整然と並ぶインナーガレージ、リビングの暖炉。
ダークオークのインテリアは、まさに大人の空間
この輸入住宅のデザイン・コンセプトは、アメリカ ボストンにあるような古いレンガ積みの倉庫。倉庫の中には、自分の愛車やバイクと語り合う広いスペースが隠されている。
家族と語らう為の空間は、ガレージとは完全に分離された静かな2階。イングリッシュ・パブを思わせるカウンターキッチンや薪ストーブのあるリビングは、ドライウォールが安らぎを提供します。
レンガ積み外壁という奥行き
夕日に照らされたオレンジ・レッドのレンガ。レンガの厚さによって、窓が奥まった感じになっているのは、本物のレンガを積んでいる証拠です。また、窓下のグレーのボトムシルも、重厚感を増すアクセントとなっている。イギリスのレンガ職人によって、1個1個手積みされたという気の遠くなるような時間と手間がここにあります。
窓横の輸入した照明器具は、美しいカーブを描くガラスが用いられています。そこには、ヨーロッパへの憧れのようなものを、見る人に感じさせるかも知れません。100年前に建てられたあのJR東京駅丸の内駅舎に通ずるレトロ・デザインがここにも隠されているのです。
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書斎から見えるビルトイン・ガレージ
リビングから隔絶された静かな書斎。小さな空間だが、ここには一人きりになれる豊かさがある。デスクワークに疲れても、ガラス越しにはバイクと車が美しく輝いている。
ただ問題なのは、あまりに近すぎてすぐに車を触りたくなってしまうこと。工具も部品も、まだまだ欲しいものはたくさんある。そういうものをコツコツ買い揃えることも、楽しみの一つとなる男の空間かも知れない。
さあ、手元のリモコンで木製のガレージドアをオーバースライドさせて、出掛けようじゃありませんか。そして、仕事のストレスを解消しましょう。
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レンガの夜景
夜のとばりが下り、リズミカルな温かな光が、3連のガレージドアを照らす。窓からの明かりは、家族の幸せを感じさせずにはいられない。複数の窓の位置やガレージドアの配置は、外観の善し悪しを左右します。
だから、間取りのプランをする時には、外観のデザインまで意識をしておくべきなのです。そういう気配りは、デザイナーのセンスと経験でしか達成できず、それは家の価値にも影響するのです。
ティファニースタイルのステンドグラス照明
広いダイニング・カウンターを照らすプチ照明。こんな小さな照明のデザインにこだわる人こそ、私たち ホームメイドのお客様と言えるのです。落ち着いたダークオークのインテリアに咲いたガラスのお花。ちょっとした彩りが、その空間を引き立たせる役目を果たします。
こうしたお洒落は、輸入照明であれば比較的簡単に成し遂げられます。数千種類ものラインナップの中から自分の好みを選べられるなんて、素敵なことですよね。これこそ、家づくりの醍醐味ではないですか。そう、家づくりは、エンターテイメントなのですから。
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ブレックファースト・カウンターのあるダイニング・キッチン
ダークオークで統一された輸入キッチン。照明の光と影が、ドライウォールで仕上げられたアーチの壁を際立たせてくれます。暮らしの豊かさと家族との団らん。この空間では、ハイセンスと機能性の両立を目指してデザインしました。
奥様が朝食の支度をしている最中、子供たちはダイニングの方までフラットに大きく張り出したカウンターに座ってお話しします。家族のコミュニケーションも、ホームメイドはデザインします。
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ペパーミント・グリーンの子供部屋
ドライウォールで使う塗料、PARA PAINTSの色は2,400色以上。だから、こんな微妙な壁の色でも完璧に作り出すことが出来るのです。窓やベッドの白さとの対比は、絶妙ですね。
床材は、敢えて無垢のナチュラル・パインを使いました。ヒノキのような柔らかさと自然素材ならではの香りが室内を包みます。こんな屋根裏部屋なら、子供たちの心も豊かになるはずです。
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