お知らせ : ページ 40

ご自身で交換出来ますか?

宮城県のお客様からオーニングサッシ(下側が開いていく開き窓)の開閉オペレーター金物を調達したいというご相談を頂きました。

サッシは、日本を先日撤退したマーヴィン(Marvin)製です。

マーヴィンからは、ほぼ全ての部材を取り寄せることは出来ない状態ですが、汎用部品は部品メーカーから入手可能です。

で、今回部材のみを調達して、取り替え・調整といった施工はご自身でやられるというお話でした。オペレーターは、サイズや種類がいくつもありますので、それを確認する為に写真や詳細寸法をご案内頂くようにお願いしました。

ただ、頂いた写真は、窓枠に隠れた状態のオペレーターが写っているだけで、肝心の寸法やビス留めの位置などがはっきり分かりません。

こうした詳細を確認する為には、木で出来た窓枠を一旦窓から外して、オペレーター全体を露出させることも必要です。

勿論、オペレーターをご自身で交換するとなれば、そうした作業が必修ですから、形状・寸法確認の為に事前に外すことが簡単に出来なければいけません。

ただ、やったことがないのに勢いだけで作業を行うと、薄くて繊細な木枠を破損させたりしますから、適切な道具と慎重な作業が大切です。

もしそうした施工に自信がないようなら、やはり専門家に依頼して一連の交換工事をやってもらうようにして下さい。もし木枠が壊れても、マーヴィンから交換部材を入手することは不可能ですから、割ったり壊したりしたら終わりです。

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万一の際の補助ロック

岡崎市のお客様から掃出しサッシ(スライディングパティオドア)のロックが破損したので、調達したいというご相談を頂きました。

サッシは、ローウェン(Loewen)製のアルミクラッドサッシです。

掃出しサッシにはハンドル部分にロックレバーが付いていて、そこで鍵を掛けるのが一般的です。

ただ、いくつかの窓メーカーでは、可動ドアとハメ殺し(FIX)ドアとが重なる召し合わせ部分に写真のような二次的ロックが装着してあるものがあります。

ドアの下端に近い場所にあるので、あまり目立たず使っていないケースもあると思いますが、万一ハンドルロックが壊れてしまった時や少し家を空けるような場合に、こうしたロックを利用すると便利です。

こちらはローウェンの掃出しサッシに標準装備してあるものなんですが、他社の掃出しサッシに追加で付けることも可能です。

バネが付いたロックバーを押し込むと、バーがドアに明いた穴に挿入されて鍵が掛かるという仕組みですから、操作も非常に簡単です。

また、穴の位置をずらすことで、ドアを少し開けた状態でロックをすることも可能ですから、空気の入れ替え時にも安心です。

空き巣や泥棒被害に何か対策をしたいという方は、如何でしょうか。勿論、これ以外にも輸入の補助ロックがありますので、ご相談下さい。

<関連記事>: 微妙な違いで使えません (2023年7月22日)

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ドア位置を上げたい気持ちは分かります

昨日に引き続き岡崎市のお客様の輸入住宅でメンテナンスを行った話題を書かせて頂きます。

今回は、玄関ドアのドアヒンジ。

20年近くヒンジを一度も交換しないで、大工さんや建具屋さんにドア位置の調整だけをしてもらって乗り切ってきたおうちです。

毎日何度も開閉するヒンジですし、輸入のドアは非常に重いですから、その消耗も激しいものがあります。

10年以上お使い頂いていると、そのうちドアが下がってきて、敷居にドアの下端が当たってきてしまいます。そうなると、ドアの開閉に支障をきたしたり、ロックラッチの掛かりが悪くなって鍵が閉められなくなります。

普通であれば、消耗したドアヒンジを交換すれば終わりの話なんですが、大工さんや建具屋さんでは舶来のドアヒンジなんて手に入れることは出来ないと思います。

その為彼らは、ヒンジの位置を上に上げてドアを持ち上げるという施工をする訳ですが、その為にはドア枠に入れてある切り込みを大きくしてやらないとヒンジは上には上がりません。(今まで最低でも2回は、こうした調整作業を行ったようです)

私たちは適合する新しいヒンジに交換して、ドアの建て起こしも調整したのですが、ご覧の通り追加で切り込んだ部分が露出してしまいます。

すぐにドアヒンジを交換すれば、ドア枠にこんな傷を付ける必要はなかったのですが、私たちのような専門家を知らなければ、仕方がないことですね。

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ドアノブは、消耗品です

岡崎市のお客様から部屋のドアレバーが下がったままちゃんと動かないので直して欲しいというご相談を頂きました。

ドアレバーは、旧タイタン(Titan、Kwikset)製のツーレーンというシリーズのものです。

ご覧のように、内蔵されているバネが弱って、下がったまま上に上がらなくなっています。

こうなるとドアの開閉がしづらくなってしまい、もっと破損してくると部屋に閉じ込められたりするようになります。早急に直す必要がありますが、このドアレバー(ドアノブ)は既に生産中止となっていて、入手することが出来ません。

ただ、北米のドアノブは、取付けする為の穴の大きさや位置が標準的に決められていますから、他のアメリカ製品を調達してもちゃんと交換することが可能なのです。

今回は、同じメーカーのもので、少し可愛らしいデザインのドアレバーに交換しましたが、いずれ他の部屋のドアレバーも全て新しいデザインのものに置き換わると思います。

これも一つのリノベーション(改装・改善)ですから、こういう修理も楽しんでやっていって頂きたいと思います。

<関連記事>: ドアレバーにも寿命があります (2019年9月30日)

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キャラドン製上げ下げ窓のバランサー

昨日に引き続き愛知県の輸入住宅のメンテナンスの話題です。

今回の写真は、輸入サッシの修理調査をした時のものです。

窓は、カナダ キャラドン(Caradon)製のダブルハングサッシ。

非常に動きが固くて、開閉が全く出来ない状態でした。建具が窓枠の何かに引っ掛かっているのと、内蔵されているバランサーが不具合を起こして作動しないことが原因です。

ただ、これももっと深くにある原因は、殆ど操作をしてこなかったことと、日頃の掃除を全くやっていかなったことだと考えられます。つまり、家に対するお客様の無関心が、窓やドアの不具合を助長したということだと思います。

取り敢えず、何とか窓を開けて下窓の建具を取り外した様子が、こちらです。窓枠の中に螺旋状の金属の棒が見えますが、これが重い建具を持ち上げているバランサーの吊り金具です。

ここにゴミや汚れが溜ることで、バランサーの動きが悪くなり、最終的には窓が開けられなくなったという感じです。

スパイラルバランサーを使っている輸入サッシは、国内ではあまり多くはありませんが、それでも何度か修理をしてきましたから、交換部材の調達や交換・調整は問題ありません。

キャラドンのアルミクラッドサッシは、輸入住宅ブームの際に多く使用されていたようですから、交換時期に来ているものもあるはずです。

既にメーカー自体は存在しませんが、私たちのような輸入の専門家であれば、修理メンテナンスをすることは可能ですから、破損する前にご相談頂きたいと思います。

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ポケットドアの開閉不良

昨日愛知県のお客様からあちこち直して欲しいというご相談を頂いたという記事を書かせて頂きました。

今回は、そのおうちのポケットドア。

壁の中に明いたスリットの中に、ドアが引き込まれて開閉するという仕組みの引き違いドアが、ポケットドアです。

写真がそのドアですが、少し戸先の方が下がってきているのが分かります。こういう場合、ドアの下端が床に擦ったりして、ドアの開閉にブレーキが掛かります。

そうなると、ドアを開けるのが重くなりますから、自然とドアを開け閉めしなくなるという状況に陥ります。

上枠内にあるレールに戸車が入っていて、それがドアと連結されているのですが、それが外れてしまったか、それとも戸車自体が脱落してしまったかだろうと思います。

ただ、これを直そうとすると、ドア枠の一部を外してレールや戸車を露出させないと何も出来ません。

ただ、このドアを施工した大工さんは、そうした将来のメンテナンスを全く想定していないようですから、損傷しないように外すのは結構大変です。

勿論、専用の工具もないと全く調整も出来ませんから、そういう道具を持った専門家にお願いすることをして下さい。

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曲がるほど引っ張ったのか?

愛知県のお客様から輸入住宅をいろいろメンテナンスして欲しいというご相談を頂きました。

写真は、その1つ。こちらのサッシは、どこのメーカーのものか不明の掃出しサッシ(スライディングパティオドア)です。

一見何も悪くなさそうに見えますが、よく見るとハンドルを固定しているビスが1本なくなっています。また、このハンドルが上の方に行くに従って、湾曲しているのが分かります。

恐らく、ドアの開け閉めが相当重くなって、それを無理して力づくで引っ張ったりしていた為に、取付けビスが破損しハンドルの台座も曲がってしまったのだろうと思われます。

ドアの開閉が固くなった原因は、ドアの水平・垂直が取れていないということの他に、ドアが下がり過ぎて下枠のレールにドアが当たってしまったということが考えられます。

勿論、ドア下の戸車部品が摩耗していることも考えられますが、それよりも戸車周辺に砂やゴミが入り込んでいることの方が問題となります。

結局の処、住み手の掃除や手入れが不足していたのと同時に、建てた建築業者もメンテナンスについて知識や経験がなかったということが重なってこうなったのだと思います。

専門知識のある専門家によって、定期的に調整・メンテナンスを行っていれば、頑丈な輸入のサッシがこうなることはありません。(あと、ペアガラスも曇っていますから、こちらも交換が必要です)

失礼なことを言って申し訳ありませんが、自分のことを棚に上げて製品のことを悪く言う人がいますが、家に対する気持ちや熱意が失われていることが問題だと思います。

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ハンドルが壊れた訳ではありません

青森県のお客様からボウウィンドウに使われているケースメントサッシの修理をしたいというご相談を頂きました。

輸入窓は、ローウェン(Loewen)製のアルミクラッドサッシです。

ボウウィンドウとは、4~5枚の窓が弓なりに丸くなっているサッシのことですが、そこに付いている開き窓がうまく開閉しなくなったという不具合でした。

写真が破損した部材の様子ですが、クランクハンドルの根元に渦巻き状の金属棒(回転軸)が付いています。

これは通常開閉オペレーターの方に付いている部品ですが、それが折れてオペレーターから外れてしまい、ハンドルにその回転軸が固定された状態で写っています。

こういう時、多くのお客様はクランクハンドルが壊れて窓が開かなくなったとお考えになるのですが、そうではありません。回転軸を含めたオペレーターと呼ばれる開閉金物が破損して、回転軸だけが抜けてきているのです。

ただ、オペレーターは、窓の木枠の向こうに隠れるように装着されていますから、道具や経験のないお客様が交換作業を行うと、せっかくの木枠を破損させる可能性がありますので、出来れば専門知識のある業者さんに交換をご依頼頂きたいと思います。

そういう人なら、この不具合の原因がどこにあるかもチェックしてくれるはずですから、サッシそのものの調整も行ってくれると思います。

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外からは釘やビスは見えません

こちらは、熊本のおうちで掃出しサッシのドアを取り外した後の写真です。

シロアリと雨漏れで両方のドアの木枠が腐ってしまい、枠材の交換を余儀なくされました。

窓は、アメリカのリッチモンド(Richmond)製スライディングパティオドア。

窓開口は、幅2.4m・高さ2mもある大きなサッシです。ドアを修理する為に一旦窓枠から2枚のドアを取り外して、名古屋にある会社に持ち帰らなければなりませんから、修理をする間窓の開口を塞がなければなりません。

ただ、窓を塞ぐと言っても、隙間から雨風が入らないようにしなければなりませんし、外から空き巣が侵入出来ないように外からこの養生を外せない構造にしないといけません。

勿論、この開口と同じ大きさの構造用耐水合板は存在しませんし、補強用の材木を窓枠や建物に打ち付ける訳にもいきません。

そして、サイズに限りがある合板をつなぎ、それも外からではなく室内側から建物に傷を付けないように施工した様子が、この写真です。

養生を補強する為に数本ビスを外から打ってありますが、それはあくまで補強であって、養生そのものを分解出来るようにはなっていません。

雨が入りそうな隙間も全てなくしてありますから、何ヶ月かの期間は十分に防雨・防風・防犯といった機能は果たせるはずです。

どうやって施工するかを細かく説明するだけの記事欄はありませんが、事前の準備がなければ絶対に出来ない仕事であることは確かです。

<関連記事>: 熊本へのリッチモンド製サッシの修理調査 (2023年6月16日)

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熊本に来ています

昨日、一昨日と、熊本市の輸入住宅で輸入サッシのメンテナンスを行いました。

その模様はまた後日ご紹介しますが、今回は輸入の掃出しサッシの修理調査と破損した掃出しサッシのドアの引き取りがミッションでした。

全てのミッションが昨日のお昼過ぎに完了しましたので、その後昼食を食べてから熊本地震で大きな被害を受けた熊本城へ行ってきました。

写真は、熊本城の後ろ姿ですが、ほぼ元の姿に復旧していました。鉄筋コンクリート造で出来ていますから、内部は名古屋城のように様々なお城についての展示がされていましたが、やはり復旧に向けた意気込みが伝わってくるものでした。

これだけ見ると熊本城は元通りになったように感じるかも知れませんが、他の櫓(やぐら)類や石垣の多くは被害を受けた状態のままで、全てを復旧するのはあと30年は掛かるであろうとのことでした。

今までにも何度も地震の被害に遭ってきた熊本城ですが、その都度立ち直ってきた歴史を考えると、日本人の強さを感じます。でも、こうした大きな地震はどこでも起こることですし、それによって財産や人命が失われてしまうと思いますから、住宅の耐震という性能は一時しのぎなのかも知れません。

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