レッド・オーク (Red Oak) は、ブナ科コナラ属(オーク)の落葉広葉樹。全てアメリカ大陸産で、主に北米産と言われている。日本では、一般にナラ材として知られていますね。
(ヨーロッパのものは、ホワイト・オークとして区別され、ウイスキーの樽にも使われる)
心材が赤みがかっている為、レッド・オークと呼ばれるが、辺材はシルバー・グレイン(グレー)になることもあるという。ワックス等で塗装すると、本当にオークはきれいです。
木の目は荒々しく、男性的で力強さを感じさせる木肌を見せてくれます。また、堅い材質故に消耗に耐えるという理由で、輸入住宅に限らず、日本では主に合板フローリングの表面材として用いられたり、机やイス、テーブル、食器棚などの家具の材料としても利用されてきた。
20年前の輸入住宅であれば、ブルースやロビンスといったメーカーのオークの無垢の床材がもてはやされたが、今は殆ど見かけることはなくなりましたねぇ。ただ、堅い床材は、ダイレクトに当たる足の裏にとっては早く疲れを感じさせるということも・・・。だから、新築当初は、スリッパ等を履かれることをお勧めします。
また、この堅く強靭な性質から、フローリング以外に玄関ドアやキッチン・洗面キャビネットの素材として輸入することが、しばしばあります。合板ではない本物の無垢のオーク材は、木そのものの調温・調湿作用があり、自然素材を多用する輸入住宅のシンボル的な材料と言えるかも知れません。
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