昨日、岐阜県のお客様の輸入住宅で、窓の建具を外して会社に持ち帰ったという記事を書かせて頂きました。
その際、空いてしまった窓の開口部を何かで閉じなければ、雨や風ばかりか外気も部屋に入り込みますし部屋の暖かな空気も外へ逃げてしまいます。勿論、防犯上の観点からもしっかり開口部を封鎖しなければ、大変なことになってしまいます。
ローウェン(Loewen)のケースメントサッシは結構大きくて、幅60cm 高さ120cmもありますから、養生の構造用耐水合板を張るにしても90cm x 180cmのものを1枚使い切るしかありません。
板を現場に合わせてカットして、外から釘やビスが全く見えない状態で施工をした様子がこの写真。仮説の養生ではありますが、なかなかきれいに仕上がっているでしょ。
板の厚みも9mmのものを使っていますから、当然窓ガラスよりも頑丈ですし、断熱性能も高くなっています。尚、板とサッシ枠との間に隙間が生じないように、室内側の板の周囲には防水パッキン材がグルリと回してありますから、気密性も高くなっています。
この3日間くらい急に花冷えしてきましたから、これだけやれば気温の変化がいくらかあっても、お部屋の温度は気にしなくても大丈夫ですね。
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