岐阜市の輸入住宅 N邸では、外壁のレンガ積みが終わり、ドライウォールの下地施工もほぼ完成しました。
ドライウォールを仕上げる為の塗装はまだ終わっていませんが、下地だけでも本当にきれいです。写真だけで本物の美しさをご覧頂けないのが残念ですねぇ。
さて、今回は、ドライウォールの本物と偽物でどこが違うかをお見せしましょう。(勿論、途中の施工も全然やり方が違いますが、それはまたの機会にご説明したいと思います。)
正しい当社の施工と他社の間違った施工の写真を比べると、どれくらい違うかお分かり頂けますね。石膏ボードの張り方も全然違うでしょ。使っている石膏パテも、私たちのような天然石膏でなく、化学物質を含んだ国産の化学石膏のパテを使っているのが分かります。化学石膏のパテを使う理由は、塗ってからの乾きが早い為、すぐ次の工程に取り掛かることが出来るからです。つまり、安全性や美しさより、施工業者側の都合である施工性を重視しているのです。
石膏ボードの張り方が違うと、壁にクラックが入るリスクが高くなります。石膏パテの材質が違うと、石膏ボードのジョイント部分(つなぎ目、目地)の柔軟性がなくなります。内装の枠材等を取り付けると、枠の下になっているジョイント部分にパテが施工出来ないばかりか、枠材等が汚れないようにカバーする手間(緑の養生テープ)が増えてしまいます。
材料や施工の順序を正しくしないのは、施工性を上げて工期を短縮し、高い利益を確保する為であって、お客さんの利益や思いを考えてやっている訳ではありません。
仕上げてしまえば分からないから安上がりにやってくれというお客さんは、私共のお客様ではありません。いい仕事や美しいデザインこそ、私たちのお客さんが望んでいるものであるとホームメイドは考えます。
いくら安くても、間違った施工では誰も納得しないですよね。これ以外にも、ドライウォールの施工にはいろいろなノウハウが詰っています。この「お知らせ」記事やHPで、その詳細を広く公開していますので、どうぞ参考となさって下さい。
自分たちの秘密にせず、あらゆる情報を皆さんに提供するという私たちの考えや建築に共感され、資材の入手や施工・建築を希望される方は、ご相談下さい。
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