お知らせ

皆さん、ハンドルが壊れたと言われます

愛知県のお客様から先日ご相談頂いた中古の販売物件の修理ですが、月曜に現地調査にお伺いさせて頂きました。

輸入窓は樹脂製サッシのカナダ キャラドン(Caradon)製。

先日記事として書かせて頂いた以外にも、たくさん不具合があることを確認させて頂きました。新築から20年以上経っている感じですが、全くメンテナンスが行われていないといった状況ですから、無理もありません。

今回ご紹介するのは、ケースメントサッシの窓が閉まらないという問題です。オペレーター・ハンドルを回すと窓が開いていくのですが、逆に閉じようとしても窓が閉まる方向に全く動いてくれません。

お客様はハンドルに不具合があるというふうに考えていらしたようですが、開く時に正常に操作出来ますから、クランクハンドル自体には問題はありません。

こういう場合、不具合はオペレーターのギアが削れていて噛み合わず一方向からギアを回転させる時にだけ空回りをしてしまったり、ハンドルが接続しているオペレーターの回転軸が折れてしまって、一方向のみ操作出来る状況になっているのが原因です。

何れにしても、オペレーターそのものの不具合ですから、ハンドルを交換しても意味はありません。この窓に付いているものと同じオペレーターを調達して、窓がスムースに動くように調整してやれば、修理は可能だと思います。

ただ、ウィンドウヒンジにも問題がある場合もありますので、問題を単一に考えず複数の原因がないか確認しないと、問題解決しないかも知れませんよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

近所の看板をリニューアル

会社の近くの信号のある交差点に、2010年に路上看板を立てさせて頂きました。

それから14年。南面の看板が太陽光や雨風に曝されて劣化してきました。

看板をお願いした広告会社に相談した処、快く付け替えを承諾して頂けました。

以前は雰囲気重視の輸入住宅らしい看板でしたが、新築よりも修理やリフォーム・メンテナンスの仕事が多くなってきたことから、コンセプトを「輸入住宅専門の修理」ということにして、実際に修理やブログ記事を書く私を前面に出したものにしてみました。

どちらか言うと、野暮ったくて目立つという感じですが、それで目に留めて頂ければ私たち ホームメイドのことを知って頂けると思います。

兎に角、輸入住宅のメンテナンスを相談する先がないというお客様が多いですから、NETだけでなくリアルな路上看板でも私たちを覚えて頂くことが大切です。

ですから、私たちの路上看板は、日進市内に2ヶ所だけですが、設置させて頂いております。勿論、NETで検索頂いても様々なメンテナンス記事をご覧頂けるように今後共努力を続けますから、宜敷くお願いします。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: ご案内・注意情報 | タグ: |

同じものがないんです

愛知県のお客様のおうちに伺って、輸入サッシのガラス防水の仕事を行ってきました。

輸入窓は、木製アルミクラッドサッシのサミット(Summit)製です。

防水処理の作業は問題なく終わったのですが、ダブルハングサッシの開閉があまりスムースではなく、よく見たらバランスシューが破損して外れているではないですか。

写真は、そのサッシに付いていた不具合のあるバランスシューと、私共が以前他のおうちで外した正常な古いバランスシューです。

バランスシューにはクラッチと呼ばれる金属の部品が付いていますが、この上に建具(障子)に付いているピボットバーが載ると、クラッチのストッパーが外れてバランサーのバネの力が建具に伝わり、建具を持ち上げることが可能となります。

ですから、これが壊れていると、重い建具をバネの力で支えることが出来ず、窓を開けようとしても建具が落ちてきてしまう状況となります。

ただ、両サイド窓枠に付いているバランスシューの片側だけが破損してももう片方で持ち上げていますから、建具が傾いて窓が固くて開けられないなんてことになるかも知れません。

このバランスシューは北米でも既に生産が終了していますから、同じものは手に入りません。ではどうしたらいいのかということになりますが、これの改良版のものであれば入手は可能です。

輸入の上げ下げ窓が開けられないというお客様は、もしかしたら同じようなトラブルかも知れませんから、部品の調達や取付け・調整を私共のような会社にご相談されては如何でしょうか。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

壊れたら、鍵が開いちゃいます

宮城県仙台市のお客様が弊社までわざわざお越し頂いて、修理作業をご依頼を頂きました。

破損したのはスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のロックケース。

メーカーは、カナダで樹脂サッシを含めて輸入建材全般を提供していたヴァイスロイ(Viceroy)です。

普通は建築した大手の輸入住宅会社が修理・メンテナンスを行うのでしょうが、ちゃんとした対応をしてくれないということで、壊れた部品を持ち込んで頂き私共が直すことになりました。

写真は、修理の際に外した壊れたロックケースの中を明けて、分解した様子ですが、ロックラッチを出し入れする為の小さな板バネが折れて外れてしまっています。

バネでラッチを出した位置で固定したり、中に入れた状態を保ったりすることが出来るのですが、これが折れた為にラッチが自由に動く状態になっています。

ロックレバーを動かせば鍵を掛けたり閉めたりすることは、これが壊れていても出来るのですが、ラッチが自由に動く状態なので勝手に鍵が外れてしまうなんてことにもなる為、防犯上は危険です。

通常はロックケースを分解することは出来ませんし、板バネだけを海外から調達することも出来ませんから、ロックケース自体を交換する必要があります。

ただ、このロックケースはハウジングと呼ばれるカバーと一体型になっていますし、そのハウジングは今現在入手不能になっている為、古い既存のハウジング部品と壊れたロックケースを外して、新しいロックケースを古いハウジングに付け直す必要があります。

でも、このハウジングが鋳物で出来ている為、ロックケースを外そうとすると固定部分がパキッと折れて、新しいロックケースを固定出来なくなるというトラブルも発生します。

そうなると、いくら新しいロックケースを用意してもドアに固定出来ないということになるので、修理不能な状態に追い込まれるのです。

私たちは、ロックケースを調達することも可能ですが、固定部分が破損しないようにハウジングを外したり、万一破損してもそれを補修してしっかり固定出来るように直すこともやれます。

今回のお客様のものも一部固定部分が折れていましたが、うまく補修してハウジングと新しいロックケースを一体化させることが出来ました。

本来であれば、現場まで伺って鍵の部品を修理した後、ドアの建て起こしや鍵の掛かり具合の調整まで行うのですが、今回は鍵部品のみの修理と予備のハンドルセットやロックレバーの受渡しのみを行いました。

また、どうしても現場での修理・調整が必要となった場合は、交通費等の経費は掛かりますがお邪魔して作業をさせて頂くと思います。多分そういうことをやってくれるのは、私たち ホームメイドくらいしかないかも知れません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

似たものでも中身は違います

愛知県のお客様から洗面の水栓金具を修理したいというご相談を頂きました。

写真を見ると、ヤスダプロモーション製のものに非常に近いデザインです。

そこで、ヤスダさんに問い合わせをしてみましたが、細かな部分に違いがあって自社の製品ではないという回答がありました。

非常に似ているので使われている部品も同じではないかと考えるのが一般のお客様の考えですが、メーカーが違えば使われている部品も違うものです。

蛇口(吐水口)から水がポタポタ落ちるというトラブルの場合、通常は内蔵されているカートリッジバルブを交換すれば元通りなんですが、安易に違う水栓メーカーのものを調達してもほぼ100%取付けは出来ません。

ですから、もったいない気もするんですが、古い水栓金具は廃棄して新しいものを取り付けるというのが、遠回りのようで最も近い方法です。

古い水栓金具をお使いの皆さんは、将来のメンテナンスの為に必ず施工時期やメーカー名、品番・品名といった記録をなくさないようにして下さい。輸入水栓は、10年以上経っても交換部材が製造されているケースが殆どですから、何かあっても修理が可能かも知れませんよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

これでは窓は開けられない

愛知県のお客様から中古の輸入住宅のメンテナンスについてご相談を頂きました。

不具合があるのは輸入サッシなんですが、既に窓メーカーはなくアフターサービスもありません。

そのメーカーは、カナダのキャラドン(Caradon、CWD)社。

いろいろ窓に問題があるようですが、今日はそのうちのケースメントサッシについて書かせて頂きます。

写真は、建具(障子)を窓枠に固定して開閉する際の支点となるウィンドウヒンジのスライダー(黒い部品がレール内を左右に動いて建具を開閉させる)。

この黒い部品の上には建具にウィンドウヒンジを固定する為のアーム部品が付いているはずなんですが、それが錆びて外れてしまっているようです。

つまり、ウィンドウヒンジが建具と適切に繋がっていない状況ですから、サッシを正常に開閉出来るはずはありません。

この場合、錆びて欠損してしまったウィンドウヒンジを交換すればちゃんと直るのですが、国内でそれを入手することは出来ません。

でも、諦めるのは早いかも知れません。キャラドンの製品は恐らくサッシの汎用部材を採用していると思いますから、部品メーカーから交換部品を調達出来るのではないかと考えています。

それでも、ウィンドウヒンジは種類や大きさが様々ありますから、実際の部品の大きさや形状を確認して、それと同じものを探さなければなりません。

また、どうしてウィンドウヒンジが錆びてしまったのかについても、しっかり検証することも大切です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

ヒンジが減ると、こうなります

岐阜県のお客様の玄関ドアを直しに行ったということで、何回かドアヒンジの記事を書かせて頂きました。

蝶番同士が擦れ合って、金属が酷く減ってしまったヒンジの様子は、ちょっと衝撃的でしたよね。

でも、ヒンジが減っただけであれば、恐らくお客様は何も気にされなかったと思います。それは、ヒンジの摩耗が直接的に暮らしに影響しないからです。

お客様にとって問題なのは、ドアヒンジが摩耗することによって玄関ドアが下がり、敷居(ボトムシル)や土間にドアが当たってくるようになって、ドアの開閉に支障が出る状況になることです。

また、ドアの下がりは、ドアのロック(鍵)の位置にも影響しますから、鍵が掛からなくなったり、掛けづらくなったことで無理な操作をして鍵自体をも破損させてしまう状況もあり得ます。

写真は、そうなったドアがアルミの敷居材を深く傷つけた様子です。軽く擦っただけであればいいのですが、ドアがゆっくり下がってきた状況で何度もドアを開け閉めしようと動かした結果、えぐれたような傷が付いてしまいました。

今はドアヒンジを交換すると共に、ドアの高さを上に戻すという調整作業を行いましたから、見事にドアが軽く動くようになりましたが、それまでは相当玄関から出入りするのに苦痛だったと思います。

皆さんももし玄関ドアの敷居に傷が付くようになったとしたら、まずはドアヒンジの状態を確認して、出来るだけ早くヒンジ交換とドアの調整をするようにして頂きたいと思います。因みに、重い輸入ドアを支えるドアヒンジの寿命は、15~20年です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

輸入ドアヒンジ、あれこれ

昨日、玄関ドアの摩耗したヒンジについて記事を書かせて頂きましたが、ドアヒンジの種類について更にご紹介をしたいと思います。

輸入ドアに使うヒンジは様々な種類のものがあるのですが、一般的なものをいくつかピックアップして、写真に撮ってみました。

写真の中には2つ程摩耗して取り外した輸入ヒンジも入っていますが、そのどちらも20年近く交換しないで使い続けたものになります。

幅・高さ共102mmのものは、昨日記事で紹介した玄関ドア用の輸入ヒンジ。幅・高さ共89mmのものは、室内ドア用の輸入ヒンジです。

ここまで金属が摩耗していると、ドアが下に擦って開閉しづらくなるという現象が発生します。

ドアヒンジには、様々な幅や高さのものがありますが、102mm(4インチ)のものがスタンダードで、室内用は89mm(3.5インチ)が標準的です。

一部127mm(5インチ)という大きなものが存在しますが、これらは日本の輸入住宅向けに特別に作られたものと考えていいでしょう。

また、ヒンジの角もいくつかあって、四角い直角のものや僅かに角が丸くなったもの、大きく丸くなったものの3種類がありますが、ここの写真にはないタイプで、左右の蝶番の角が四角と丸という形で違っている非対称のものも存在します。

どうして角の形状が違うのかについては、私たちでもはっきりしませんが、ヒンジを取り付ける際はドアにヒンジの形で浅い彫り込みを入れてヒンジがずれないように固定します。

輸入のドアは、中が空洞になった日本製のドアよりも重いですから、そういう意味でもドアヒンジの固定は大切なのだと思います。

それから、ヒンジによっては上下が決まっているものがあったりもしますから、それも間違えないようにしたいものです。(上下があるものは、防犯対策として心棒が外れない構造のものだったりしますから、そういったものを選ぶことも安心に繋がります)

何れにしても、ドアヒンジは15~20年で交換すべき消耗部材です。交換する際は、形状や穴の位置が同じものを調達して、出来るだけドアの位置が新築時と変わらないようにしてやることが大切です。

ただ、新築時に取付け方法を間違ったり、失敗したりしているケースもありますから、専門家に相談しながら適切な施工をするようにして下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

20年でここまで減ります

岐阜県のお客様の輸入住宅で、ドアヒンジの交換作業を行ってきました。

ヒンジ交換は、玄関ドアだけでなく、室内ドアのヒンジも交換してきたのですが、どれも5mm以上擦り減っていて、ドアが土間や床に激しく擦っている状態でした。

勿論、ドアが下に擦った状態では開け閉めが出来ませんから、ドアノブを持ち上げながらドアを上げた状態で開閉をしていたそうです。それでももう限界ということで、私たちにお呼びが掛かったという次第です。

写真は、玄関ドアの新旧ドアヒンジです。古いドアヒンジは、蝶番同士が擦れて酷く金属が減っていますので、黒い鉄粉が付いてヒンジが変色しています。ここまでよく我慢して使ってこられたなぁと、感心する程です。

交換用に持っていった新しいヒンジは、蝶番の間に金属のベアリングを装着してありますから、蝶番同士が当たることを軽減してくれます。

確かにこういうことをしてあると、ヒンジの摩耗は少なくなるはずですが、それでも毎日何度も開け閉めする場所ですので、15年くらいしたら、また交換して欲しいと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

閉まりが悪いのも直しました

千葉県の輸入住宅に住んでいらっしゃるお客様の処にお伺いして、シングルハングサッシのバランサーを交換してきました。

輸入窓は、樹脂製のサーティンティード(CertainTeed)。

写真は、そのサッシに付いていたロック金物です。

バランサーを新しいものに交換して、交換時に必要な樹脂製のテイクアウト・クリップも経年劣化していましたので、一緒に交換してきました。

通常であれば、建具(障子)の開閉がスムースになったのを確認してメンテナンスを終了する処ですが、サッシに付いていたロック金物の調子が悪く、鍵がちゃんと掛からない状況でした。

このロックは、建具を下へ降ろすとカチッという音がして自然に鍵が掛かってくれるようになっているはずなんですが、カチッという音がしてくれません。

ですから、建具を上に持ち上げると簡単に窓が開いてしまう状態です。そこで、金物の掃除をしたり、潤滑剤をスプレーしたりしてメンテナンスを行った処、ちゃんと鍵が閉まるようになりました。

こちらのロック金物は、非常に珍しいタイプのものになりますので、交換部品を調達するのも結構大変ですが、壊れることが少ないような感じがしますので、こうしてメンテナンスをしてやれば長くお使い頂けるように思います。

ご依頼頂いたのはバランサー等の交換だけでしたが、ロックの調整まで余分にやってしまうのが私の性分なんでしょうね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |