本日、交換用の新しいバランサーが、アメリカから入荷してきました。
使用する輸入窓は、マーヴィン(Marvin)のファイバークラッド(アルトレックス IDH)のインテグリティ(Integrity)。
写真左は、以前現場から外してきた同じマーヴィンのアルティメット(Ultimate)ダブルハング(CUDH)用の古いバランサー。
写真右が今回入荷したインテグリティ用のバランサーですが、違いが分かりますか?ほぼ似たような形状をしている2つですが、鉄で出来た棒状の部分のデザインが異なっています。
それぞれのバランサーは、窓の側枠にある溝の中に挿入されているのですが、その溝の形状に合わせたデザインになっていますから、この2つには互換性がありません。
ですから、交換する際には溝の形状に合ったものを調達する必要がありますので、似ているからと言ってすぐに注文すると取付け出来ないということにもなりかねません。
あと、これらのバランサーが装着されるマーヴィンのダブルハングサッシは、比較的新しい製品です。1990年代の輸入住宅ブームの際にたくさん施工されたマーヴィンの古いタイプのアルミクラッド木製サッシ(CDH)のバランサーは、更に形状が異なります。
同じマーヴィンの製品でも年代やシリーズによってこれだけバランサーに種類がありますので、他の輸入サッシのバランサーも様々です。
バランサーに不具合が起きると窓が開けられなくなりますから、15年程度経った輸入サッシは、私共のような専門家に相談して壊れる前にバランサーを交換するようにして下さい。
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