お知らせ

よーく見ると違います

本日、交換用の新しいバランサーが、アメリカから入荷してきました。

使用する輸入窓は、マーヴィン(Marvin)のファイバークラッド(アルトレックス IDH)のインテグリティ(Integrity)。

写真左は、以前現場から外してきた同じマーヴィンのアルティメット(Ultimate)ダブルハング(CUDH)用の古いバランサー。

写真右が今回入荷したインテグリティ用のバランサーですが、違いが分かりますか?ほぼ似たような形状をしている2つですが、鉄で出来た棒状の部分のデザインが異なっています。

それぞれのバランサーは、窓の側枠にある溝の中に挿入されているのですが、その溝の形状に合わせたデザインになっていますから、この2つには互換性がありません。

ですから、交換する際には溝の形状に合ったものを調達する必要がありますので、似ているからと言ってすぐに注文すると取付け出来ないということにもなりかねません。

あと、これらのバランサーが装着されるマーヴィンのダブルハングサッシは、比較的新しい製品です。1990年代の輸入住宅ブームの際にたくさん施工されたマーヴィンの古いタイプのアルミクラッド木製サッシ(CDH)のバランサーは、更に形状が異なります。

同じマーヴィンの製品でも年代やシリーズによってこれだけバランサーに種類がありますので、他の輸入サッシのバランサーも様々です。

バランサーに不具合が起きると窓が開けられなくなりますから、15年程度経った輸入サッシは、私共のような専門家に相談して壊れる前にバランサーを交換するようにして下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

破れたウェザーストリップを交換してきました

4月に輸入の木製玄関ドアの塗り直しを行った愛知県のお客様のおうちへ伺って敷居部分に装着されていた破れたウェザーストリップ(気密パッキン材)を交換してきました。

写真にはウェザーストリップは写っていませんが、どうしても靴で毎日踏んでしまう場所に付いていますので、塩ビの素材が破れてきてしまいます。

玄関ドア用のウェザーストリップは、ドア・メーカーによって形状や大きさも様々ありますが、そのうちの90%くらいは汎用性のある輸入のウェザーストリップが装着されています。ですから、私たちも少し多めに在庫をしていますので、すぐにメンテナンスに対応することが可能です。

勿論、敷居だけでなく、周囲のドア枠の両サイドや上枠、親子やダブルドアであれば、アストラガル(戸当たり)部分もウェザーストリップを交換出来ます。

木製ドアはどうしても湿気や温度で歪みが出てしまいますから、ドアの隙間はこうしたウェザーストリップを調節してやることで埋めてやる必要があります。

あと、ドアの塗り直しをして1ヶ月経ちましたが、防水塗装が木に馴染んできて美しさが増した感じがしませんか。高級感のあるツヤと言い、木目を引き立たせる感じと言い、パラペイントのティンバーケアは木部防水塗装の最高峰です。

<関連記事>: まるで新築時の美しさでしょ (2025年4月14日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , , , |

ガラスを入れて修復完了!

愛知県のお客様の処からお預かりしていたケースメントサッシの建具(障子)の修復が完了しました。

輸入窓は、マーヴィン(Marvin)のアルミクラッド木製サッシ。

以前建具の木枠の修理が完了した様子はお見せしましたが、木枠で見えなくなるガラスの端の部分に僅かに欠けがあるのを発見し、既存のガラスを急遽取り外して新しいペアガラスに入れ替えることとしました。

古いペアガラスを外すのは、マーヴィンの場合推奨されない作業ですが、私たち ホームメイドではガラスを外す方法を自前で確立し、ようやくここまで漕ぎ着けました。

ペアガラスは遮熱型のLOW-E断熱ガラスになっていますから、少し青っぽい色をしていますが、非常に美しく仕上がりました。

また、パラペイントのティンバーケアによる木部の防水塗装を実施し、外装のアルミカバーのつなぎ目も防水処理を施してありますから、雨対策も万全です。今回建具を修復する原因が、サッシの雨漏れによる木部の腐りでしたから、そういうことには人一倍気を遣って修理をしました。

それにしても、下枠の木が真っ黒に腐って穴が明いている程だったのが、全くの元通り以上の仕上がりになったことは素晴らしいことだと思いませんか。

マーヴィンの建具修理は非常に困難で、どんなにお金を貰ってもどこの修理業者もやりたがらない仕事だとは思いますが、それに挑戦するのが私たち ホームメイドです。

<関連記事>: 木部塗装前ですが、いい出来です (2025年4月28日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

比較的新しいマーヴィンのバランサー

京都府のお客様の輸入住宅にお邪魔して、ダブルハングサッシのバランサーを交換してきました。

輸入窓は、マーヴィン(Marvin)の比較的新しいアルティメット(Ultimate)というシリーズのアルミクラッド木製サッシ(CUDH)です。

写真はサッシから外してきた古いバランサーですが、上窓の両サイドに2本、下窓の両サイドに2本、合計4本のバランサーが1つのサッシに装着されています。

90年代の輸入住宅ブームの時の古いダブルハングとは、バランサーの形状が若干違いますから、新旧で互換性はありません。

今回現場から引き揚げてきたバランサーは、建具を吊り上げる為の吊りヒモが切れてしまい、バランサーの部品がバラバラになってしまいました。(バネが錆びて伸縮しなくなったり、バネ自体が切れてしまうこともあります)

新しいタイプのものとは言え、20年近くお使い頂いていた窓ですから、バランサーも既に寿命が来ている状態でした。

アメリカからもなかなか入手が難しくなってきているマーヴィンの交換部材ですが、サッシの大きさ・重量や仕様の詳細が分かれば、こうしたバランサーも何とか手に入ります。

勿論、バランサーの交換は素人のお客様ではハードルが高過ぎますから、調達だけでなく取付け・交換を含めた調整作業も私共のような専門家にご依頼頂くことをお勧めします。

マーヴィンだけでなく上げ下げ窓のバランサーは、15年程度が寿命ですので、定期的に交換していつも快適に窓を開けられるようにしておいて下さい。

<関連記事>: 同じメーカーでもバランサーは違います (2025年3月4日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

廃番でも代替はあります

静岡県のお客様から輸入サッシの建具(障子)が腐ったので、交換したいというご相談を頂きました。

輸入窓は、ペラウィンドウ(Pella)のアルミクラッド木製サッシ。

写真は、不具合があるというケースメントサッシの建具ですが、ガラスに接する下枠の部分が雨漏れで黒ずんでいます。

こちらのサッシは、ペラの中でも高級な部類に入るデザイナーシリーズのもので、本来であれば室内側に脱着可能なシングルガラスのフレームが1枚装着されていますが、こちらのサッシは取り付けた工務店さんにあった在庫のものを付けてもらったらしく、シングルガラスのフレームはどこかに行ってしまったようです。

今回のデザイナーシリーズの製品は何年か前に製造が終了していますから、交換用の部品を含めて入手不可になっています。

ただ、ペラはそういう場合に備えてか、既存のアーキテクトシリーズの建具をデザイナーシリーズの窓枠の大きさに合わせて作ってくれるというサービスを継続しています(尚、デザイナーシリーズの全てのサッシの建具が代替可能という訳ではありませんから、その点はご留意下さい)

ですから、多少建具のデザインは変わりますが、既存の窓の交換・修理は問題なく可能ということです。

また、私たち ホームメイドは、新しい建具が入荷した際には、自社で屋外側のガラス防水処理や木部の防水塗装を行いますから、将来同じトラブルが起きるリスクは極端に少なくなるように思います。

ただ、建具の金額やアメリカからの送料は、20年も前と比べて4~5倍程度にはなっていますから、メンテナンス費用はそれなりに掛かります。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

空回りしたら、何を交換する?

東京都のお客様からご依頼を頂いて、ケースメントサッシ(横に開いていく窓)の開閉金物を交換しに伺います。

サッシは、クレトイシ(旧サーティンティード、CertainTeed)の樹脂製サッシなんですが、クランクハンドルを回しても窓が開いていってくれないという不具合でした。

クレトイシのサッシは、輸入の開閉金物を使っていますが、写真のように開閉する際のハンドルの回転方向が付いた独自シールが張ってあります。

今回の不具合は、開閉金物のアームを動かすギアが摩耗してきているのと、ハンドルの黒い取付け部分の穴が摩耗してオペレーターの回転軸と連動せず空回りしてしまうことが問題でした。

ハンドルの黒い取付け部分は樹脂で出来ている為、しっかり固定が出来ていなかったり、建具(障子)の開閉動作が固くて無理にハンドルを回したりすると、樹脂が削れて空回りすることとなります。

今回は、オペレーターとハンドルの両方を交換する形ですが、どちらか片方だけが悪い場合もありますので、単純にクランクハンドルだけとか、オペレーターだけとか決め付けないで、どちらも不具合を疑って掛かることが大切です。

尚、クランクハンドルは、根元部分が樹脂ではなく、鋳物で出来ているものもありますので、少し形は違いますがそういう壊れづらいタイプにするという方法もあります。

それから、建具の開閉が固い場合は、こうした部材を交換する際に必ず窓の調整作業を行うようにして下さいね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

暑かったですねぇ

今日の愛知県は28度という気温になり、慣れない私は外仕事で相当へばりました。

インシュレート(Insulate)の樹脂製ボウウィンドウのガラス交換をしに、お客様のおうちにお邪魔したのですが、サッシが南向きの為もろに日差しが当たる厳しい環境での作業となりました。

写真は、4枚のペアガラスの交換をしている途中を撮ったものですが、両サイドのケースメントサッシ2枚についてはペアガラスの交換を完了した状態です。

中央のハメ殺しサッシの2枚については、これから交換という状態ですが、新しいLOW-E断熱ガラスと比べると古い曇ったペアガラスとの違いが歴然としています。

LOW-Eガラスは、外からの熱線を跳ね返すという遮熱効果だけでなく、青っぽい色からも分かるように紫外線も80%以上カットしてくれます。

今回交換することになった原因は、隣の駐車場からの飛び石によるガラスの割れやペアガラスの内部結露であったのですが、これだけガラスがきれいになってパワーアップもするのはお客様にとっては素晴らしいことだと思います。

暑い中、ガラス交換だけでなく外部の防水処理や建具内部の掃除といった作業も行いましたので、きっとまた長くサッシをお使い頂けるのではないでしょうか。

<関連記事>: 押縁周辺は隙間だらけ (2025年4月12日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

こんな感じで仕上がります

私共が在庫で持っていたファイバーグラス製ドア用の木目調専用塗料をサンプルテストしてみました。

下地は、ドア表面に張られている木目がデザインされたファイバーグラスのパネル材を使用しています。

写真は、様々な木目が塗装でどのように出るかを試す為に、板目と柾目が入ったパネル材を使用して、専用塗料も3種類の色を塗ってみました。

専用塗料は、下地に着色する為の着色塗料と着色塗装を保護する為のトップコート(表面をカバーするクリア塗料)の2種類が同梱されています。

今回はそれら2種類の塗料を塗った状態で、写真を撮りました。木目塗装は技術とセンス、根気がないとうまく仕上げることは出来ませんが、テストとは言えなかなかきれいに木目を付けることが出来ました。

勿論、下地のファイバーグラスのパネル材に、木目を再現出来るような模様が付けられているから、このように仕上げることが出来ますが、ドアの表面がフラットであったり、木目模様が溶剤で溶けて薄くなったりサンドペーパーで削ってなくなってしまったりすると、こういう木目にはなりませんから、注意が必要です。

また、輸入の木目調専用塗料を使わずに、ベタ塗りのペンキなどを使ったりすると、折角の木目が消えてその雰囲気は失われてしまいます。

木目調のファイバーグラス製玄関ドアの塗装は、外壁を塗り替えるタイミングと同じ10~15年毎です。塗装の表面が白くボケてきたり、着色の色が薄くなってきたら、塗り直しをするようにしたいものです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

今でも交換は可能です

岐阜県のお客様の輸入住宅で、スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の交換メンテナンスを行いました。

輸入窓は、ペラウィンドウ(Pella)製プロライン・シリーズのアルミクラッド木製サッシ。

可動側ドアの下端の木枠が腐ってきていて、ドアの開閉もしづらくなってきたということで、交換することになりました。

また、ドアが開いた際に、ドア枠にドアが直接ぶつかることがないようにバンパーと呼ばれるゴムの戸当たりが付いているのですが、こちらも劣化して千切れてきているようなので、一緒に交換するように手配しました。

現場に持ち込む前に、ペアガラスの外部の周囲を防水処理し、室内側のドアの木枠もきれいにティンバーケアで防水塗装を施しました。

写真がドアの交換を終えた様子ですが、やはり新品のガラスはきれいですね。LOW-E断熱ガラスになっていますから、少し青みがかった色をしているのが分かります。

この新しいドアには木製の飾り格子は付属していませんから、既存のドアに付いていたものをそのまま流用することにして、その分費用を抑えました。

勿論、ハンドルやロックレバーも正常でしたので、これらも全て付け替えました。(尚、内蔵されているロックケースは新しいドアに付いてきましたので、それは新品になっています)

築23年にもなる輸入住宅ですが、未だにこうして交換部材が調達出来るのは、国産製品にはないアフターサービスです。(ただ、円安やアメリカの長年のインフレで価格は随分と上がっています)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , , , |

防水塗装だけでは中途半端?

東京都のお客様から、パラペイントの屋外用木部防水塗料 ティンバーケアが欲しいというお問い合わせを頂きました。

何でも輸入サッシのアンダーセン(Andersen)の木部塗装をしたいとのことで、私共のティンバーケアの調達をと思われたようです。

写真は、塗装をしたいというスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の状態です。

木製の飾り格子が装着されていますが、その枠部分にはたくさんのカビが付着していて、黒くなっています。また、その下のドア本体の木も何やら黒ずみが広く出ている感じです。

こちらの写真だけでは断定することは難しいですが、もしかしたら屋外側のガラスの周囲から雨水がドア内部に入り込んで、中で木を腐らせていることも考えられます。

その水分が表にも出てくるくらいになれば、ドアに黒ずみが表れますし、飾り格子にもカビが発生するように思います。実際のところがどうかは、現場で詳細をチェックする必要がありますが、まずは外部の防水処理をしてこれ以上の水の浸入を防ぐ必要があるでしょう。

また、木部内の腐りが酷いようなら、木部を入れ替えるか、ドア自体を交換することも考えなければなりません。

勿論、それ程大したことがないようなら、ティンバーケアで防水塗装をしてやれば、ある程度効果はあると思いますが、それでも中に腐朽菌が繁殖していれば、徐々に腐りが進行しますから、近い将来何らかの対処が必要になるように思います。

防水塗装は腐る前に行う予防対策で、腐った木を修復出来る訳ではありませんから、その点の理解が必要です。出来るだけ早く私共のような専門家に相談して、お客様にはメンテナンスの計画を立てて頂きたいですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , , , , |