいかも知れませんが、シングルハングの上げ下げ窓の召し合わせ(上窓と下窓の建具が重なり合う部分)です。

上窓建具のペアガラス内に何本か線が入っているように見えますが、これらは全てひび割れが生じた様子です。

この部分はスペーサーと呼ばれる場所で、ペアガラスの2枚のガラスの周囲を接着・密閉している素材ですが、建具の枠内に雨が浸入した為に劣化が進みひび割れが出来てしまった状況です。

こうなると、枠内の水が蒸発して水蒸気としてペアガラスの中に入り込み、内部結露や錆び・汚れといった問題を引き起こします。

まだ然程ひどい状況にはなっていませんが、ガラスが曇って見えなくなったり、スペーサーが錆びてガラスの接着が利かなくなったりしますから、早めに交換を考えた方が無難です。

ペアガラスの窓を付けているおうちは、往々にしてこういうトラブルが起こりますから、ガラスの中を常にチェックして、問題がないうちに屋外側のガラスの周囲を防水処理などすることをお勧めします。

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割れてきたら、要交換

藤枝市のお客様のおうちに伺って、輸入のドアやサッシの修理調査に行ってきました。

今回調査した輸入窓は、ミルガード(Milgard)製の樹脂サッシ。

シングルハングに取り付けてあるバランサーにも不具合がありましたが、簡単な調整メンテナンスで一時的には直りました。

新築以来殆どメンテナンスをしていないということで、それ以外にもいろいろ不具合が発生していましたので、そういったことも調査を行いました。

その一つが、窓のペアガラスの内部結露。掃出しサッシ(スライディングパティオドア)2ヶ所、シングルハング1ヶ所、ケースメントサッシ1ヶ所の合計4ヶ所に雨水が浸入していました。

その原因は、ガラスの周囲の防水材の劣化や雨が入った時の為の排水口の目詰まりにあります。

屋外からは、排気ガスの油汚れや細かな砂・ホコリといったものが、常にサッシに付着しますから、そういったものが防水材を劣化させたり、排水口を塞いでしまったりするのです。

そうなると、サッシの建具枠の中で水が滞留しますから、そのうちペアガラスを接着している気密パッキン材(スペーサー)をも劣化させます。

そうなると、パッキン材がひび割れて、そこから水や水蒸気がペアガラス内に浸入し、ガラスを曇らせたりパッキン材を錆びさせたりします。

そうなってしまうと、ペアガラスそのものを交換せざるを得ませんから、新築から10年毎にサッシの防水処理を行うようにして下さい。掃出しサッシとなると大きなガラスは強化ペアガラスですから、材料費や施工費もバカになりませんよ。

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ヒモが切れなくても、こうなったらダメ

名古屋市のお客様からダブルハングの窓を修理したいというご相談を頂きました。

サッシは、アンダーセン(Andersen)製のナローライン木製サッシ。

窓の開閉が重くなって、なかなか窓を開けられなくなってきたそうです。

お客様から頂いた写真がこちらですが、窓の上枠に明いた穴からバランサーの吊りヒモがダランとぶら下がってきています。

こうなってしまうと、バランサーが重い建具(障子)を吊り上げることが出来なくなりますから、窓を人の力で上げることは難しくなります。

また、窓の両サイドのうち、片側だけがこうなってしまうと、吊っている側と吊っていない側とが出来て建具が傾いてしまいますから、それがブレーキとなって更に開閉が出来ない状態になってしまいます。

古いダブルハングの場合、吊りヒモが途中で切れてしまうことが多いのですが、切れる前にバランサーの中のゼンマイ式のバネが弱くなったり切れたりしてしまうと、ヒモを巻き取る力もなくなりバランサーの機能が失われます。(バランサー内でヒモが切れている場合もあります)

どんな輸入の上げ下げ窓でも、バランサーの寿命は15~20年程度です。少し開け閉めがしづらくなってきたなと感じたら、全ての窓のバランサーは交換時期に来ているかも知れません。

もし両方のバランサーが機能していない状態で知らずに窓を上げたりすれば、そこで建具が留まることなんて出来ませんから、下枠まで落下してガラスが破損するという事故が起こるかも知れません。

これ以上悪くなる前に、適切な部材を調達して適切に交換してもらうことを心掛けたいものです。

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ラッチ以外にも不具合か?

東海市のお客様から輸入の玄関ドアに付いているドアラッチを調達したいというご相談を頂きました。

ハンドルセットは、カナダのワイザー(Weiser)製。

恐らくラッチの鍵爪の出入りが十分でなくなったか、鍵爪の引っ込み加減が悪くなったかと想像出来ます。

こういう場合、ドアラッチ自体が悪くなっていることも考えられますが、屋外側のハンドルや室内側のドアレバーといったもののバネが弱っていることもよくあることです。(当然、経年劣化で全て悪くなっているケースもあります)

そういう時は、ハンドルやレバーの戻りも緩慢になってきますから、ラッチだけでなくハンドルセット自体を交換することも考える必要があるかも知れません。

ワイザーのドアラッチやハンドルセットは、国内では流通していない製品になりますから、カナダからの調達が必要です。

ラッチだけ取り寄せることも可能ですが、もしそれを交換しても状況がよくならないという場合は、再度高い送料を掛けてハンドルの方も調達しなければなりませんから、慎重にチェックすることが大切です。

また、古いワイザー製品は、既に廃番になっているものもありますから、もし寸法等が合うものがないという場合は、代替を探す必要もあります。

そういう点でも、専門家に相談して慌てずに部材を調達するようにしたいものですし、交換施工やドア調整も依頼した方が反っていいかも知れません。

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